2022年01月20日 08:00
昨シーズンまでシクロクロスレース用として戦ってきたライジン。今季はシクロクロスのスペアバイクとして一応そのまま残していましたが、スペアバイクを運用する必要性は今のところないと確認できた(この後、2021-2022シーズン最終戦はスペアバイクがあったらなって事態に遭遇したんですけどね・・・)のでグラベルロードとして遊べるバイクにしたいと思います。
シクロクロスバイクとグラベルバイクのフレームは兼用できるか否か!?

最近スペシャライズドやキャノンデールなどはシクロクロスとグラベルバイクのフレームを兼用にしました。トップライダーのシェアが多いキャニオンやリドレー、TREKなどは別に設定しています。突き詰めれば別物だとは思いますが、一方に軸足を置いてユーティリティバイクとして仕上げることは十分可能だと思います。
私のライジンも純粋なシクロクロスバイクとして設計してもらったのですが、手を加えれば十分遊べるバイクだと思っています。そこで、どこに手を加えるのか一度まとめておきます。
ワイドギヤ比
国内シクロクロスのクローズドサーキットを走る場合、経験からどの程度のギヤ比を用意しておけば問題ないと予測がつきますが、グラベルバイクとなるともうちょっとワイドなギヤ比が欲しくなります。特に日本の場合、未舗装路を探そうと思うと急峻な山を避けて通れず、ワイドギヤは必須。
現在のトレンドとしてはフロントシングルのままロングケージRDを入れて大きなカセットを入れる方法でしょう。それかフロントをダブルにする方法。重量が増えて機構が複雑になりますが、チェーンリングが大きくなると機会損失が減り踏み心地も良くなるメリットもあります。

こちらをライジンで使っているコンポで11速化する事で、ロード2台共に同世代のコンポで11速になるメリットもあります
私はロードに使っているティアグラを移植してフロントダブルにして運用しようかと考えています。これで大きな投資を必要とせずギヤ比1.0に。問題は前変速のワイヤールーティングが上引きで、それに対応するFDが現在シマノのラインナップにない事。以前ラインナップにあったCX用FD10速(上引き)はあるのですが、現在のティアグラ10速用途とは互換性がありません。
いろいろ解決策を考えたのですが、一番スマートなのはワイヤールートをローラーを使って反転させるパーツ。PROBLEM SOLVERSのCross Clamp With Cable Pullerです。これで解決できたらいいな。
ジオメトリー

ちょっと迷っているのがフロントフォーク。現在はENVEのカーボンフォークが付いていますが、元々はライジンで作ってもらったクロモリベンドフォークがついていました。このフォークでジオメトリ設計してあるので、ENVEのストレートフォークの状態は軽量化の変わりに安定性を捨てた状態。ハンドルを切った状態で爪先がかなり当たりやすい問題もあります。

フロントダブルのコンポと共に見た目がクラシックになりすぎるので、フォークはENVEのままにしておきたいのですが、より安定性が求められるグラベルバイクには、クロモリフォークの方が向いているんですよね。ENVEのままで使っている間に、クロモリフォークにはダボの追加加工を頼むなんてのもあり?
タイヤ

これまではシクロクロスの基準に合わせて33c以下にしていましたが、グラベルバイクならもう少し太いタイヤにしたいところ。重さと安定性、走破性のバランス考えてもうちょっとファットなタイヤにしたいところ。チューブレス(レディ)かラテックスチューブを入れたクリンチャーで。
ハンドル
現在は400mmのショートリーチを装着。このままでも問題はないが、ドロップ部分がフレアしたようなグラベルバイクっぽいハンドルにしいてもいいかな。幅を広げたほうがフロントバッグとのクリアランスにも余裕が生まれます。サドルにブルックスを使っているので、それに合わせたレザーのバーテープなんかもいいかな。

コロナ禍でいくつものグラベルライドイベントが中止になりましたが、そろそろ再開されるでしょう。斑尾の常設コースも走ってみたい。それまでに遊べるバイクに仕上げたいと思います。
シクロクロスバイクとグラベルバイクのフレームは兼用できるか否か!?

