来シーズンこそシクロクロスをはじめたいあなたへ 1

2015年03月14日 08:00

なんだか上から目線みたいなタイトルになってしまったが、試行錯誤しながら最初のシクロクロスシーズンを終えた経験が誰かの役に立てば嬉しい。自身の備忘録でもあるが、来年こそやってみたいと思っている方へのひとつのアドバイスを送りたい。

ブログではどうやってシクロクロスについて書き出したのか遡るとUNKNOWN CXとして書いている。

観戦した瞬間に「これはっ!」と思ったシクロクロス。近所でやってる運動会みたいなノリがとても楽しそうで。アメリカじゃダートトラック競技(モーターサイクル)なんか観戦も参加も同じ料金で草レースがいろいろな所で開催されているなんてのを憧れていて、そんなシーンの盛り上がりとダブって見えたんだろうな。向いてるとか、競い合いたいとかそんな感覚じゃなく、単純に楽しそうに見えて。それなら見てるより踊った方がいいでしょ?


私の経験からうするとまさに映画「On Any Sunday」の世界。観戦入場料も参加料も同じ金額で開催されるアメリカの草ダートトラックのノリを感じました。それを存分に楽しむためにはお気に入りの相棒があった方が楽しいに決まっている。競技への興味と同じくらい自転車を準備する事にワクワクしていました。

まずは機材やウェアなどからはじめます。

機材編
シクロクロスバイク


シクロクロスに挑戦するには必ずしもシクロクロスバイクが必要な訳ではありません。入門カテゴリーならMTBでも大丈夫ですしファットバックや小径車、ロードバイクで出た人もいらっしゃいます。MTBを持っていればそれでまず体験してみるのも良いと思います。楽しかったらシクロクロスバイクを準備すればいいのです。

トップカテゴリーで戦う選手はシクロクロスバイクを2台用意して戦います。トラブルに備えるのはもちろん、泥が付いて重くなったらピットで素早く自転車を交換して、その間にピットクルーが自転車を洗車して次の交換に備えるのです。しかし今回はそこまで想定はしません。

シクロクロスバイクのフレーム
基本的には太いブロックタイヤが履け、泥はけが良く、重心がロードよりも高い自転車。素材はカーボン、アルミ、スチール系とありますがロードレース程カーボン一辺倒じゃない所が面白い所。フレームによってブレーキがディスクかカンチが決まるのでそちらの方が重要かも。ロードをやっているのであればカンチブレーキの方からはじめるとホイールの流用ができますし、MTB 29erを持っていればディスクブレーキ仕様の方が慣れているかもしれません。

caad105disc.jpg

メーカー完成車20万円以内で結構選べるようですね。フレームはアルミが一般的。2015 MERIDA CYCLO CROSS 300なら10万円ちょっとで購入できるみたい。写真のキャノンデール CAAD10CX DISCで18万くらい。
ロード用のコンポが余っているからフレームだけでいいんだよな・・・って方ならBOMA L'EPICEなんかも面白そうですね。カーボンフレームで148,000円だそうです。
ちなみに私のようにクロモリオーダーでも安価なカーボンフレームくらいで製作可能だと思います。もちろん塗装や工作で上下しますけどね。

シクロクロス用のホイール


完成車で購入したなら恐らく付属しているホイールはクリンチャー(WO)用のホイールでしょう。それを使ってレースに出場する事も十分可能です。下位カテゴリーならレギュレーションは厳しくないので40Cとかの太いタイヤが履ければその辺でトライするのもいいかな。

しかし、下位カテゴリーであろうとレギュレーションにこだわるのも美しきCXerのスタイルだと思います。シクロクロスは滑りやすい路面を走るためにタイヤの空気圧を下げて設置面積を増やします。ロードだと6〜8気圧とかですがシクロクロスは2気圧以下が当たり前。WOタイヤでそこまで圧を下げると構造上リム打ちによるパンクのリスクが高まります。そこでシクロクロスではチューブラー(TU)かチューブレス(TL)タイヤを使います
純正で付いて来たWOホイールをスペアとしておきましょう。先ほど書いたようにスペアバイクは用意しないとしてもスペアホイールはあった方が安心です。わざわざ遠征したのに試走でパンクしてレースを走れないとか悲しいでしょ?

