Attack!299 2018 レポート

2018年08月06日 20:00

こんな宣言からはじまったAttack!299への挑戦も見事制限時間いっぱいの完走で幕を閉じました。王滝もそうだったけど、どちらも制限時間ギリギリ。私と走ったことがある人は、この2つのイベント完走の目安は私の走力だと思ってもらって間違いないでしょう(苦笑)心構えとか準備とかの記事なんかをまとめて改めてイベントに臨みました。

前日
私たちのスタートは日曜日の3時半。狭山のビジネスホテルで前泊し2時にホテルを出てスタート会場の飯能市役所へ向かいます。公式サイトでも睡眠不足での挑戦が前提とされている部分もあって、このスケジュールでしっかりと睡眠時間を確保するのはなかなか難しい。私は土曜日4時に起床し1時間半のサイクリング。帰宅後シャワーや機材準備などを整えてビジネスホテルへ16時にはチェックイン。19時にはベッドに入りました。当日に早起きと適度な運動をしていたこと、ウィークデイの睡眠不足もあって珍しくいつもと違うベッドなのに入眠できました。

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自宅から狭山は乗り換えが面倒なので川越で下車して11キロほど自走でホテルへ

終電で会場付近までやってくるパターンや自走で会場入りを目指すパターンもあります。お住いの地域によってもいろいろ変わると思いますが、一番は飯能のホテルを予約することでしょうね。ただホテルの数が少ないので私は狭山となりました。

当日の朝 スタート前
1時半に起床して前日に買ったおにぎりを2つ食べる。眠れなかったと嘆くあさか氏と一緒に会場へ。途中コンビニで買い物をして50分弱で会場へ到着。受付をしてゼッケン、運んでもらう荷物をまとめたりする。

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Photo by Yasuhiro Nakashima

最後の峠「麦草峠」は標高2127m。日本で2番目に高い場所を通過する国道だそうです。昨年7月末に雨の中麦草峠に登った時もレインジャケットが必須でした。Attck!299でもレインジャケットかウインドブレーカーを持っていくことを推奨しています。しかしなるべく荷物は減らしたいのがサイクリストゴコロ。今回、天気予報をにらみながらジレとアームウォーマーをチョイスしました。

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輪行袋が一度ずり落ちてハンドル固定に途中で変更

荷物は減らしたいと言いつつ、トラブルには基本的に自分で解決できることが条件のイベント。不慮の事態が起きた場合に備えて輪行袋を携行することにしました。

スタート
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3時から15分間隔で各グループがスタートします。参加者の中にはCXで顔を合わせる方も多く、高揚感の中で準備をしながらしゃべっているとあっという間にスタート時間です。スタート地点に並ぶと簡単なブリーフィングがあり、カウントダウンと共にスタート。まだ寝静まる深夜の街を自転車の音だけが駆け抜けていきます。

暑くなる前にできるだけ進みたい

グループ内には私たちR299 RIDERS BRIG.の他に何人もの参加者がいます。ロードレースの世界でも、例えチームが違ってもお互いのメリットが共有されれば協調体制をとる場面がしばしば訪れます。Attack!299の場合は「暑くなる前にできるだけ進みたい」これです。できるだけ最初の峠となる山伏峠までは協力して進み、そこからのヒルクライムでは実力で自然とバラバラになる雰囲気。

ただ全く一緒に走ったことがない人と、まだ深夜の暗い中、集団走行をするのは緊張感が伴います。私はここであまりにも上げすぎると絶対に辛くなるのでR299 RIDERS BRIG.のみで回していけるくらいの方が良かったのですが、イベントの高揚感が勝り、集団を一気に牽引する方のペースにはまってしまいました。こうなる事も織り込み済みでしたけどね。結局山伏峠手前で15分前にスタートしていたグループをキャッチ。そのまま峠に入ります。私は抜いた集団に次々にパスされながら、あまり無理せずに淡々と前へ進めることだけを意識してピークへ。そこでメンバーと合流して下りへ。基本的にはこれの繰り返し。

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Photo by Yasuhiro Nakashima

山伏峠の途中で左脚太腿に吊る兆候が現れたので急いでMagONを飲む。定期的にこれらマグネシウムを摂取して最終的には吊る事なくライドを終えることができました。補給は大成功かな。

次の志賀坂峠のことをほぼ覚えていないのですが、なんとなくクリア(笑)ピークではヤスさんの私設コーラエイドに助けられました。そのあと、辛いポイントでヤスさんが現れ助けてくれてこれがなかったら地獄だったなと震えます。このあとダウンヒルして上野村CP1へ。ココでトマトやバナナ、コーラにオレンジジュースなどたっぷりオフィシャルエイドを堪能。

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このCP1の奥から階段を下るとキレイな川が流れています・・・って事はコレですね。日差しと運動によって上がった体温を水冷しましょう。楽(タノ)しいし、楽(ラク)になるし最高でしょ。何、このおじさんのキラキラ夏休み写真(笑)ココでしっかりと英気を養い4番目の峠「十国峠」に挑みます。

最大の難所!?
コースプロフィールを見てもわかる通り、このAttack!299は本当によくできていて、4つの峠の難易度が段階的に上がっていきます。最後の麦草峠がラスボスと呼ばれ恐れられていました。しかし、3番目の峠「十国峠」は土砂崩れによる通行止めがあり、「矢弓沢林道」を使って十国峠のピークへ向かいます。距離は短いのに同じだけ登る・・・はいわかりますね、斜度がキツいんです。登り基本10%~15%だったんじゃないかな。ヒルクライム好きから言わせでもかなりキツい登りでこの道中に組み込まれると本当に辛いと。私はとにかく止まらないように前へ進めるだけで精一杯。ギヤ比「1,06」(34-32)でじっくり行くしかありません。終わってみれば一番ココが厳しかった。段階的に難易度が上がるはずのAttack!299ですが、今回はラスボスが2回出てくる感覚がありました。

