2015-'16 茨城シクロクロス 土浦大会 C4-A

2016年03月01日 08:00

春の到来を予感させる穏やかな日。一般的には喜ばれるこのフレーズもシクロクロス愛好家にはシーズンの終わりが近い事を想像させます。茨城シクロクロス土浦大会が開催された日曜日はそんな日でした。高低差のない河川敷の運動公園に設定されたコースですが、昨年はマディーなコンディションがアクセントとなり攻略に個性を出せる面白いコースでした。このドライコンディションでハイスピードな戦いになる事は必至。脚のない自分がどこまで戦えるか・・・昨年の自分を越えられるのか?そんな気持でこの日を迎えました。

CX東京を戦ってから2週間は間の土日に緩めのローラートレーニングを2回、レース前日の土曜日にショップライドで50kmくらい軽く脚を回した程度。練習不足である事は否めませんが、自分のレベルだと疲れていない事の方が重要なのかもしれません。急にフィジカルは上がりませんから・・・これも言い訳っぽいけど(苦)

当日の会場入り
自宅を5時30分前に出発で高速道路を使わずに6時40分に着。7時から受付・試走で朝一番のレーススケジュール(キッズの後)にしてはちょっと遅かったかな。

体調
睡眠時間は4時間くらいで少ないが眠気や倦怠感はなしで普通。アレルギーのクスリは家で服用、会場で喘息のクスリを吸引。前回同様鼻腔拡張テープを貼る。結局は口で呼吸しないと追いつかないのだが、運動誘発性喘息対策として鼻で息をする事を意識することができるので。
クルマで来る際におにぎりを3つ食べ、MagONの顆粒を一包とテンションを上げるためにレッドブルを飲んだ。

機材
CX東京で軽いギヤがなくて苦労したのでFは38Tのままリヤを11-28Tにチェンジ。平坦基調なのでこれで問題はないでしょう。タイヤは前後ノーマルのシラクTL。
砂のCX東京を終えてチェーン洗浄と給油、ブレーキシューの清掃、その他グリスアップなどを行なった。

IMG_2353

試走
前日に2.3barくらい空気を入れてあったのでそのまま試走へ。途中で空気を抜きながら2周走る。長いストレートは回避してテクニカルゾーンだけ反復練習、皆のライン確認に当てるべきだったと反省。

・山登りは担いで上り頂点でリマウントする
・山登り後の泥ヘアピンはディスマウントで小回り
・ハードパックに石が転がるセクションは安全運転で落車を回避
・コンクリートのキャンバーアップは斜めに入ってタイヤが溝にハマらないように

土手の直線はシケイン後が凸凹で難しいが、他はラインが複数ある感じなので抜くのに苦はなさそう=油断したら簡単に抜かれる事は理解。

C4A
茨城シクロクロス 渡辺先生
Photo by Zero

今回も迷わずエントリーした事により最前列スタート。このコースはスタート後のヘアピンと山登りで渋滞する事が予想されるのでスタートポジションは重要でした。最前列には同じ輪工房仲間のなかしと弱ペ渡辺巨匠も並んでいます。なかしはシーズンで4戦目くらいですが、宇都宮初戦と茨城小貝川で表彰台に上がっています。彼に付いて行ければ表彰台と昇格ラインが見える事になるでしょう。

そうそう、スタート前にいつも適当に軽めにしていたスタート時のギヤを決めました。スタートして立ち上がり右足で一気に踏み下ろせる重さのギヤを探る感じ。最前列スタート時に後ろに飲み込まれる事はないのでがホールショッは取れないんですよね。いつも2番か3番目くらい。ホールショットを狙うべくそんな作業をしてみましたが今回も結局3番目で1コーナーに入りました。

tsuchiurac4a2.jpg
Photo by Zero

1コーナーのヘアピン、最初の山登りを渋滞なく3番手で通過できた事で最初のプランは成功。

茨城シクロクロス 山登り
Photo by Saito Takashi

試走で決めた通り最初の泥ヘアピンをディスマウントからの小回りで抜けたらトップに立てました!一瞬だけですけど(笑)CX東京でもファーストラップは3位でしたが、そこからタレて沈みました。今回はどこまで踏ん張れるかが勝負です。

tsuchiurac4a3.jpg
Photo by Zero

後ろからのプレッシャーに堪えられるはずもなく、試走で安全運転としか決めてなかった砂利ゾーンであっさりとひとりに抜かれました。抜かれた時にラインを確認。試走で確認しておくべきだったと後悔しながらもペダルを踏みます。

tsuchiurac4a4.jpg
Photo by Zero

この後のシケイン前のキャンバーで輪工房なかしにパスされます。

ここに食らい付ければ結果は変わっていたのですが、長い直線で前は離れるばかり・・・更に何人にもパスされました。動画で2周目の山登りを確認するとここで10位だったみたい。

肩に安全ピンで止めたゼッケンが風を巻き込んでびびり音を盛大に鳴らし強風である事を意識します。特にホームストレートは向かい風なんですよ。抜きどころの長い直線で勝負しても、その後のホームストレートまでにある程度離さないと逆にやられる感じ。

