2019-2020 Rapha Super Cross NOBEYAMA CM3

2019年11月25日 20:00

今年で開催10年目を数えるRapha Super Cross NOBEYAMA。私自身の参加は5年連続5回目。妻と泊まりで参加する家族イベントになっています。今年からCXレース自体は土曜日のみの開催となり、翌日には立地を生かしたグラベルサイクリング(レース?)が組み込まれました。雄大な八ヶ岳を眺めながら、このバイクトリップを滝沢牧場だけで終わらせてしまうのは勿体ないと感じていたサイクリストにとっては朗報でした。もちろん私もその中の一人。グラベルチャレンジ参加を検討していましたが、新しい家族(フラットコーテッドレトリーバーのリンダ)との兼ね合いもあり、残念ながら今年は見送りました。翌日は晴れて最高の1日になったようですね。

IMG_1379.jpeg
リンダが後部座席を占有するので積載量が足りない自体に

アクセス
自宅を3時に出発。圏央道、関越道、上信越道を経て滝沢牧場まで220km。6時過ぎに現地に到着。すでにP2は埋まっていてP3(コース奥)に誘導される。駐車場入口を間違い、畑の中に入るアクシデントもありましたが、スタッドレスタイヤと4輪駆動のおかげで事なきを得ました。佐久辺りから妻が運転してくれたので1時間ほど眠れたのは大きかったな。

コースチェック
基本的には例年通り。野辺山名物となった溝越えは私の参加するカテゴリーには使われません。前日までの雨でコースは野辺山らしい重い泥。ピット前の畑は朝の試走の段階では乗車は不可能。CM3の前に3レースほどあるのでそこで走行ラインが形成されるかがポイント。泥エリアでは自転車を転がすとタイヤに泥がまとわりつき重くなるので担いで走る事を言い聞かせる。

作戦と目標
例年後列スタートなのだが、なぜか今年は2列目。ただフィットネスレベルは最低なので上げすぎず、イーブンペースで乗り切る。舗装路の登りは休まないでしっかり追い込む事。メインエリアの芝区間は他者のラインに惑わされず、ワイドになってもいいからグリップする場所を選んでスムースに。これくらいで、今思えば全く集中してなかったな。

機材
raijzincx_nobeyama.jpeg

これといって特別なことはない。タイヤはFMBスラローム(TU)で空気圧は2barくらいから走りながら適当に下げた。ちょっと高め過ぎな気もしたが、不安地な路面でグリップを求めるよりも段差でパンクしない方向に振った。

ウェアは裏起毛のワンピしか持ってこなかったが、この気温なら薄手の方が良かったかも。シューズは今年から投入したGiroの紐靴ではなく、ノースウェーブのハンマーCX。ウィットスーツ素材でできたシューズインナーのおかげで泥が靴に入らず冷たくならないので快適。試走で使い汚れるから、履き替える予定だったが、感触が良いのでそのまま使った。



試走で泥々になったのでレース前に洗車が必要になるが、野辺山は洗車機が準備されているので助かります。自分で持ってきた水、バケツなどの洗車道具で大まかな泥を落としてから洗車機へ。並んでいる人と同意した意見ですが、余りにも時間をかけて洗う人が多い印象。そのまま床の間に飾るわけじゃないんだから要点を絞って手早くやりましょう。

CM3 レースレポート
昨年は完全に混走でしたが、今年はCM2との1分時差スタートで別表彰。55人以上出走なので昇格は・・・今年は緩くなったのは確認していますが、ノーチャンスなので詳細は知りません(笑)

cm3startnobe.jpg
Photo by Shinya Yoshiwara

前のレースで何かあったらしく、スタート前の静けさの中、救急車のサイレンが響く。「不吉だなぁ」と思わず漏れた言葉に笑みが浮かぶ。

スタートの反応は上々。前列に合わせて余裕を持って踏む。観戦していたC3では1コーナーで激しいスリップからの落車を見ていたので慎重に。左前の選手がブレーキングでロックしてスリップしたのでそれを避ける準備をするくらい冷静に。(オンボード動画に映ってたよ。)1コーナーを立ち上がり舗装路から左に曲がってインフィールドへ。アウト一杯に使って曲がりゴール地点へ。この辺までかな予定通りだったのは(苦笑)

IMG_1101.jpeg

もう最初の畑の泥区間で降車してランでズブズブと沈み、かなりたくさん抜かれました。脚が重く、今日もダメだと悟ります。なんとか畑区間をクリア。応援している妻とリンダに探し見つけるくらい集中できてなかったな。

