自転車の教科書 ~体の使い方編~

2015年04月24日 08:00

自転車の教科書 ~体の使い方編~を読みました。通勤ルートの本屋には発売日に届いてなくてネットで購入しました。



前作の自転車の教科書と重複している内容も多いので前作を読んでいた方がいいでしょう。副題の通り体の使い方の部分をピックアップして改めて詳しく紹介しています。もちろんその中で新しい角度からの言及もあるので十分楽しめます。

理論と体感
このシリーズで面白いのは理論と体感が一対になって解説してある所ですね。自転車に乗らなくてもその場で体を指示通りに動かす事によって、説明している理論が体感して理解できます。

自転車の教科書

例えば・・・イスに座った状態で股関節から体を前に倒すと勝手に母子球に体重がかかる・・・とかね。逆にこれとは違うやり方で体を倒すと踵側に力が入る=ブレーキがかかるなど。

meridafullsusmtb.jpg

先日参加したMTB初心者スクールでも自転車に乗る前に体の動かし方の基本を教えてもらいましたが、どうやってハンドルから伝わる衝撃を吸収すればいいのか簡単な動作をして体感しました。教えてもらった通りにすると脳が揺れない=視線がぶれないので、走行中でも周囲の状況を的確に捉えられるなどのメリットがあるそうです。理論と体感、そこから得られるメリットを1セットで教えてもらうと理解度は凄く高まりますね。

わかりやすさ
身体の使い方などの理論はいろいろあって、そのような話しを聞くのも本やSNSで読むのも好きなのですが、学術的に書かれてしまうとやっぱり理解するのが大変です。筋肉の名前なんてまず読み方がわからないし(苦笑)その点、簡単な言葉と動作で納得させてくれる本書はとっつきやすいですね。多少理論の飛躍を感じる時はありますが、それを体感でカバーしてくれているので最終的に納得しちゃうんですよね(笑)

宮澤選手はペダリングを骨で踏むと表現した事がありました。人間の体の中で重量のある足を引き上げて上から落としてやれば無駄に力をいれなくても自転車は進むと。そのように今まで断片的に聞きかじったTipsが立体的に掴めてくる感じがします。コツみたいなものが簡単な実験で体感できるのは本当にワクワクできます。正確に言うとそれが自転車の教科書で筆者が言いたい事とはちょっと違うかもしれませんが、そのような楽しみ方もありました。あとがきで高千穂 遙がおっしゃる通り本当はこれを読んでからやまめの学校に行くのが筋だと思いますが、日々悩むのもアマチュアの権利。ここから何を読み取るかは自由ですから。失敗する自由だってあるんです。

機材の買い替えはこの後で
本書の新鮮な所は、むやみな機材の買い替えをお勧めしていない事。まず身体の使い方を会得して、その後に自分の機材で足りない部分が見えてきたら買い替えを考えましょうって事。ヘッドチューブが長くて低いポジションがとれなければジオメトリーが合った自転車を考えればいい・・・と当たり前に事ですが、提灯記事の多い雑誌では書けない事ですよね。

そんな訳でまだ読んだ事がない方はこちらの第一弾から読む事をお薦めします。私はKindle版で読みました。暇な時に読み返すにはiPhoneでいつでも読めるのは助かります。





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