IMG_2355

最初トップに立ったなら順位を数えるくらいの余裕はあってもいいのでしょうが、そこまでいつも頭が回りません。砂利の所で前が落車してライン塞がれたりなどもあった気がするぞ。

tsuchiurac4a5.jpg
Photo by van der yasu

そんな時に順位を数える声が聞こえて12位くらいだと判断します。残り2周と聞いてどこまで追い込めるのか・・・結局は自分との戦いなんですよね。気が付いた時には前は遠くひとりぼっち。後ろは見てません。その前方に居るのはここまで既に何度も写真に出てくる多摩湖朝練部のmccoyさん。恐らく50mは離れていたと思いますがラストラップの追い風直線で一気に抜くプランを思い描きます。こんな時は追いかける方が有利とは言いますが、ここまで離れていると相手の体力が削られている事を願うのみ。

tsuchiirac4a6.jpg
Photo by van der yasu

キャンバースラロームはなるべくスピードを殺さないように。コンクリートの側溝蓋のラインは絶対に死守して心拍を安定させる。前日のFBで佐藤さんが教えてくれた金言「CXでもストレートは下ハンを持て」を教訓にハムストリングとケツで脚を上げて骨で踏むペダリングを意識。ケイデンスは上げ過ぎないように注意して心拍ではなく、体重を利用してとにかくストレートはがんばりました。そんながんばりで3周目終わりくらいには追いつくのも夢じゃない距離に迫ります。きっと追い上げられていることは気が付いていない距離。

tsuchiurac4a7.jpg
Photo by Zero

こんな場面(ラストラップ付近で追い上げているとき)で最近必ず落車しているので砂利ゾーンはもどかしく感じながらも細心の注意を。

tsuchiurac4a8.jpg
Photo by Zero

この写真は恐らく3周目だと思います。リザルトを見ても数秒単位でゴールしているので後ろは全く気にしてませんでしたが、ワンミスで一気に5番くらい落ちていたんでしょうね。

tsuchiurac4a9.jpg
Photo by Zero

砂利ゾーン手前で結構差を詰めたのですが、その後ちょっと離されます。焦らない、焦らない・・・最後の直線河川側の所で後ろから気配を感じつつも振り返る余裕はないのでとにかく下ハンで踏み続けます。ここでひとり抜いて(周回遅れ?)直角コーナー曲がって追い風区間でやっと多摩湖朝練部のmccoyさんに追いつき、そのまま躊躇なくパス。後は抜かれないように最後のコーナーをクリアしてゴールスプリント!12位から多摩湖朝練部のmccoyさん抜いて11位かな?って思っていたのですが・・・

atacktheline.jpg

リザルト:9位/54人 (16%)
Time/Gap +1:58
LAP1: 06:17.4
LAP2: 12:34.9
LAP3: 18:50.2
LAP4: 24:57.0

リザルトを確認するとギリギリでシングル入りしていました!河川沿いのストレートで抜いたのは周回遅れじゃなかったんですね。目標だったシングルリザルト入りです。同じく茨城シクロクロス城里で7/23はありますが、50人以上の出走でシングルは嬉しいですね。正直なことを言うといつだってもっと上位を目指していますが、客観的に見ていろいろな事が上手く運んだレースにできたと思います。

タイムを見ると1〜3周目はほぼ同タイムでラストラップは約10秒くらい速いタイムになっています。最後きっちり上げられたのは良かったのかな。

喘息もあって心拍に負担を強いる軽いギヤの回転ではなく、体重やもう少し筋力を使って重いギヤを使おうと思っているのですが、それも段々と身に付いてきた感じがします。写真で脚の筋肉がうっすらと浮き出るようになって来たのはその効果かな。しかし、最後のストレートからゴールまではここ数年で一番高い心拍数189bpmを記録していました。ゴール後にmccoyさんと握手。心拍数から判断して限界を超えられた。競い合える仲間がいるから限界にチャレンジできる。

レースを終えて
Photo by Zero

mccoyさんのバイクはKINFOLKで、私のバイクと同じMade in RAIZIN。スタート前からお互い認識していたようで、バイクが繋ぐ縁も楽しい。またレースに関してはどちらも知り合いのオーディエンスにとっては白熱のレースバトルを楽しんで頂けたようで嬉しかったです。

Good!
・シングルリザルト
・ノー落車
・泥ヘアピンのディスマウントなどプランを守れた
・呼吸が楽だった

Bad
・試走時間の使い方
・レース前半の走り方
・1位2位との差は2分・・・

レース前半で上位に出た後に簡単に10番前後に落ちてしまうのをなんとかできないか。これが出来れば昇格は見えて来るんだと思う。もちろんベースとなる体力が足りていないのだが、このレースでも後半は上げられている。前半にがんばれれば世界が変わって来るのかもしれないし、タレて終わるのかもしれない。その辺を試してもいいのかな。

喘息薬の吸引、気温が高かった事もありレース後の咳き込みがほぼなかった。先に挙げたケイデンスを上げない効果だと思ったが、調べてみると平均心拍数はいつも通りで176bpm。ラストラップに至っては平均も181bpmと高いのだが息が苦しい感じはなかった。

ロードやMTBと掛け持ちで競技を楽しんでいるCXerは既にシーズンを終えているようで、残りのレースはある意味チャンスでもあるでしょう。そこで来シーズンにつながる何かを得られるか!?オールドルーキーの戦いは続きます。


妻が撮影した動画をつなぎ合わせました




5位FORZA!東さんのオンボード映像



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曖昧な記憶を皆さんの写真のおかげで修正する事ができました。特にレース展開を終えるくらい写真を撮ってくれたZeroさんスペシャルサンクスです!
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