IMG_1106.jpeg

バギーコース手前で今シーズン初レースに重田さんに抜かれる。それでもなんだかぼーっとしていてなんでもないコーナーで落車。そんなピンチの時に後ろからやってきて声をかけてくれる小野さん。これ全く昨年と同じやつだ(笑)小野さんの後ろでペースを作ってもらってバギーコース終盤で追い抜き前へ。

IMG_1114.jpeg

スプリントをする余裕はないので、前の選手にジワリジワリと近づき、コーナーワークで抜く作戦。これではダメなんだけど、現状これしかできない。

IMG_1524.jpg
Photo by Shinya Yoshiwara

フライオーバーで重田さんに追いつく。ココで抜こうと思ったがラインが交錯して危ないのでジッと機会を待ち舗装路に出る手前でパスできた。

Lap2に入る。残り2周。どのようにコースを走るかもう一度暗唱。試走ではどうするか曖昧だった畑区間はできるだけ乗車しようと決めた。ランの方が早いかもしれないが、その後息が上がって回復できないのでできるだけ乗車にする。一か八かだったが、なんとか7割くらいは乗れたと思う。最後のくねくねは諦めて降車した。基本的には後ろを振り返ることはない。こうやって撮ってもらった写真を見返すと思ったより重田さんとの距離が離れていなかった。

haigo.jpg
Photo by Shinya Yoshiwara

朝の試走から3レースを終えてコースのコンディションは変わっていた。特にフライオーバー前の林間区間。泥が重くヘアピンの立ち上がりで消耗する。また小さなドロップオフで地面がえぐれてしまい気をつけないと前転しそうな場所もあった。

IMG_1543.jpg
Photo by Takashi Saito

試走で何も問題がなかった、フードコート(テント)へ入るスロープやフライオーバー手前林間にある階段などは疲労によりバイクコントロールが雑になってしまいLap2ではどちらも落車などのトラブル。

IMG_1538.jpg
IMG_1540.jpg
IMG_1539.jpg
Photo by Takashi Saito

決定的瞬間!何が悪かったか落車になる瞬間(1枚目)で理解したが、Lap3ではディスマウントしようと決めた。

lastlap.jpg
Photo by Takashi Saito

ラストラップへ。これまでに決めたプランを実行。Lap2と同じように畑の泥区間は乗車でクリアする。良い感じでバイクをコントロールできて早くはないが確実に泥スラロームをしていると・・・そこにバイクを担いで重田さんがやってきた。心は折れかけましたが、まだゴールまでテクニカルな区間が残っている。体力で負けてもテクで勝てると信じてココは我慢。

バリア越え
Photo by Shinya Yoshiwara

畑からバギーコースまででかなり離されたけど、フードコート手前でロックオン。リマウントのタイミングでパス。あとはもう逃げるだけ。

IMG_1513.jpg
Photo by Inori Noguchi

試走の2周とレースの2周。この経験と抜いていったCM2の選手?のラインを参考にしながら最適なラインを丁寧に狙う・・・気持ちはね。フライオーバーでオーバーランしそうになるなどわちゃわちゃしつつ、前の選手に逃げられたけど(CM2の選手だったみたい)最後は踏み切ってゴール。

goalnobeyama.jpg
Photo by Takashi Saito

リザルト:16位/55人出走 29%
Lap1 12:35
Lap2 11:27
Lap3 11:28
合計タイム 35:40(+5:11)

Good!
・レースを楽しめた
・喘息発作や坐骨神経痛などの症状が出なかった

Bad
・試走を含めてレースに集中できなかった

レースまで時間があるとドッグランで遊んでいたら招集ギリギリになってしまいちょっと焦った。タイヤの空気圧決定も含めて全てが適当。コンディションが上がっていないからと、そこまで適当になっちゃダメだよね。参加するからにはその現状で最善を尽くそう。皆さんの声援、一緒に走ってくれている選手、後から振り返られ写真・・・全てのアシストで楽しく走ることができました。やっぱ野辺山最高だな。できれば2日間参加しいてフェスを楽しみたいね。



宇都宮CXに後ろ髪を引かれつつ・・・これにて2019年のCXレースは終わり。年明けに向けてもう少しコンディションをあげられるように努力しようと思います。




ssalebaner.jpg

スポンサーサイト



今年もやります、オンボード動画撮影

2019年11月20日 19:00

昨シーズンに引き続き、今シーズンもシクロクロスレースでオンボードカメラによる動画撮影を行います。残念ながら1戦目となった幕張クロスはカメラの操作ミスで録画はできませんでしたけどね。よってこちらが今シーズン最初のレースのオンボード動画となります。