最近スペシャライズドやキャノンデールなどはシクロクロスとグラベルバイクのフレームを兼用にしました。トップライダーのシェアが多いキャニオンやリドレー、TREKなどは別に設定しています。突き詰めれば別物だとは思いますが、一方に軸足を置いてユーティリティバイクとして仕上げることは十分可能だと思います。
私のライジンも純粋なシクロクロスバイクとして設計してもらったのですが、手を加えれば十分遊べるバイクだと思っています。そこで、どこに手を加えるのか一度まとめておきます。
ワイドギヤ比
国内シクロクロスのクローズドサーキットを走る場合、経験からどの程度のギヤ比を用意しておけば問題ないと予測がつきますが、グラベルバイクとなるともうちょっとワイドなギヤ比が欲しくなります。特に日本の場合、未舗装路を探そうと思うと急峻な山を避けて通れず、ワイドギヤは必須。
現在のトレンドとしてはフロントシングルのままロングケージRDを入れて大きなカセットを入れる方法でしょう。それかフロントをダブルにする方法。重量が増えて機構が複雑になりますが、チェーンリングが大きくなると機会損失が減り踏み心地も良くなるメリットもあります。

こちらをライジンで使っているコンポで11速化する事で、ロード2台共に同世代のコンポで11速になるメリットもあります
私はロードに使っているティアグラを移植してフロントダブルにして運用しようかと考えています。これで大きな投資を必要とせずギヤ比1.0に。問題は前変速のワイヤールーティングが上引きで、それに対応するFDが現在シマノのラインナップにない事。以前ラインナップにあったCX用FD10速(上引き)はあるのですが、現在のティアグラ10速用途とは互換性がありません。
いろいろ解決策を考えたのですが、一番スマートなのはワイヤールートをローラーを使って反転させるパーツ。PROBLEM SOLVERSのCross Clamp With Cable Pullerです。これで解決できたらいいな。
ジオメトリー

ちょっと迷っているのがフロントフォーク。現在はENVEのカーボンフォークが付いていますが、元々はライジンで作ってもらったクロモリベンドフォークがついていました。このフォークでジオメトリ設計してあるので、ENVEのストレートフォークの状態は軽量化の変わりに安定性を捨てた状態。ハンドルを切った状態で爪先がかなり当たりやすい問題もあります。

フロントダブルのコンポと共に見た目がクラシックになりすぎるので、フォークはENVEのままにしておきたいのですが、より安定性が求められるグラベルバイクには、クロモリフォークの方が向いているんですよね。ENVEのままで使っている間に、クロモリフォークにはダボの追加加工を頼むなんてのもあり?
タイヤ

これまではシクロクロスの基準に合わせて33c以下にしていましたが、グラベルバイクならもう少し太いタイヤにしたいところ。重さと安定性、走破性のバランス考えてもうちょっとファットなタイヤにしたいところ。チューブレス(レディ)かラテックスチューブを入れたクリンチャーで。
ハンドル
現在は400mmのショートリーチを装着。このままでも問題はないが、ドロップ部分がフレアしたようなグラベルバイクっぽいハンドルにしいてもいいかな。幅を広げたほうがフロントバッグとのクリアランスにも余裕が生まれます。サドルにブルックスを使っているので、それに合わせたレザーのバーテープなんかもいいかな。

コロナ禍でいくつものグラベルライドイベントが中止になりましたが、そろそろ再開されるでしょう。斑尾の常設コースも走ってみたい。それまでに遊べるバイクに仕上げたいと思います。

- 関連記事
-
- #2 シクロクロスをグラベルバイクに (2022/04/21)
- シクロクロスをグラベルバイクに (2022/01/20)
- 繰り返してきた落車の代償 (2021/01/03)
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