誤算 〜自転車の押し方〜

2018年02月14日 21:00

緊急事態だ。

例年CX東京は1日目に自分が走り、2日目は甥っ子が参加するキッズレースの引率とレース観戦をする。しかし、今回は1日目のダメージが大き過ぎて2日目は早々に会場を後にした。ココでしかなかなか会えない方もたくさんいるので後ろ髪を引かれる思いだったが・・・無理がきかない44歳である。

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Photo by Keita Nakanishi

原因はこれ。砂浜での自転車押し。

前々日の朝ランの所作についていろいろ実験した結果、やはりサドルを押して走るのがベストだと感じていたが、ハンドリングが安定せずについハンドルを掴んで走ってしまった。体がねじれた状態で変に力が入っていたのだろう。筋肉がかなり張っていて右の腰周りがとても痛い。神経触ってるんじゃないか?ってくらい痛い。

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本当だったらこのスタイルで走りたかった

自転車を担いだ方が体の自由になって走りやすいのだが、長い距離を淡々と走るには自転車の自重が効いてくる。公園で検証した感じだとふくらはぎがパンパンになった。短いダッシュなら担ぎだが、それ以外はサドルやステムを保持して前を向いて走るのが楽だと思う。

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オフセットの大きいクロモリベンドフォークにした事もあり直進性が上がりサドル押しには有利な状況にしたのだが、それを上手に生かせなかったのは悔やまれるところ。もっと局面、局面で押し方(運び方)を変えるべきだった。CX東京1周目は上位で帰ってくるのが目標だったし、過去2大会を振り返っても難しい事ではないとわかっていた。それでも舞い上がってしまったのかもしれない。プラン通りに事を運べたとレポートでは書いたが、この自転車の押し方(運び方)は完全にミスでした。

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Photo by Hiroki Hisano

喘息の影響もまだ残っていて、咳をしても腰に響く。歩いても、立っても、座っても寝返りを打っても痛い。靴下を履くのは困難だ。整骨院で診てもらってはいるが症状は平行線。おかげで次戦へ向けての意欲とは裏腹に、肉体的な回復を待つしかなくモチベーションは空回りしている。

週末には回復してるといいのだが・・・。

【追記】
あらゆる局面でどんな押し方(運び方)が良いってのは人それぞれ違うってのは大前提ね。脚力、体力、体幹、柔軟性など選手の特性に自転車の軽さやハンドルの高さ、フレームの形状など機材的な事情もある。担ぎでいけちゃう人もいるし、ハンドル押しが楽って人もいる事実。大事なのは自分の正解を見つけておいて、それを遂行する冷静さにあるんじゃないかってところです。

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サンドライディング

2018年02月09日 12:00

明日に迫ったCX東京。なんだか砂浜セクションのランの話に終始していますが、基本的に乗ったほうが速いのでこっちを脳裏に焼き付けておいたほうがいいですよね(笑)

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潮の満ち引きや草の生えている場所など、乗れそうなラインを探して突っ込む。まぁ、私の出るC4なんてのはその少ないラインもランで踏みつけられてすぐになくなるのですが・・・。

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昨年はコーステープよりも1本ラインがありましたね。

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海水の中にラインを見出す人もいます。

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昨年設定されていたロングサンド途中にあるカーブのせいで乗車率はかなり下がりました。パワーのある選手は後輪にトルクかけながらグイグイ曲がっていくんですけどね。今年はストレート貴重なのでスピードに乗せたまま駆け抜けたい。

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2016はJ.Powと竹之内選手の砂浜ラインの違いが面白かったな。

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サンドセクションの入口は前転で吹っ飛ぶ選手も。後ろ荷重で慎重に、でもスピードは殺さない様に惰性を生かしたいところ。

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試走やレース序盤の元気な時は比較的乗れる。その乗れるって印象に引っ張られ、疲れててもう砂浜を漕ぐ力がないのに乗車にこだわりタイムロスしてしまうのがいつものパターン。スピードが落ちきる前に潔く降りるのもひとつの戦略。降りた後にまたリマウントできる場所なんかも試走で見極めたいですね。試走時間短いけど・・・。