撮影カメラはMUSON MC2 Pro1です。よって手ブレなどもあり真剣に見ると酔うかもしれません。そもそも、レースのオンボード映像ってよっぽど目的がないと見られないですよね。自分もこのレースを走っていたとか、次にこのコースを走る参考にとか。ちょっとは面白く見られるように、何が起きたのか、どんな状況なのかわかるようにコメントを入れたりしましたが、編集ソフト「iMovie」はテキスト挿入機能が弱くなかなか悩ましいところ。カメラのアップデートともに編集ソフトもどうにかしたいな。

なぜ動画を撮影するのか?
それは、シクロクロスの走行ログとしてもっとも有効な手段だから!これはSide by Side Radio小山さんの言葉。サイコンでGPSや心拍、ケイデンス、パワーなどをロギングするのが一般的ですが、レースの状況(コースや周りの選手との関係)に応じた変化は、サイコンのログだけではわからない。録画映像があってこそ数値の変化が理解できることとなるでしょう。私の場合は、レースレポートを書くための記憶保管用ですが、サイコンと合わせて単体で眺めていても気がつくことがあるんですよ。



合わせて第三者視点で撮影していただいた写真や動画をうまく編集すると面白いんだろうなー。

GOPRO アクションカメラ GoPro(ゴープロ) HERO8 Black CHDHX-801-FW [4K対応 /防水][ゴープロ ヒーロー8 ブラック gopro8 CHDHX801FW]
by カエレバ







ssalebaner.jpg

2019-2020 茨城シクロクロス #3 Day2 涸沼自然公園 CM3

2019年11月19日 08:00

シーズン当初の参加予定にはありませんでしたが幕張クロスの感触が思ったよりも悪くなく、ダメージも残っていない気がしてエントリー・・・しかし、その後体調を崩して風邪で仕事を2日休むなんて思ってなかったよね・・・鼻水止まらないけど走ってきたよ。

アクセス
yoakemaehighway.jpeg

新会場となる涸沼自然公園。この週末、会場となる涸沼自然公園からほど近い、大洗ではあんこう祭りが開催され多くの観光客で賑わうとのこと。それに伴う渋滞発生を考慮して早めの行動を心がけました。結果的にノンストレスで会場入。(4時半出発で高速道路を走り6時10分に会場入り)

コースチェック
涸沼自然公園は2Daysで開催。前日とは逆回りのコースとなりました。フラットで初心者にも優しいコース設定との触れ込みでした。

コースにアスファルトの区間はなく、固くしまった砂利道と芝で構成される。 複雑なレイアウトを一切廃し、十分な幅員を担保した直線とコーナーの組み合わせからなる。 初心者・女性やお子様にシクロクロスの楽しさを堪能していただくためのイージーなコース設定となっている。 反面Stop&Goが繰り返され、ハードな高速レースとなる。
茨城シクロクロス Webより


ワイルドに掘られた水路(溝)を飛び越えるポイントが4、5箇所あって体力を削ります。またスリッピーでトップが非常に狭いキャンバー区間、ちょっとした小山を超えるなど縦の動きもありました。路面は芝生、砂利、泥、落ち葉と目まぐるしく変化し、全体的に転がりの重たいコースで休み所はありません。古いCXerなら吉見運動公園で開催されていたミストラルを彷彿とさせるコースです。コース幅は広かったかな?(苦笑)

試走は2周で終了。林間区間なども含めてクネクネを覚えられそうもないし、朝は特に路面がスリッピーで泥も重く、試走後すぐのレースを考えると体力を温存した方が良いと判断。

作戦と目標
キャンバーまでにある程度順位を確定しておかないと渋滞で足止めされて厄介なことになりそう。試走では他の選手がいてオールクリアできなかったが、落ち着いて走れば問題なく乗車でクリアできると判断。それ以外は我慢するしかないかな。幕張ほどプッシュできる体調でもない。目標は前列スタートから粘ってシングル順位。

機材
IMG_1282.jpg
Photo by Takashi Saito

タイヤはチャレンジ・シケイン(WO)。空気圧はゲージが壊れて測れなかったが2barから砂利コーナーで前輪が逃げない程度に下げた。オールラウンド(FMBスラローム)に交換したい感じもあったがスケジュール的にあきらめた。

