2017-2018 シーズン終了 RAIZIN CX

2018年03月17日 21:08

AJOCC管轄のシクロクロスレースは11戦、それ以外のレースイベントに1戦と合計12戦のレースを走った17-18Verのライジンシクロクロス。シーズン前のRAIZIN CXについてはコチラで解説していますが、それがどうだったのか書き留めておきます。

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まずはフレームのリペイントについて。メタルフレームの地肌を生かしたグラデーション仕上げは他になかなかないアレンジじゃないかと自画自賛。トレンド感もない地味な色目ではありますが、自分にとっては意味のある色であり、この控え目さもロートルには似合っているんじゃないでしょうか。

コンポーネンツに関しては昨シーズン後半の仕様を継続していますが、一部変更しています。

カンチからミニVブレーキへ
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制動力の高さと引き換えにカックンブレーキになる傾向で扱いづらく、泥詰まりなどのデメリットがあると一般的に言われています。確かに序盤幕張での落車はこのブレーキに慣れていない部分が影響してしまいましたが、それ以降は自信を持って自転車を確実にスピードダウンできる安心感が良い方向に左右したと思います。調整の容易さ、ホイール着脱のしやすさも好印象でした。

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ちなみにシマノの現行STIで引けるCX9は廃盤なので欲しい人は流通在庫を探しましょう。

SHIMANO vs MAVIC(TIME OEM)
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泥ハケ性の高さから多くのCXerに愛されるTIME ATACペダル。逆に泥が詰まりやすい設計のシマノペダルユーザーとしては一度使ってみたいペダルでした。今期スタートから使い始め、シマノに戻し、またMAVIC、シマノと数レース走っては入れ変えました。
シマノは足裏でペダルが探しやすく、ペダルが確実にキャッチできる。音と感触で着脱のインフォメーションが体に返ってくるのも良い。シマノは位置が悪くはまっていないのか、泥が詰まってはまらないのか?それがわかるので諦めがつくのが大きいかな。
逆にMAVICは泥がついてもそれを押し出すようにはまるのですが、インフォメーションが弱くはまったのか、まだはまっていないのかが掴みづらいのです。これは慣れてしまえば弱いインフォメーションでも気にならなくなるのかもしれませんが。

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これは個人の好みでどっちが優れているわけではありませんが、私はシマノSPDが好きです。

ホイールとタイヤ
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ファーストシーズン以来、久し振りにTUタイヤ(FMB Slalom)を投入しました。ホイールは手組みでハブは以前も使っていた105でリムはTNI CX22です。投入初戦となった野辺山の凍てついた轍も宇都宮やしふれあいの里のキャンバーもしっかりとタイヤが変形して面圧を高めてくれて、とても安心感があります。もう最高ですね。
しかし、ちょっと困った事も。このホイールがワイドリムで、今までのナローリムホイールを使うのが面倒(ブレーキ調整が必要)なので1本(セット)勝負で走りました。例えば土浦のようなドライで直線が多いサーキットでは完組DURAホイールとサンド系TLタイヤの方がスピードに乗せられたと思います。来季はこれらを考慮してスペアホイールとタイヤの構成を考えたいと思います。

TNI(ティーエヌアイ) CX22アルミリム (TU)[ホイール][ロード用][リム]
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ライジンクロモリベンドフォーク
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シーズンインはENVEのカーボンクロスカンチフォークで。軽量で剛性のあるフロントフォークでレーサーとしてはこちらの方が適当だと判断しました。しかしそれは扱う人間が使いこなせればの話。私にはピーキーに感じて無理でした。制動力の上がったブレーキを持て余していたからかもしれませんが、フロントからスリップダウンする事も多くなります。
そこでフレームと一緒に製作してもらい、過去2シーズン半使ってきたクロモリベンドフォークに戻します。挙動がとてもマイルドになりフロントが落ち着くようになりました。私のスキルではこのフォークが合っているようです。

9.295kg
シーズン前軽量が8.425kgでしたから1kg弱重くなっていますね。交換した部品(フロントフォーク、ホイール)がどれも増量傾向なので。担ぎも多いので軽い方が嬉しいけど、それが一番重要ではないので納得しています。

詳細仕様
フレーム:RAIZIN WORKS ラグレスフレーム KAISEI 8630-019 ダブルバテッド 0.8~0.5(mm)
フロントフォーク:RAIZIN クロモリベンドフォーク
右デュアルコントロールレバー:SHIMANO ST-9001
左ブレーキレバー:SHIMANO BL-S705 B
リアディレイラー:SHIMANO RD-9100
カセットスプロケット:SHIMANO CS-6800 11-32
クランク:ROTOR 3D30 CX1 CRANKS
チェーンリング:ROTOR QCX 38T
ブレーキ:TRP CX9 Mini-V brakes
カートリッジBB:ROTOR BB
ヘッドセット:CHRIS KING
ハンドルバー:DIXNA J-FIT ARC 420mm
バーテープ:odi 2.5MM PERFORMANCE ROAD BIKE
ステム:DIXNA CROSSハングステム 80mm
サドル: Specialized Romin Evo Comp Gel
シートピラー:EASTON EA-50
ペダル:Shimano PD-M9000
ホイール:Shimano 5800(105)HUB + TNI CX22 NEW!
タイヤ:FMB Slalom 33c NEW!

