Audi TT 自転車マウント第2章「サリスを卒業」

2015年09月16日 08:00

2005 Audi TT(8N)をトランポにしてCar & Bicycleの6ホイールライフを楽しんであります。その方法や考察ついて詳しくは過去記事を遡って頂ければご理解頂けると思います。特にレビュー「自転車車載キャリア TERZO SARIS の使用感と心配な事」が参考になるかと。

サリス 自転車ラック

現在とりあえず簡易取り付けのサリスを使っており自転車を目的地まで運ぶ事に関しては全く問題なく使っています。

しかし、CXレースの遠征も含めてこれだけ繁茂に1年中自転車を積むと考えると不満も出て来ました。

No Good
1.サリスを取り付けるとリアのハッチを開けられない

CXの遠征には工具箱、水タンク、ホイール、三本ローラー、空気入れ、バケツなど洗車道具、ウェアなどの衣類、折りたたみチェアなんかを持って行きます。簡易取り付け式のサリスは脱着は容易ですが、外したあとにどこかに置いておかなければならず盗難も少し心配です。ボンネットの上に無造作に置いてたり、適当なところにワイヤーロックをかけたりして対処しています。
しかし、一番多いのはなるべくサリスを外さない作戦。フロントドアからアクセスして小さな荷物だけ取り出して済ませる・・・みたいな感じ。折角色々準備して行っても出すのが面倒なので極力使わないようにするとか訳が分からないでしょ?(苦笑)
以前、誤ってサリスを付けたままハッチオープンスイッチを押してしまいハッチが半ドア状態になりました。もう自転車をマウントしたあとだったので、そのままハッチを押し込むも閉じず・・・半ドアのまま2時間ちょっとの帰り道でした。

2.MTBを積むとちょっとバランスが悪い
Audi TT on  MTB

スローピングがキツいMTBを積むとかなり車体が斜めになってしまいます。サリスに設定されている固定ベルト以外にベルクロやゴムバンドなどを別に準備しているのでそれらを駆使するとしっかりと固定できるようになり安全性には問題ありません。要領を掴んで来たので迷う事なくしっかりと短時間で固定できるようになりました。しかし、気は使いますね。レースやライドで疲れて戻って来て失敗するような事があったら大変です。

3.ベルト固定
sarisauditt48.jpg

落下させた話なんかを聞くと怖いかもしれませんが、6本のベルトを引っ張って固定すれば大丈夫です。取り付けた後にサリスを持って揺すると車も一緒に揺れるくらいの固定力は問題なくあります。オートバイをトラックにロープで縛って積んだ事があるのでこれに付いては基本的に不安ではないです。
ただ、何度も確認しながら行なうのが面倒なだけ。いや手順や手段は極々簡単なのですが、例えば土曜日にレースがある場合、金曜の夜遅くに仕事から帰宅して荷物をクルマに積んだ後にサリスを取り付け。会場について自転車を下ろした後にサリスを外します。イベント後に撤収作業後またサリスを取り付け・・・ってやっぱり手間なんですよね。

サリス ピア
407SWの場合はサリスを取り付けたままドアの開閉が可能なので問題は結構解決

ベルト固定の信頼性はあると確信しているし、様々な車に対応できるメリットはあります。ただ、ちゃんと取り付けないとしっかりとした固定は得られないので付けっぱなしにできないAudi TTに場合は面倒だったりします。

4.盗難
サリスと自転車をワイヤーロックでわかりやすく繋ぐ事で「鍵掛けてますよ!」とアピールしていますが、実際サリスごとベルトを緩めて持って行けます。ベルトをカッターで切ってしまえば一発ですね。流石にそこまでする人がいるとは思いたくありませんが、レース会場で業界人が参加者の自転車を盗み転売していたなんてニュースを聞くと対策せざるをえません。