そして齋藤さんに撮影してもらった写真を見て紅葉が素晴らしかったことに気がつく。

CM3 レースレポート
hinumac3start.jpg
Photo by Shinya Yoshiwara

レースはCM2と1分の時差スタート。幕張クロスで稼いだポイントによりCM3の1列目から。反応も良くひと踏みでトップへ。上げすぎても持たないので流しつつ、150mくらい?先の1コーナーでやまぞうに抜かれて2位に。コーナー立ち上がり次のヘアピンまで5位くらいまでポジションを下げた。簡単な段差で前が詰まり、ちょっと流しすぎたと反省。

strat
Photo by Takashi Saito

ヘアピンを立ち上がり小山をディスマウントしてクリア。問題のキャンバーへ。ディスマウントする周りにペースを合わせつつ、片足をつきながらクリア。最後はディスマウントしたかな。とにかくここは、落ち着いてできるだけ自転車から降りずにクリアすることを心掛けた。ディスマウントしてランによるダッシュでクリアするのは疲れちゃうからね。疲れたり、泥でハンドルを取られている人を避けつつ、いつのまにか2位へ。やまぞうに「カルさんxouashie!!!」と煽られたが、いつものようにコール&レスポンスに付き合う余裕もなし。無理せずにイーブンペースで長い長いスタートループが終わるまでに6位くらいまで順位を落とした。

76608793_2494763660770963_7203731912941109248_o.jpg
Photo by Tomoaki Hori

ココから2周。絶望するくらいに体は動かない。幕張クロスは後方スタートだったこともあって、スプリントを何度もしてキャッチアップしていったが、このコースは休み所がなくスプリントしたらズブズブと遅れるだろう。とにかく我慢、省エネ、ミスを最小限にして耐えるのみ。

75279405_2413833735382162_281760141064273920_o.jpg
Photo by Yuuichi Ooya

抜かれて追わないので一時的に離されるのですが、例のキャンバー一発で追いつけるので助かりました。あそこがなかったらもっと順位は振るわなかたはず。1周目は最後片足着いて小回りするくらいで乗車クリア。観戦していた薄井さんの「うまい!」戴きました。
同じくらいを走っていた選手はキャンバーのランで体力を削られ、その後の泥区間踏むのが相当しんどかったことでしょう。こっちはセミスリックタイヤがグリップしてくれなくて疲れましたけど・・・。

そしてこのレースを語るには避けて通れないのが公園内に張り巡らされた水路の横断。いわゆる溝越えです。それが4、5箇所あり、とても乗車でクリアできる幅ではありません。踏み切りの場所も泥々でかなり体力を削られます。

kousya_cx.jpg
Photo by ネコ先生

そこで、とにかく踏み切る前までは自転車に乗ってランの歩数を削減する作戦。シケイン(バリア)越えと同じですけど、アプローチも凸凹があるのでバランスを取れないと難しいポイントなのかもしれません。このような積み重ねで少ない体力を極力削らないようにマネージメント。越えたらすぐにマウント。局地的にはちょっとランしちゃった方が早くても疲れるから禁止!

77388834_2122586841370866_2905735067269595136_o.jpg
Photo by Takashi Saito

このような涙ぐましい努力で、抜きつ抜かれつしながら、迫る後続を振り切ってゴール。スプリントしていないので攻めた感じは一切ありませんが、なんとか前列スタートのメリットを享受し守った感じのレースとなりました。

リザルト:6位/25人出走 24%
Lap1
Lap2
合計タイム 22:01(+1:06) スタートループのタイム入ってない?

Good!
・目標通りのシングル順位
・大きなミスはしなかった
・喘息発作や坐骨神経痛などの症状が出なかった

Bad
・タイヤ選択

幕張から1度も自転車に触らずに、体調も整っていない状況。できる範囲で最大限の結果を出せたかな。周りの選手とそれぞれが得意な部分、苦手な部分をさらけ出して戦えたのが楽しかった。もうちょっとできたはずって後悔は一切なし。ただもうちょっとできるように戻したいって気持ちが少し芽生えました。
その理由は、今回も3位で表彰台に上がったやまぞうの存在。(しかも上位と僅差!)数年前から夏の間もひとりで乗り込みをしているところを見ていたので、彼がいつも通りしゃべりながら上位を走っている姿は、胸を打つものがあります。

hinumagoal.jpg
Photo by Takashi Saito

私のランキングも上がってきて(前回までAJOCC62位で現在18位、関東限定なら8位)スタートポジションは2列目以上を確保できそう。野辺山はノーチャンスなレースなのでとにかく楽しんで、12月にがんばって乗ったら1月にはもう少し余裕を持って走れるかな。走りたいな。結果はともかく、前を追いかける攻めたレースができるように。そんな訳で次戦予定していた宇都宮はエントリーなし。年明けのスケジュールをもうちょっと考えます。