あー、奇跡的にフル乗車できないかなぁ(笑)

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これまでのシクロクロス東京を振り返る

2018年02月02日 08:00

恒例となりつつあるこの企画。過去のレポートから、今年はどんな対策ができるのかを考えてみたい。特にこのCX東京は来年から東京オリンピックの準備期間となり今年が最後となる可能性もある。悔いを残さないように走りたいところ。

CXT 砂浜ライド

今年のレース前に今までのレース結果をおさらいしてみましょう。

シクロクロス東京 2015 C3-3 DNF
もはや伝説となった大雪のCX東京は観戦に来ていて、来年は絶対に参加しようと決めていた。そんなメモリアルな大会だったが、古傷の右足首が痛み初めてにして唯一のDNFとなった。

シクロクロス東京 2016 C4-B 19/43 (43%)
最前列スタートの予定が召集場所を間違えてほぼ最後尾からのスタート。これで逆にリラックスできた。序盤にスーパージャンプアップして1周目は3位!試走で決めたリヤのカセット構成がレース後半になると足りずに撃沈。

シクロクロス東京 2017 C4-C 15/55 (27%)
前列スタートからいつも通りスタートは決まって砂浜の処理も問題なく1周目は4位。そこから下げて下げて下げて・・・15位でフィニッシュ。元気であれば砂浜は割と乗れる方なので、ディスマウントの判断を迷いランで疲弊して撃沈する。

シーズン後半で同じカテゴリーの上位は昇格で抜けていくこともあり数字だけ見ると悪くない。さらに1周目だけ見たら3位4位と他ではなかなか見ない数字なので判断を誤りそうになるが、決して得意なコースではないと思っている。砂浜が乗れてしまえばかなりのアドバンテージを稼げるが、ディスマントでランを選択すると一気に平均以下に沈む。

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コーナーではどうやって自転車を押すのが良いのか?

晴天率が高いのでレースはドライだと仮定すると、林間区間はレストと考えて砂浜をどうするかがやはりポイントとなるだろう。その戦略は?

砂浜は乗車で!
元気な時なら結構乗れる自信はあるので乗車メインで考えていくとする。タイヤの空気圧はできるだけ下げて設置する面積を稼ぎたい。昨年はシラクサンドで走ったが、今年はオールラウンドのTUタイヤ空気圧低めとTLサンドタイヤのどちらが良いのか選択が可能。ただ前日試走もないし、当日時間も限られているので決め打ちしていかないとダメでしょうね。

砂浜はランで!
どうしたってフル乗車で行けるとは考えられないのでランを選択した場合も考えておく。昨年はランに備えてソールのフレックスが柔らかいシューズを履いていった。多少は効果があった気がする。思い切ってフラットペダルに一般スポーツシューズの組み合わせもネタ的に悪くない気もするが悩みどころ。

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フレックス柔らかめのトレイル用シューズ

バイクと共にどのフォームで走るかも大きなポイントになると思う。基本的にはサドルを片手で押して走るのが一番効率が良い気がするが、荒れた路面でスピ−ドが落ちてきたりするとハンドルが曲がってしまい、左手をハンドルに添えるポーズになる。(上から2番目の写真)

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ステム持って引きずるラン

その他両手でハンドルを持つ、自転車を担ぐ、ステム辺りをもって引きずるなんてのも自分の写真を見ると確認できる。体の動きを妨げずに呼吸がしやすく足が前に出るフォームはどれなのか?イーブンで走る時は?ダッシュする時は?コーナーが続くところは?などポイントで変えるのが正解かな。

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担ぐと自転車の重量がプラスになって体力を奪われる感じがするけど、自分の体は比較的自由で走ることに集中できるので速いのかもしれない。トップ選手の多くは担いでいるわけだし。

CXTOKYO ヘアピン

書いてて思い出したけど林間エリアは朝一ってこともあってドライでもなくサンドタイヤが滑って神経使ったなぁ。この写真のポイントも乗車でクリアするのが難しくてね。

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今年のコースは砂浜エリアがさらに延長されたわけですが、ストレート貴重になった事でスピードに乗ってしまえば乗車はしやすいコースになっています。これは上位カテゴリーのパワフルな選手には朗報ですね。私たちにとっては・・・がんばって耐えましょう。

