與那嶺恵理選手リオデジャネイロ五輪壮行会

2016年07月15日 22:00

7月14日に天王洲に浮かぶ水上ラウンジ「T.Y.HARBOR」(ブルワリーレストラン)にてサプライズ開催された與那嶺恵理選手のオリンピック壮行会に招待して頂きました。

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オリンピックが決まったらここでお祝いしようと決めていた場所だそうです

会場には與那嶺さんのご親族、学校の恩師やスポンサーの皆様、パーソナルコーチの武井さんはもちろんバックアップをするバイクショップForza!関係者の方々など極々近しい仲間による暖かく最高のパーティーでした。

Eri Yonamine

ヨネックス会長ご夫妻も外国の方々との打ち合わせを終えて駆けつけ、ヨネックスが自転車事業に乗り出し、そしてオリンピック出場に至る貴重なお話を聞かせてくれました。会長による鶴の一声でロードバイク開発がスタートしたが、関わりは年に一度、サイクルモードに顔を出すだけなんて話で会場を沸かせました。ヨネックスはバドミントン、テニス、スノーボードでオリンピックで使われていて、今回は更にゴルフとロードバイクがリオの舞台へ旅立つ事になると。

2017 YONEX CARBONEX

社内では「リオはもしかして無理かも・・・」なんて声もあったようですが見事にそれを與那嶺さんはひっくり返しちゃいましたね。與那嶺選手の努力も去ることながらラケットで培った開発力により短時間で見事にロードバイクを完成させてしまったのは驚くべき事。一足先にリオ五輪で使用する2017年モデルのバイクが壇上に上がっていました。ヨネックスのコーポレートカラーを纏い、グラフィックは今までで一番カッコイイと感じました。

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自転車メディアも取材に来ていました

会場では、急遽Giro Rosaのメカニックとして帯同することとなった東さんに面白い話を色々聞かせてもらい、與那嶺さんのご両親やご友人にも興味深い話を聞かせてもらいました。名門神戸女学院から筑波大学体育系へ進学する時のエピソードなんてステキでしたよ。

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「よく二人三脚で・・・って言われるけど、それは武井さんの奥さんに失礼な話で、全く他人だった大学生を下宿させてくれて御飯を作ってくれて、子供達と一緒に遊んで・・・そのお陰で今がある」と三人六脚であった事、それ以上にこうやって応援してくれる人達の力があったからこそがんばれた、俺(私)たちがオリンピックに送ったくらいに思って欲しいと感謝の言葉を述べる與那嶺さん。ココで私はちょっと泣きました。

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與那嶺さん、武井さん曰く「2015年の全日本ロードでは卑怯な走りをした」と。

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2015全日本XCでは素人目から見ても迷いを感じるような走りでしたが・・・

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世界選手権にも出場したCXではとにかく楽しんで走っている姿が印象的でした

「1000回喧嘩をして、時には涙を流した。当初目標はオリンピックではなくとにかく目の前の事を常に全力で取り組んで来た」と語る武井パーソナルコーチ。與那嶺さんの出身校神戸女学院のモットーになぞり「一人より二人で歩みながら苦労した方が実りが多い」を実感していると駆けつけた與那嶺さんの元担任であり現在は校長を務める恩師に向けて語っていました。

ちょうど数日前、私は4年前の記事を読み返していました。まだあどけない與那嶺選手の表情と無邪気にも思える「目標はリオ」の言葉。それが次第に重みのある現実的な言葉となっていったんでしょうね。柔らかい表情に変わりありませんが、時折勝負士の顔を覗かせるたくましさを感じるようになりました。

與那嶺さんは「武井さんがコーチとマネージメントをやってくれるので自分はアスリートとして集中してトレーニングに打ち込める、役割分担がしっかりできている」と話してくれました。リオの切符を手にした全日本選手権ですが、実は勝っても五輪には行けない状況になっていた事が判明します。※1 そのような事体もなんとなく感じてはいたけども、とにかく勝てばどうにかなる(周りが黙っていない、自分ができることをやる)と割り切れたのは與那嶺さんのブレなかった強さと、お互いの信頼感によって役割を徹底できた事にあるんでしょうね。

※1 JCFは與那嶺恵理選手を選考対象外としたが、スポーツ仲裁機構に申し立て選考除外は不当であるとされた

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シクロチャンネル記事「「リオから東京へ、私は挑戦し続ける」女子ロード日本代表與那嶺恵理が壮行会で英気を養う」

まさかオリンピックがこんな身近に感じるなんて思わなかったなぁ。振り返ると2月のCX東京で来期チームジャージをお披露目して、所属チームの事を知りました。そのクールなジャージはすぐに気に入りましたが、ロードレースの経験を積むにはちょっと物足りないチームかな・・・と心配しましたが、出場したレースで結果を出し、あれよあれよと良い条件で最高峰クラスに出場できるチームへ移籍。そしてご存知の通り全日本勝利ですよ。すべての歯車が一発目でガッチリ噛み合ったようなシーズンじゃないですか。

4年前、競技経験の浅い與那嶺さんが彗星のように現れました。こんな選手が一気にブレークスルーを果たして日本女子ロードのレベルを上げていくんだろうな・・・と感じました。きっと日本中のロードレースファンが胸を躍らせたことだと思います。そして、その時語った目標のリオが現実となりました。

翌日にはアメリカのコロラド州ボルダーに飛び3週間の高地トレーニングを経て8月7日のリオデジャネイロオリンピック自転車女子ロードレースに挑みます。Giro Rosaで体感した世界トップのスピードをイメージしながらコンディションを上げて入賞を目指すと力強く語りました。

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家族参加だった埼玉秩父クロス

與那嶺選手を万全の態勢でリオへ送り出すために、武井さんは今週末の全日本MTB XCを欠場を決めました。ちょっと心配だったですが、このまま引退なんてことはないと確約取れました(笑)ふたりとも冬のシクロクロスはメチャクチャ楽しみにしていて、今年も参戦すると言ってくれましたよ。来るCXシーズンに期待しつつ、この夏の戦いを見守りたいと思います。

武井さんは「オリンピアンになってからが本当のスタートだ」と言います。きっともう一度日本中の、いや今度は世界中にインパクトを与えてくれることでしょう。

全てを力に変えて!Go Eri !!!
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最後になりましたがこの会場では私が一番新入りの応援者であり、このような門出を祝う席にお招き頂いて恐縮してしまいました。お招きいただきましてありがとうございます。

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