最後に・・・涸沼自然公園は良いところですね。本当は大きな丘もあったりして、今回の運営が認められたらもっと大規模に公園を使ったダイナミックなコースが作れるのかもしれません。公園内、周囲にはキャンプ場もあります。大洗海岸、水戸駅も近く宿泊施設には困らない立地。全日本イケますよね。ひとつ残念なのはペット禁止なくらいかな。ラムサール条約に加盟して湿地帯の保護の観点からようですが。知らずに愛犬を連れて行かないでよかったです。




ssalebaner.jpg

2019-2020 幕張クロス CM3

2019年11月04日 11:07

台風の影響で例年よりもシーズンインが遅れてしまいましたが、なんとか無事に開幕を終えました。毎年参加している幕張クロス(旧スターライトクロス幕張)は、好きなだけに入れ込みすぎて怪我も多いコース。安全第一で楽しんできましたよ。

コースチェック
makuharicross_map.png

恒例の試走時間前徒歩でのコースチェック。エリートはUCIレースとなるのでコースは右回り。基本的なレイアウトは作シーズンと変わらない感じだが、下位カテゴリーは芝生エリアがショートカットされる様子。この日のチェックポイントはコースコンディション。排水ポンプを使ってコース内の水たまりはほとんどなくなっているが、一部だけ意図的に残してある場所あり。また染み出しによりぬかっている場所もあり。後半のスケジュールであればラインもできてドライになりそう。

IMG_0898.jpeg

コース図左側とコース奥にある2連キャンバーの2つめ登り返し(忍者返し)はディスマウント。それ以外は基本的に乗車でクリアできる(バリア除く)。

作戦と目標
昨年は自分史上最も仕上がっていたシーズンだったが、今年のオフは本当に自転車にまたがっていなかった。そんな中の初戦でスタートは43番コールなので5列目。順位目標はなし。現状できる限りの力でプッシュをして、どれくらいのポジションで走れるのかを確認するレースとします。もちろん安全第一でね。

機材
19-20_raizin_cx.jpg
詳細はこの記事で

昨年は芝生エリアの転がりを重視してタイヤをシケイン(チャレンジ)にしたが、登り返しのキャンバーでトラクションが抜けることが多かった。試走では丁寧に走るから問題なくてもレースだとやっぱり神経が行き届かない。今回は芝生エリアも短くなっている事もありオールラウンドのスラローム(FMB TU)にした。不安だったのはタイヤ貼ってから一度も使ってなかった事くらい。

CM3 レースレポート
IMG_0985.jpg
Photo by Tomoaki Hori

スタートは周りの動きを見つつ落ち着いて。1コーナーまではあまり車間を詰めないようにして安全第一。そこから芝生エリアのヘアピンでガラ空きのラインを見つけてちょっと踏む。焦って踏んでも前に詰まるだけなので冷静にラインを探して空いたらそこに入る感じでバリア前まででそれなりに挽回できたかな。

IMG_0987.jpg
Photo by Tomoaki Hori

体力は持つはずがないので、出しどころを制限して、滞りなくフローするようなイメージ。芝生エリアに入ったらダンシングで早めにスピードに乗せるのは心がける。プッシュ、プッシュ!

IMG_0981.jpg
Photo by Tomoaki Hori

試走よりコースが絞られて逃げ場がなくなった水たまりポイント。まだラインができていない泥部分を走るより水の中の方が抵抗が少ないと信じて。

74426185_2551909774891893_5416872466645516288_o.jpg
Photo by Shinya Yoshiwara

Lap2の水たまりポイントではひろさとさんのオンボードに映っているが、加速も含めて2名をパスしている。

IMG_0983.jpg
Photo by Tomoaki Hori

決めたプランを淡々とこなし、前が見えたら追いつけるようにプッシュ。Lap2後半で前太ももに乳酸が溜まって踏めず。Lap3入って一度抜いた選手2名にパスされる。

IMG_0943.jpg
Photo by テリー

後ろを気にしつつ、これくらいの位置かと漕いでいたが、キャンバーなどの処理は破綻なくクリアできた事もあり抜かれた1名は射程距離に入った。最終コーナー手前の芝生エリアで踏んで気づかれないくらいの位置に上がって、最終コーナーで一気に真後ろにつき、そこからスプリント!声が出るくらい踏んで抜いてゴール。