とりあえず自転車とどうやって走るのが効率的かをもう一度確認しておく事をおすすめします。

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これまでのふれあいの里決戦を振り返る

2018年01月27日 08:00

大雪の影響で開催が危ぶまれた2017-2018茨城シクロクロス#3城里すれあいの里ステージの開催が決定しました。第1回大会の時もレース当日に雪が降り会場へたどり着けない参加者が多数出ました。雪が積もっていなくても道が凍結していてスタッドレスを履いていた車でもリアタイヤの落ち着きがなかった事を思い出します。このような状況で開催にこぎつけたスタッフの皆様には感謝しています。

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初開催の2シーズン前はブルーバードで駆けつけました

今年のレース前に今までのレース結果をおさらいしてみましょう。

・2015−2016 茨城シクロクロス #2 城里ふれあいの里 C4B 7/23 (30%) レースレポート

・2016-2017 茨城シクロクロス 第3戦 城里ふれあいの里 C4A 12/39 (30%) レースレポート

・2016-2017 茨城シクロクロス 第5戦 城里ふれあいの里 C4A 7/44 (15%) レースレポート

レースの平均リザルトを出してはいませんが、この会場のレースは良い成績が出ていることがわかります。とても相性が良いみたい。今までの最高位は4位でこれも城里町の七会中ステージだった事を考えると共通点がありそう。シーズン後半のスケジュールで速いCXerは昇格して抜けているのも大きいのだとは思いますけどね。

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Photo by ドンマイ

長い階段とキャンバーが注目されますが、コース内にある短い急坂(ゴールのあるグランドとロッジエリアの高低差)や複数ある林間コースのライン取りなど細かなテクニックや戦略が要求される部分も多く、その辺が自分の特性にフィットしているのかもしれません。

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コースは、昨年第5戦は階段をスキップした逆回りとなりましたが、今回は昨年の第3戦に近いのかな。もう何回か走っているので注意点や攻略ポイントなんかはなんとなく自分の中にあります。

レーススケジュール的に私の参加するC4Aは午後C1の後になります。レースが重ねられコースはある程度ラインが出来ていると思いますが、気温が上がりマッドレースとなるでしょう。キャンバーを考えるとタイヤの空気圧は下げていきたいのですが、リム打ちするポイントも多く悩みどころかもしれません。

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フィジカル的には期待できるものはないので、出し切るところと、休める部分のメリハリを付けて、さらに休み過ぎにように注意したいと思います。過去のレポートを改めて読み返すと高負荷耐性のトレーニングとかもうちょっとやっておけば・・・って後悔したりするのですが、もうジタバタしても仕方がありません。このコースは相性が良いと暗示をかけて楽しみたいと思います。

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Photo by Takashi Saito

フィジカルがないなら違う部分でテーマを持ってチャレンジしたいな。あくまでも順位を上げるためにね。

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CX キッカケとイマ

2017年12月16日 08:00

先日都内某所でCXerの忘年会がありました。シーズン前だったり、シーズン終了時だったり・・・あまり機会は多くありませんが今までもそんなタイミングで酒宴に出席しています。コンクリートジャングルにて普段のサイクルジャージ姿から想像もつかない雰囲気の皆さんと会うのはなんだかおかしい気分です。

ホルモン

宴も終盤、「なんでシクロクロスをはじめたのか?」そんな話題になりました。AJOCCナンバーGPM組の話はここ最近のCXムーブメントのはじまりを感じさせて興味深かったりします。私の場合も聞かれ、どうだったのかな?と思いつつ、恐らくこうであったと話したのですが、改めて自分のブログで確認してみました。私もGPMの記号さえ付いていませんが、ルーツはそこにあったのです。

シクロクロスとの出会い
どうしてこの競技を知ったのか?正確には覚えていませんが、初観戦したミストラル(2012/2)に行ったキッカケはミユキ自転車レポートを読んだから。