来季への展望
先ほど挙げたスペアホイール&タイヤの件。ワイドリムのホイールはRACING5 CXを持っているがWO。ブレーキ調整はしないで済むがクリンチャーだとな・・・そうなると今まで使っていたシマノのWH-RS81-C24-TLをブレーキ調整覚悟で使うか。レース中のタイヤトラブルでピット交換を考えるとリム幅は統一した方が良いが、そうでなければ手間がちょっとかかるだけだしね。

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あとはクランクとチェーンリングかな。ギリギリ取り付けられなかったアルテグラクランク(パイオニアパワーメーターセンサー付き)を取り付けられるようにしたい。そうするとクリスキングのBBも使えるしね。
ROTORのクランクは見た目は良いがBBがダメ。楕円のチェーンリングも必要ないし、コースによってフロントのギヤ数を変更する事も、リアがワイドになった事でなさそうでROTOR CX1の優位性は特になくなった。ロードのシングルが注目されている今なら買い手もありそうだし放出しようかな。

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こんな感じで4シーズンを戦ってきたライジンCX。遅いなりにもレースに参加しているので最新型ディスクブレーキ、カーボンフレームにも興味はあるけど、このバイクあってのシクロクロスって部分もあるし、まだまだ現役で鞭を打ちますよ。

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決して懐古趣味ではなく

2018年01月16日 08:00

2014-2015シーズンからはじめたシクロクロス。バイクは輪工房を通じてライジンへオーダーした。ロードのお古パーツを活用する事からはじまり構成パーツはかなり変化してきた。

2014 Raizin CX

RAIZIN Cyclocross

2017−2018シーズンを前にはリペイントを施す。

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スチールフレームにカンチブレーキだが決して懐古趣味ではなく、この枠の中でできるだけレースで上位に入れるようにと苦心してきた結果です。純正のスチール製フロントフォークからENVE製カーボンフロントフォークにしたのもそのひとつ。

昨シーズンからカーボンフォークを使っていますが、タイトコーナーの取り回しなど良い部分も感じていたし、軽快感も気に入っていました。しかし、ちょっとピーキーで扱いづらいと思うこともしばしば。昨シーズン最終戦はこのカーボンフォークとブレーキの相性問題が発覚して一時的にスチールフォークに戻したのですが、とても感触が良かったのです。このままスチールで行くことも考えましたが、これは後退を意味する気がして、カーボンフォークのピーキーな特性に合わせたスキルを身に付ける方が前向きではないかとブレーキ問題を解消してカーボンフォークに戻しました。

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今シーズンの不調をフォークのせいにするわけではありませんが、何か雰囲気を変えたくてスチールに戻します。そんなことも考えてどちらのフォークも使えるようにクリスキングの下ワンを組んであり、リペイントもしておきました。

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Photo by Yasuhiro Nakashima

細いくベンドしたスチールフォークにスポーク本数多めの手組みTUウィールとルックスは完全に懐古趣味的になりましたが、それは結果であって、理由は自分のスキルでできるだけレースで上位に入るためのカスタム。

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Photo by Yasuhiro Nakashima

これが私の生きる道。万年C4おじさんだって万年でいいとは思っていないんだよ。手持ちの武器でやれるところまで、その先へ行くのです。

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2017-2018 シーズン仕様 RAIZIN CX

2017年09月20日 08:00

なんとか滑り込みで初戦に間に合ったライジンシクロクロス2017-2018仕様。昨シーズン後半の仕様をベースにリペイントにより見た目は一新されましたが、基本的なパーツ構成はほぼそのまま。

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1.ブレーキ交換
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交換理由の詳細はココで説明していますが、ENVEのカーボンフォークとシマノのカンチブレーキの相性がよくなかった事に端を発し。それなら制動力強化として一時期注目されたミニVブレーキを使ってみようと思いました。CX機材史の後追い検証的な話です。

2.ペダル交換
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クランクブラザーズにはじまり、シマノで落ち着いていたのですが、事の巡り合わせで手に入ったので使ってみる事に。MAVICのペダルですがTIMEのOEMです。玄人CXにすこぶる評判の高いTIMEペダル。その泥はけ性能は如何に!?