リザルト:10位/49人出走 20%
Lap1 8:38(14)
Lap2 8:12(7)
Lap3 8:17(8)
合計タイム 25:09 (+1:23)

Good!
・決めたプランを確実に遂行できたこと
・できすぎのリザルト
・喘息発作や坐骨神経痛などの症状が出なかった

Bad
・オンボードカメラの操作失敗でデータなし

Lap2終了時に9位に上がっていたみたいだけれど、抜かれて抜き返して最終的には10位のリザルト。暑さを感じたが、空気の乾燥はなく、体調を崩すことなく走りきれたのは大きい。これからフィジカルを積み上げるのは困難なので、できる限りプッシュしつつ、冷静なマネージメントでリザルトを残せたらいいね。

IMG_0938.jpg
TEAM 48PRODUCT マスターズは無事にシーズンイン。NEWシューズはジャージデザインにドハマリしていると話題に。

最後に幕張クロスについて。昨シーズンまで売りだったナイトレースがなくなり、2日間に分けて1日分のスケジュールを消化する宇都宮のような運営になった。下位カテゴリーの参加人数減少によりレースグループが減ったのは長期的には問題なのかもしれないが、レース進行的には余裕ができた。UCIカテゴリーと下位カテゴリーでコース長の調整もあり、ちゃんと30分のレースが開催された。

ちなみに昨年までは20分前で終わることが通例だった。

昨日に引き続き20分弱のレース。ルール通りトップのラップから算出すれば3周回のレースになるはず。競技の性格が変わってくるくらいの状況だし、どうにか対策をして欲しい。ちなみにこの日は私たちとC3は2周回でC4は3周回のレースとなりました。なんだそりゃ。
UCI基準に合わせることによる弊害(コースが長くなり、遅い選手に合わせておかないとタイムスケジュールのコントロールが難しい)があるのは予想できるが、それにも対処方法はあると思う。今回スタートがホームストレート内だったが、これを別のスタートループを設ければ、前のレースの遅い選手をコースで走らせつつ、召集も完了できたりするでしょう。年々良くなっているイベントだけに次回に期待します。
昨年のレポートより



次回はRapha Super Cross 野辺山です。茨城の新会場も気になるけど体力的に難しいので観戦だけにしておきます。いやぁ、シクロクロスって辛くて楽しいですね。



ssalebaner.jpg

2018-2019 シクロクロスシーズン総括

2019年02月28日 12:05

9月からはじまった2018−2019シクロクロスシーズンの参戦を終えました。まだシリーズ的には3月のレースがいくつか残っていますが、私は2月の茨城CX#4土浦Rdにて5ヶ月に渡ったシーズンを締めくくる事にしました。

開幕前
開幕直前になってAJOCCから今シーズンの概要が発表されました。かなり大きな変更でどんなふうにレースに参加するかを短い期間で問い直さなければいけない状況になりました。ポイントは2つ。今までC2以上のカテゴリーにおいて義務付けられていたJCF選手登録ですが、それをもっと広い選手に対して加入が促されました。登録外選手の場合はJCXシリーズ対象イベントに参加する際に臨時登録費用を徴収する救済方法が発表され、登録するか否か、JCXシリーズを避けるか?など議論を呼びました。またカテゴリーの残留制度も見直されました。今シーズンはカテゴリーのピラミッドを形成する準備期間とし、実質1レース参加してポイントを獲得すれば降格することはなく、それによりモチベーションの低下などを招いていた気がします。

それ以外にも上位カテゴリーで運営されていたランキング制度によるスタート位置優遇が下位カテゴリーでも導入されました。マスターズカテゴリーにおいてCM2、3が別表彰になる事でこのカテゴリーの活性化を目指すと発表されました(茨城、湘南など)私は昨シーズンからマスターズ参戦を考えていたので、この新しい取り組みが背中を押しました。それについてはNEW SEASONにて書いています。

1.茨城シクロクロス 第1戦 城里町うぐいすの里ステージ CM3
31027562718_0f35b70828_z.jpg
Photo by Tomoaki Hori

マスターズクラスに変更して最初のシーズン。C4の時はシングルが目標でしたが、CM3になりどれくらいのポジションで走れるのかをチェックするのが目的となりました。昨シーズンのポイント実績もなくエントリーが遅れたのでほぼ最後尾からのスタートで脚試しです。