要はこれだけ自転車キャリア稼働回数が多いのであればルーフラックで取り付ける方がメリット多いんじゃないか?って結論です。サリスの機能は十分って事には変わりませんがもう少し効率を上げようって事ですね。

それ以外の方法については過去記事「トランポとサイクルキャリ」カテゴリーでいろいろ考察してきましたが、簡単にまとめます。

Audi TTに自転車を搭載する方法
1.ルーフラック式
Audi TTのルーフに設定されている取り付けボルトにフィットする純正ルーフラックは廃盤で手に入らない。OEM製品と呼ばれるコピー版?も既に市場には流通していない。THULEのみ専用のルーフ金具をラインナップしている。

2.ルーフラック式変形
ハッチ部分に取り付けるアイデアをネットで見かけたが取り付けられそうな金具を探すのが困難。メーカーで金具の種類及び姿図を見せてくれない。また相談してもハッチに取り付ける事を考えて設計していないと断わられる。量販店で現物合わせしようにも箱を開けないとカタチがわからずこれも困難。雨どい(レインガーター)用のセットを使って2代目TTに取り付けている方を見つけたがフロント側は金具が入らずベルトで固定と、わざわざ購入して試すにはリスクある。

3.ヒッチメンバー
Audi TT(8N)の場合、クワトロしか対応ヒッチメンバーブラケットが存在しない。FFはどのメーカーも設定がなく何か構造上の問題がありそう。オーダーで製作してくれる業者もあるがコストが嵩むのと上記の理由で製作できないかもしれない。

4.その他
ベルトで固定するサリスや吸盤でルーフに取り付ける製品もある。

Answer:THULEのシステムラックを使用して自転車用キャリアを使うのがベスト
roof_bicycles.jpg

いろいろ調べるとこの4つに分類できました。私の用途を考えるとTHULEのシステムラックを使用して自転車用キャリアを使うのがベストであると判断しました。考察「続・Audi TTに自転車を積載するには?」で取り付け金具が不細工だし積極的に選びたい方法じゃないのですが、無理してハッチに取り付ける金具を探したり加工して作ったとしてもフロントタイヤを外してマウントすると狭い荷室がホイールで占領されてしまう事もあり(只でさえスペアの2本が邪魔なのに!)普通にルーフにマウントしてタイヤを装着したまま取り付けられるサイクルキャリアにするのが良いと判断しました。当たり前の回答だけど遠回りしたな。

自転車キャリアはどれにする?
上の写真を見てもらうとわかると思うのですが、この状態で恐らくリアハッチは全開になりません。ハッチを半分くらい開けただけでキャリアにハッチが干渉するでしょう。ハッチはガスダンパーで全開時に固定する構造なので一杯に開かないと効きません。つっかえ棒が必要になりますが、これを荷物の出し入れで倒してしまってギロチンになる経験あるんですよね。ただでさえ気温の低い冬場はガスダンパーの利きが悪くなり勝手に締まる事があるのに!

FIAT 500

どの製品も進行方向前後逆にも取り付けられるのでこのFIATの用に後ろ向きに取り付けると飛び出しが少なくハッチがもっと開けると思います。これもひとつの解決方法ですね。
innotireholdII.jpg
でもクルマと自転車の進行方向が一緒の方が見た目が気持ち良いと思い、うしろに飛び出さない形状の製品はないかと探したところ、INNOのタイヤホールドがドンピシャでした。マウント方法としてもフレームに依存しなので特殊な形状のフレームでも問題ないでしょうし(ダウンヒルバイクとか?)、デリケートな軽量カーボンフレームも安心でしょう。

重そうなのとINNOなのに結構値段が高いのがちょっときになりますが、私の条件を高い水準で満たしていて、更に意欲的な構造の製品なので試してみたいと思います。更に値上げされたようですが650Bにも対応したので結果オーライ。Audi TT用のシステムラックはまだ手に入れていないので、とりあえず407SWに取り付けてみたいと思います。



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