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Photo by Yasuhiro Nakashima

ラスボス攻略
最後の麦草峠へ向かう前にCP2があります。CP1で遊び過ぎた事もあり、どうやらかなり後ろの集団の様子。それでもココである程度休息をとってラスボスにその備えます。十国峠(矢弓沢林道)が激坂で攻撃してくるタイプとすると麦草はその距離と環境(時間的に暑さのピーク)で総合的に攻撃してくるタイプ。観光バスが通るような広い道で日陰も少なく、照りつける太陽が容赦なくサイクリストを襲います。

攻略のポイントは防御力を上げる事。CP2で補給追加する際にロックアイスなど氷または凍ったペットボトルなどを準備しましょう。それを氷嚢がわりにしてジャージの背中、首筋に当てるようにします。私はビニール袋を使いましたがストッキングなどに詰めて首に巻く技もあります。ずっとはもちませんが、最初のまっすぐ登るポイントだけクリアできれば、あとは標高が上がってくるので大丈夫。途中、湧水ポイントがあるのでそれも利用するといいでしょう。あとは距離が長いので淡々と進み、勾配の緩いところでは若干上げ気味で。

スキー場手前にエイドがあってそこでボトルに水を入れます。麦草峠の一旦勾配の緩むところですね。飲む以外でも積極的にかけ水をしているので水の減りが早く、エイドで補充ができなかったら大変でしたね。ココで制限時間ギリギリだと知ります。

昨年麦草峠を登った時は白樺の群生地を通過するルートを走ったのでAttack!299の麦草前半は経験していない道でした。最後の峠は知っているのが心の支えでもあったのですが・・・(苦笑)しかし後半は昨年も登った道。最後のヒルクライム、これで終わりだと思うと若干力が湧いてきます。ココまでなるべくペースを上げずに一定を心掛けてきたので余力もある感じ。

R299 RIDERS BRIG.と合流して(約1名はいなかったけど)麦草峠後半スタート。スキー場、売店、白駒の池へアプローチ駐車場があってピーク・・・そんなイメージはあるのですが、そのポイントとポイントの間の道筋が思っていたより長く苦労しました。R299 RIDERS BRIG.と合流したところですぐに一人旅になるのが常ですが、ここでずっと先行していたあさか氏が遅れます。ただ労ってる余裕もないし、振り返る余力もないので淡々とペダルを回します。白駒の池ポイント過ぎたあたりでもうすぐだと思いちょっとペダルを回す脚に力を入れてピークへ、思ったよりすぐじゃなかったけどね。

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Photo by ブンちゃん

今まで一切自分のスマホに触る余裕がなかったけどピークだけはとブンちゃんに頼んで撮影。麦草の前半でブンちゃんが制限時間のことを教えてくれて引いてもらったのは本当に助かった。ただ制限時間の事を聞いていたのに、今何時であと何分あって、下りの距離は・・・みたいなところまで全く頭が回っていなかった。あさか氏を待つ事も考えたが、先に登ったメンバーが誰もいない事もあってゴールで待つことにする。

長いダウンヒル ゴールへ
以前は頂上ゴールで制限時間が15時だったのを、下った先にあるロッジがゴールになり制限時間が15分伸びたってエピソードは聞いていたがどれくらいの距離があるかは把握してなかった。(実際は20キロ近くあるなんて!)下りに入りBluelugの面々が形成するトレインを捕まえ良いペースで降っていたのだが、サドルバッグのベルトが緩んでいるような気がして止まる。確認してからリスタート。ペースがあまり上がらないグループに追いつき、抜くか迷いながら、直線があったので抜いて・・・みたいなのを繰り返してゴールへ。思ったよりもこのダウンヒルが長かった。そしてなんと制限時間1分前の15時14分にゴール!ダウンヒル中に抜かなかったらタイムアップだったかも。もっとギリギリであさか氏も滑り込む。イベント前から坐骨神経痛で満足に自転車に乗れてなかったが流石である。

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無事に全員ゴールで記念撮影

Mr.下限
結局ギリギリゴールでこの結果からもAttack!299の脚力下限は私であることを証明した感じですが、実際はマネージメントでもっと余裕を持ってゴールはできると思います。力に差のないメンバーでイーブンで先に進めて、休憩時間もしっかりマネイジメントすればきっともっと楽だったでしょう。今回CP1、CP2でどちらも約40分休んでいるのでそれだけでも相当なロスでした。

でもこのイベントまでに向けた準備から、イベントの高揚感、辛いヒルクライム、川で遊んで、最後に旨いカップラーメンを食べる。タイムはギリギリでしたけど楽しんだ度ではかなり上位に食い込むんじゃないかと思います。

難易度から見ると間口の狭いイベントかもしれません。しかし必要十分なエイドにマネージメントで、サイクリストのマナーと責任に任せるこのスタンスのおかげで奥深さ、自由度が魅力的で、一般的なイベントに満足できなくなったサイクリストを惹きつけるのでしょう。参加してみてそれを理解しました。こんなイベントが地元にあるなんて、私たちは幸せですね。スタッフの皆様、参加された皆様、協力してくれた各県の警察の方々など・・・本当にありがとうございました。

走行距離:172.39 km
獲得標高:3,414 m(自己新記録)
スタート:3時30分 ゴール;15時14分

全体的な流れはこんな感じ。実はいろいろありました。それらもそのうち書いてみます。

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