競技へのリスペクト

2019年04月18日 18:43

「「五輪選考基準 男女差は不当」 自転車女子選手 仲裁申し立て」(NHK NEWS WEB)

東京オリンピックの代表選手の選考基準に男女で差を設けているのは不当だとして、自転車のロードレースの女子選手が、選考基準の見直しを求めて日本スポーツ仲裁機構に仲裁を申し立てたことが、関係者への取材でわかりました。これから本格化する東京オリンピックの代表選考をめぐって、仲裁が申し立てられたのは初めてです。


詳しくはリンク先を読んで下さい。この話の発端はリオ五輪の代表選手選考まで遡ります。

リオデジャネイロ オリンピックの代表選考をめぐって、日本自転車競技連盟は與那嶺選手がチームの指示に従わなかったとして、いったん選考の対象から外す決定をしましたが、スポーツ仲裁機構がこの決定の取り消しを求めた與那嶺選手の主張を認め、その後、與那嶺選手は代表に選ばれました。

與那嶺選手は、リオデジャネイロ オリンピックのロードレースで日本の女子選手として過去最高の17位の成績を残しました。


この話がNHK NEWSに掲載されたのは大きいと個人的には思います。リオ五輪前の伊豆大島で行われたアジア自転車競技選手権大会の女子ロードのドキュメンタリー番組を放送したNHKですからね。あの番組はかなり歪なドキュメンタリーでしたから。

NHKの取材に対し、與那嶺恵理選手は「全く同じ競技をしているのに男女で選考基準が違うのはフェアではないし、ヨーロッパを主戦場にしている私が選考されにくくなるような恣意(しい)的なものも感じる。自転車競技はヨーロッパが本場で、そこで走らなければ競技レベルは上がらないと考えているが、このままではヨーロッパのレースで活躍すればいいのか、それとも日本国内の大会で優勝を目指せばいいのか、選手が何を目指せばよいのかわからなくなってしまう」と話しています。


このニュースに関していくつかのコメントを読みました。いろいろな意見があるのは尊重しますが「好きか嫌いか」みたいな全くお話にならないレベルの感想が多いと感じます。個人的に友達をつくるみたいなことであればわかりますが、そのスポーツの日本代表選手を決めるルールです。私は「決める方も人間だから・・・」みたいな話が大人の意見だとは思いません。競技へ敬意を払い、公正にオープンに誰もが認める形で代表選手が決まる事を望みます。そうじゃなければ選ばれた選手だって浮かばれないよ。第三者のこの選考基準が公正であるかをジャッジしてもらうのは悪くないでしょ。

「男女差別の問題なのか?」ってのもあったな。これはひとつの戦略だろうと思う。もっと狭い恣意的な個人的差別が先にあって、性差別よりも筋の悪い話だと感じている。

「自分が有利になるためのポジショントークじゃないか?」みたいな話については当たり前だろう!と言いたい。金と時間かけてやるんだから。もちろん今後の自転車競技のため、女子アスリートのためであることに疑いはないけど、まずは自分のためであるべきだ。現役の選手なんだから。

やり方はそれぞれ。戦い方はそれぞれ。ルールの中で様々なアプローチがあっていい。思惑があっていい。誰もに与えられた権利を行使して仲裁に申し立てた。この事でこの問題が公になって、そこでどんな判断が出るか見守りましょう。



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