リザルト:15位/44人出走 34% (11pt) レースレポート

2. 茨城シクロクロス 第2戦 取手ラウンド(小貝川)CM3
ibarakicx_gogogo.jpg
Photo by Yasuhiro Nakashima

ここからがスタートだと臨んだホームコースの小貝川。初戦で稼いだポイントで3列目からのスタートとなった。しかしスタートの失敗と落車に巻き込まれるなど序盤はバタバタと。ただ尻上がりにラップタイムを上げてプッシュしてゴール。約4kgのダイエットと夏場のサイクリングで自分なりに頑張った効果を実感できたレースとなった。

リザルト:8位/56人出走 14% (22pt) レースレポート

3. 2018-2019 前橋シクロクロス第1戦 CM2+3
44419434645_08b17a930c_z.jpg
Photo by Tomoaki Hori

別表彰じゃない前橋では、どれだけ上位カテゴリー選手を喰えるか走る。またもや中盤からのスタートでファーストラップもたつくが安定したタイムでレースを走れた。CM3だけで考えれば5位(+39秒)とまぁまぁ。細かくポイントを稼いで強い人が昇格して、スタート位置が前になれば表彰台は夢なじゃいと現実的な目標に設定する。

リザルト:10位/38人出走 26% レースレポート

4. 2018-2019 スターライトクロス Day1 CM2+3
facedown.jpg
Photo by Takashi Saito

幕張も表彰は別ではないので表彰台や昇格ではなく、どれだけ上位カテゴリーと勝負できるかの戦い。幕張は上下の動きが激しく難易度は高めだが、試走では問題なくクリアできていたのでなるべく前で入って後ろの渋滞を尻目に順位を上げる作戦。ただ入れ込みすぎて落車して順位を落とした。最終ラップで順位を挽回してシングル順位ゲット。終わってみれば全体で4番目のラップタイムを記録していた。それだけに1周目が悔やまれた。

リザルト:8位/53人出走 15% レースレポート

5. 2018-2019 スターライトクロス Day2 CM2+3
day2start.jpg
Photo by 黒葛原 俊一

幕張は連戦となった。1日目の逆回りだがプランは同じで最初にトップに出てコースクリアの状態でテクニカルセクションを乗車でクリアすることで差を付ける。C4時代もこの方法でLap1についてはトップで帰ってくることができた。あの頃よりベースが上がっているしもしかしたら・・・そんな淡い期待をチェーン落ちが打ち砕く。そこまで1位だったのにね。そのあとは完全にリズムを崩してバタバタ。

リザルト:12位/49人出走 24% レースレポート

6. Rapha Super Cross NOBEYAMA Day1 CM2+3
nobeyamacx_day1_.jpeg

幕張2Daysの翌週は野辺山2Days。こちらもスタート位置は後方だし表彰も2と一緒。どこまで順位を上げられるか楽しもうってイメージ。後方からのスタートは冷静に立ち回れて6位までジャンプアップ。しかしその後は続かずに順位を落としてゴール。

リザルト:21位/68人出走 30% レースレポート

7.Rapha Super Cross NOBEYAMA Day2 CM2+3
46479377_1184276585056009_5130467936925908992_o.jpg
Photo by おぐー

前日よりも更にスタート位置は後方。喘息発作もありあまり無理しないで楽しもうってスタンスで。序盤は順当に順位を上げていくが、途中で中だるみ。しかし小野さんに刺激されて踏み直す。尻上がりにタイムを上げて昨日よりも良い感じでフィニッシュ。

リザルト:23位/78人出走 29% レースレポート



ここまでが前半戦。直近4レースはCM3単独表彰ではないこともあり、腕試し的なレース。この後のレースは目標達成に向けてプッシュする予定でしたが・・・坐骨神経痛を発症。2ヶ月の安静となったのでした。




8. 宇都宮シクロクロス DNS

9.茨城シクロクロス 第3戦 城里町ふれあいの里ラウンド CM3
190127akumatani.jpg
Photo by Takashi Saito

痛みがやっと収まり復帰戦は茨城CXのふれあいの里。復帰戦としてはなかなか厳しいコースです。怪我前の目標はとりあえず置いといて、自分がどれくらいできるかを確認する。ただ事前のローラーで高負荷には耐えられない事はわかっていたのでスタートは抑えめで比較的得意なキャンバー区間で順位を上げる作戦。作戦通りに走れたが体幹が弱りすぎていてダメでした。喘息発作の影響で走り終わってからお腹が攣る事は今までもあったのですが、レース中に攣ったのははじめて。それでも上位陣が昇格したからかリザルトは怪我前と比べて悪くないように見えますね。錯覚なんですけど。