そこでお薦めはSHIMANO WH-6800です。TLタイヤが使えるのがポイント。



もう少し価格を抑えたTL対応ホイールもあるようですね。



私はロード用で使っていたWH-7850SLがあったのでそれを流用しています。それと古いTUリムを使って105ハブで手組ホイールを準備しました。世界のトップ選手はTUを使っているのでTUよりも優位性があるのだと思いますが使いこなせるかは別の話し。またタイヤの装着など性能を引き出すノウハウも必要です。
TUタイヤですと路面に合わせたタイヤの数だけホイールが必要ですが、TLであれば試走で「このタイヤじゃないな」って思ったらホイールからタイヤを外して入れ替えることもできますからね。まずはTLがいいんじゃないかな。

ペダル


ロードからシクロクロスをはじめようと思うと必要になるのがペダル。シマノで言うSPDペダルとそれに対応するシューズです。自転車を担いで走る事になりますからクリートが小さく泥詰まりに強いペダルシステムが必要って訳。
いろいろなメーカー、グレードがありますけど、TIMEの評判が高いのと写真のエッグビーターも泥詰まりに強くて人気です。しかし私のお薦めはシマノのPD-M540。実売価格も安く丈夫。泥詰まりに比較的弱いと言われていますが有名海外選手も使っている人もいるので問題はないでしょう。ロードからの転校組にはキャッチもリリースも感覚が似ていて使いやすいと思います。



ウェア編
ロードやMTBの経験があればそれらを流用しましょう。特に注意したい、気が付いた事だけ挙げてみます。

シューズ


SPD対応のシューズ・・・いわゆるMTB用のシューズです。私は海外通販で小さいサイズが凄く安かった事もありカーボンソールを購入したのですが砂浜のランでかなり苦労しました。これも好みでいろいろありますがガチガチのカーボンソールより低グレードの樹脂ソールもしくはビブラムソールのシューズが良さそうな気がします。お薦めは樹脂ソールでスタッドが取付けられるタイプですね。

サングラスとキャップ
悪天候でも基本的には中止にならないので雨や泥から保護する為にキャップとサングラスは重要な装備です。

ジャージとサイクルパンツ
普段使っているもので構いません。いつかオリジナルのチームワンピースが決まったシクロクロッサーになる事を夢見てね。飛び降りたり、担いだりと普通に自転車に乗っているよりもいろいろなアクションを要求されるので体にフィットしたウェアが良いですね。若干フィットが良くないビブショーツで参加した時にサドル先端にウェアが引っかかるなどの不具合を感じました。

その他
トランポ
audi_bicycle.jpg

会場が近所であれば自走、駅から近ければ輪行で参戦する方もいますが、基本的にはクルマでの移動になると思います。レンタカーを借りている方も見かけます。自転車が1台であればタイヤを前後外して室内に積めると思いますが、自転車が泥だらけになるので車外に積む方が楽です。これについては外に積む事のリスクもあるのでお好みで。

バイク以外の持ち物
□できれば持って行こう
・工具(ケミカルが特に重要)
・洗車道具(バケツ、ブラシ、水)
・スペアタイヤ&ホイール
・長靴

□あったらいいね
・ローラー(アップ用に)
・カメラ(レース後に応援しながら撮影してみよう)
・自転車ウェアを追加で1セット(天気が悪いときは特に試走とレースで着替える)

こんな所かな。持ち物に関しては個人差が結構あると思うので増やそうと思えばどんどん増えて行きます。テントやテーブルなどを持って行く人もいますしね。

レース当日のスケジュールについてはつづき

人気ブログランキングへ
自転車人気ブログランキングへ


楽天で自転車の部品を探す
関連記事
スポンサーサイト



コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://cyclestart.blog2.fc2.com/tb.php/580-a77a94e6
    この記事へのトラックバック


    最新記事