それ喘息ではありませんか? 5

2019年11月28日 08:00

1月の記事「それ喘息ではありませんか? 4.html」で詳しく説明していますが、運動誘発性喘息の対処にシムビコートという薬を使い始めました。

シムビコートなら禁止薬物でもなく、申請も必要がないそうなので変更をしました。完全にリーガルな喘息薬です(もちろん用法用量を正しくも守ればね)。メプチンエアーで喘息発作が抑えられていれば変更しなかったかもしれませんが、そうでもなかったので他の薬を試したかったんですよね。シムビコートはメプチンエアーのように発作が起きてからそれを抑えるためにも使えるし、普段から喘息発作が起きないように朝晩定期的に使うこともできます。今まではレルベアとメプチンエアーの2つを使っていましたが、それがシムビコートだけでOKなのは助かります。



smbcort.jpg

昨シーズン中は薬をどの程度使えば、喘息が抑えられるのか把握していませんでした。発作が出ると・・・

発作が始まると、まず咳が止まらなくなります。呼吸が浅くなり酸欠のような症状で頭痛が。そのまま咳を続けていると腹筋(横隔膜?)が攣ります。お腹の中をぎゅーっと握られている感じですね。どこをどうやって伸ばせば楽になるのかわからずにうずくまってしまいます。ベッドに入っても眠れずに疲労がたまるのも困りますね。


私がゴール後に倒れ込んで咳き込んでいる姿を想像できる人も多いでしょう。レース中から気道が狭くなり呼吸困難になり、刺激で咳が出る。咳によりお腹が攣り、帰りの車の運転も困難だった時もありました。咳が収まるのに1週間は必要で、その間自転車にも乗れないのでコンディションは下がる一方。シクロクロスを諦めることを考えました。

25330979587_c2386ec16e_c.jpg
レース後喘息でお腹が攣って倒れる Photo by Hiroki Hisano

今までは・・・
普段の生活では喘息にはならず、乾燥している冷たい空気を口からたくさん吸い込むことで刺激されて喘息になります。ですから、普段からシムビコートを吸引することはなく、運動する前に吸い込むだけでした。

今シーズンから・・・
前日の朝と晩に各2吸引、走る日の朝も2吸引するようにしたのですが・・・この方法で3レース共喘息になっていません!幕張は暖かかったし、涸沼も霧が出るほど湿気があり、野辺山も比較的例年より暖かく湿気があり、喘息には優しい条件ではありましたが、発作が1度も出ていないことは快挙です。

シムビコートにおけるSMART療法
1日2回投与の定期吸入に加えて頓用吸入する治療法(SMART療法)では、発作発現時に1吸入し、数分経過しても発作が持続する場合には、追加で1吸入することが可能である。1回の発作発現につき最大は6吸入までとされている。(合計8吸入)

普段のランニングなどでは喘息発作になるほどの口呼吸はしないので問題はおきません。よって、シクロクロスレースやそれに準ずるトレーニングを行う前日からSMART療法をすれば喘息発作を抑えられることがわかりました。ここにたどり着くまでに5年・・・長かった・・・。今後、気温や乾燥の具合などで投薬量を調整することが必要になり、何度か失敗をしつつ頃合いを見定められるようになるでしょう。それでも希望が見えた事は私にとって大きな前進です。

IMG_1537.jpg
Photo by Takashi Saito

レース後に出し切った充実感に包まれて笑顔でライバルと称え合うこと。こんな幸せな時間はなかなかありません。喘息発作に怯えずにシクロクロスを楽しめていること・・・西洋医学へ感謝ですね。私のように喘息に悩んでいる方。現在はここまで酷くなく「クロス咳ですかねーw」なんて軽く考えている方も。参考になれば幸いです。




ssalebaner.jpg
関連記事
スポンサーサイト





コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://cyclestart.blog2.fc2.com/tb.php/1634-230b6076
    この記事へのトラックバック


    最新記事