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単純明快で面白く泥んこ運動会の様相に心底楽しめました。これは参戦した方がもっと楽しいに決まっていると。まぁ、そこから今回の参戦に至るまで2シーズンは傍観していたのですが、その間も観戦に行ったり参戦されている方のブログを読んだりして思いを募らせていました。やっとオートバイを1台処分する事でなんとか参戦できる状況を作り出せました。

「夜明け前 〜シクロクロス初戦前夜〜」より


引用した記事にもありますが、シクロクロス関東のアイドル(現在はカレーとプラモデルとペコの飼い主でお馴染み)あさか氏の「勝てぬなら、吐くまで踏もう、シクロクロス」にもかなり影響されていることがわかります。久しぶりに見返したけど「感動はいつも自分の中に」、「いいのか、それで」などのキラーワード、湘南CX中井の落車gifアニメやちちフェスMTB事件などやっぱり面白い。

そして、引用した記事を書いた翌日初レースとなった第3回茨城シクロクロス取手(2014/10)に挑みます。そこでこんな風に記事を締めました。

レースを終えて
今回に限っては細かい順位やタイムは正直どうでもいいのです。自分の好きなように自転車を作って、それと共に戦いの場に立てた事が何よりも大事な所。面白そうなことがあれば、やはり外野で応援する前にまずはその舞台に立つ事を選択するべき。それを実践できた事が嬉しいのです。

「第3回茨城シクロクロス JCX第1戦」より


めっちゃ楽しそうな自転車遊びを見つけて、興味を持ち、自分の中心にあったオートバイを処分して、その資金でビスポークフレームを注文し、ロードで余っていた部品を使って組み上げ挑戦したわけです。

RAIZIN CX

その初戦小貝川のシクロクロス会場に知り合いは1人もいませんでした。数回の観戦した経験とインターネットで収集した情報だけで見切り発車したので当然です。自分のレース後は上位カテゴリーの選手がどんな風に走っているのか観戦し、駐車場ではいろいろなバイクをチェックする。帰ってきたら写真をアップしてこのブログにレポートを書く。自分がミユキさんやあさか氏をはじめ色々な人の影響でシクロクロスをはじめたように、自分のブログが誰かの行動を起こすキッカケになればと。

レース後
とにかくC2とC1の応援に。もらった声援を返さなければ。それと一眼レフは持って来てませんがiPhoneで撮影アップする事で誰かに喜んでもらえればと思いまして。自分の写真があったら嬉しいもんね。上手くもなんともないんですけど。
勢いで動画と写真をつなげてこんなの作りました。私が誰かのblogや写真を見てシクロクロスを知り参加したいと思ったように。このメッセージインボトルは誰かに届くのか?

「第3回茨城シクロクロス JCX第1戦」より




1人ではじめたシクロクロスですが、今ではたくさんの会場で顔見知りができて、名前付きでたくさんの応援(野次含む)をしてもらえるようになりました。CX会場じゃないところでも「もしかしてカルさんですか?」ともしカル現象まで起こる始末。結婚式の時に「人生でこんなに写真を撮ってもらうこともないだろうな」と思ったのですが、CX会場では結婚式以上に写真まで撮ってもらえます。これがね、イケメントップカテゴリーレーサーなら話は別ですが、アラフォーで入門カテゴリーのおじさんですよ。何なんですか、シクロクロスって!?逆に怖くなってきた。

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今ではシクロクロスで育まれた関係性がロードでもMTBでもベースに Photo by Eigo Shimojo

純粋にシクロクロスって自転車競技に魅了されています。こんなに間口は広いのに奥は深い自転車競技は他にないんじゃないかな。それと同時にその競技にまつわるカルチャーやシーンの一員になれたと感じられる事が嬉しいのだと思います。

もう一度言います。シクロクロスみたいな間口が広く、奥が深いスポーツなかなかありませんよ。楽しそうだと思ったらそのMTBでいいからはじめてみませんか?過去にはロードで参加した方もいます。そこにハードルの高さを感じたらロードでダート、公園を走ってみるのだっていいでしょう。きっと何かが変わります。

シクロクロスは楽しい!!

えーっと、何の話だっけ・・・とにかく・・・

#シクロクロスは楽しい

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