リザルト:8位/32人出走 25% レースレポート

10. 前橋シクロクロス DNS

11. 湘南シクロクロス DNS

12.茨城シクロクロス 第4戦 土浦ステージ

52387522_1958395594456659_1873500726341140480_o.jpg
Photo by Takashi Saito

コンディションはともかくモチベーションが上がらずに2レースをDNS。今年の最終戦は土浦と決めて目標であった表彰台を目指す・・・が、スタート慎重に入った事が裏目に出て落車で終わり。DNFするか考えながらではどうにかなるはずもなく重い体を引きずってゴール。

リザルト:11位/36人出走 30% レースレポート

総括
ダイエットと夏場の乗り込みで「今年はやれるかも」と希望に満ちたシーズン序盤であったが、怪我により結果には結びつける事ができなかった。そのイメージが残っていたことにより、復帰後のコンディションで走ることを楽しむ事ができなかった。いつも言っているようにレースの結果が生活を左右する立場ではないのだから、その状況を楽しめればいいのだが、ペットロスなどもあってノレなかった。

IMG_3375.jpg
Photo by Takashi Saito

前半戦のコンディションのまま後半戦を走れていたら・・・どうしてもあのイメージに支配されてしまった。
そこはもう仕方がないので、前半戦は昨シーズンに比べて確実にレベルアップした事に注目して来シーズンに繋げていきたい。それと調子が良いからと言って片っ端からレースにエントリーしてコンディションを落とすようなことがないようにしないとね。

怪我とスケジュール
アレルギー性の喘息発作とアトピーに加えて坐骨神経痛をケアしなくてはいけない。トレーニングやレース参加による体力向上も大事だが疲労回復にもっと気を遣う必要がありそう。今年エントリー数は12戦(DNSが3)で、その中でも幕張と野辺山の両日出走は明らかにやりすぎであったと反省している。更に野辺山の翌週にはこんな撮影もあり。また、朝一番でレースを走った後に会場で他のレースの観戦をすることも体調を崩す原因になっていると思われる。観戦も趣味なのでなしにはできないが、暖かくするとか補給をしっかりするなど気を使う必要がある。

機材
raizin190125.jpeg

昨シーズンからほぼ変更はなし。毎年何かを変更していたが今年は走ることに集中できた。タイヤは3シーズン目のFMBスラロームに加えて、チャレンジ・シケインオープンチューブラー(要はWO)にラテックスチューブを追加。メインで使うホイール(FMBタイヤ)とリム幅を合わせるのにクリンチャーホイールしか手元になかったからとやや消極的なチョイス。 しかしTLよりもフィーリングがメインで使うTUに近く使いやすかった。



機材的に昨シーズンと一番変わったのはオンボードカメラでの撮影を開始したこと。安いアクションカムですが、曖昧なレース中の記憶を振り返るには必要十分。初戦と最終戦以外は記録あり。興味のある方はコチラ(YouTube シクロクロスオンボード2018-2019)でどうぞ。

52952720_1958444347785117_9140674610528780288_o 2
Photo by Takashi Saito

そうそう、機材と言っていいかはわかりませんが、オリジナルジャージのワンピースを作ったのも大きなトピックですね。やはりワンピースはテンションが上がります。機能的でもあるしね。ロット製作において協力してくれた皆様ありがとうございました。現在このジャージで3名がCXシーズンを戦っています。

最後に・・・
43067764380_d9bf78e7c1_z.jpg

開幕前に選手登録や昇格、降格条件など大きな変化があり、離れてしまった仲間もいますが、AJOCCの考えるより良き未来のためへの前向きなステップであるのでしょう。サイトでのリザルトやポイントランキングの反映も早くこの部分でもオーガナイズがしっかりされていると感じられました。JCFとの絡みでいろいろ難しい事もあると想像しますが、ロードやMTBと違った雰囲気、文化を残しつつ持続可能で強固な体制構築へ向けて確実に前進している事と願っています。

AJOCCやCX小委員会、スタッフ、ボランティア、地域の行政の方々や同じくレースを楽しむ仲間全てに感謝を。そしてやはり最後に感謝を伝えたいのはカメラマンの皆様。SNSなどの普及で、この競技の楽しさを拡散する土壌は出来上がっていますが、それを伝えるには、こんな駄文よりも皆様の写真が一番です。本当に、本当にありがとうございます。また来年また会場で会えることを楽しみにしています。

#シクロクロスは楽しい 弱虫ペダル




ssalebaner.jpg



最新記事