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前回のまとめ時はまだRD-9000でしたが、そのあとすぐにRD-9100を導入していました。合わせてリアスプロケットを11-32Tのワイドに変更してあります。

8.425kg
あれ、ちょっと重くなってるぞ。リアスプロケット大きくなりチェーンが長くなって重くなっていると思うけど、RDやペダルは軽くなってる感じ。カンチブレーキで使うアクセサリーもなくなったから軽くなる方向だと思ったんだけどな。まぁ、誤差程度ですけどね。

詳細仕様
フレーム:RAIZIN WORKS ラグレスフレーム KAISEI 8630-019 ダブルバテッド 0.8~0.5(mm)
フロントフォーク:ENVE CROSS 2.0 FORK
右デュアルコントロールレバー:SHIMANO ST-9001
左ブレーキレバー:SHIMANO BL-S705 B
リアディレイラー:SHIMANO RD-9100 NEW!
カセットスプロケット:SHIMANO CS-6800 11-32 NEW!
クランク:ROTOR 3D30 CX1 CRANKS
チェーンリング:ROTOR QCX 38T
ブレーキ:TRP CX9 Mini-V brakes NEW!
カートリッジBB:ROTOR BB
ヘッドセット:CHRIS KING
ハンドルバー:DIXNA J-FIT ARC 420mm
バーテープ:odi 2.5MM PERFORMANCE ROAD BIKE
ステム:DIXNA CROSSハングステム 80mm
サドル: Specialized Romin Evo Comp Gel
シートピラー:EASTON EA-50
ペダル:MAVIC CROSSROC SL NEW!
ホイール:Shimano WH-RS81-C24
タイヤ:IRC SERAC CX TUBELESS

シーズン中にはどこかのタイミングで既に用意しているチューブレスホイールの投入を考えています。まだタイヤのセレクトをしていないんですよね。その他、フロントフォークやペダルは慣れ親しんだパーツに戻す事があるかもしれません。

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とにかく準備は整った。さぁ、今年も楽しみますよ。

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repaint 6 完成

2017年09月18日 16:31

構想から5回分けてお伝えしてきたシクロクロスフレームのリペイントプロジェクト。前回で単体塗装の仕上がり、今回は部品組み付け後の完成編です。

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何と言っても特徴はスチールフレームを磨いたローカラーからのグラデーション仕上げです。クリスキングのヘッドベアリングカラーがちょっとノイズになってしまっていますが、スケルトンになった事によりお目見えした真鍮ろう付けがポイントです。本当はもっと鈍く輝くクロモリの質感を出したかったのですが、ポリッシュまで磨いてしまいました。

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ENVEフォークの塗り分けは従来と同様とし、内側のみベースカラーを塗りました。今回はグロス仕上げとしたところが変わった部分ですね。

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ステムとシートピラーはマッチペイント。安価なアルミパーツもこうやると愛着が湧きます。

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ベースカラーよりちょっとダークなグリーンで「RAIZIN」と名前を入れました。

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ポップな方向ではなく、オーソドックスな仕様だけれどヒトクセあるような雰囲気を狙いましたが、個人的にはなかなか良いバランスに仕上がったかな?と思います。メタルフレームらしさが出ているのもお気に入り。
ただ、リア周りがちょっと寂しいかな。塗装でどうにかするのは難しいのでシートピラーをアルミ削り出しくらいにした方がいいかもしれません。シルバーを増やしすぎるとオールドスクール側により過ぎてしまうので難しいところですが。それも含め細かいパーツアッセンブルは乗りながらバランス見て更新をしていこうと思います。

シートピラー、ステムはせっかくマッチペイントしたのでしばらくはこのまま。ハンドルとシートクランプ、クリスキングの色をどうにかしたいな。


シルバー27.2のトムソン余らせている人いませんか?(笑)

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repaint 5

2017年09月13日 12:10

前回の記事で旧塗装の剥離作業までお伝えしていたシクロクロスフレームのリペイントプロジェクトですが、あれから1ヶ月で仕上がってきました。なんとかCXシーズンに間に合いましたよ。

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塗装指示書を見てネギみたいだな・・・って感想をたくさん頂きましたが、できあがりはこんな感じ。

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従来のカラーはシボレーのフリートラインをオマージュしたものでしたが、今回はオースチン・ヒーリー100をモチーフとしました。ボディ基本色はスプルースグリーンと呼ばれるオーソドックスなブリティッシュグリーン。軽量化のために取り付けられたローカラーのアルミボンネットからインスパイアを受けてヘッドチューブ付近をスチールのローカラーとしました。

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美しい真鍮ロウが更にクラシカルな雰囲気を醸しだしています。当初はアルミシルバーに塗装予定でしたが剥離作業を自分で行った際にこのアイデアを思いつきペインターであるアラカラーさんに相談。磨きと塗装のグラデーションも可能との事で実現しました。

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同様の手法でフロントフォークも仕上げました。奥に見えているのはマッチペイントしたステムとピラーです。

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カーボンフォークは前回と同様の塗り分けですが、全体にクリアを塗ってグロス仕上げにして泥離れの向上を狙っています。まずはこっちのフォークをインストールしてみる予定です。

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旧カラーではロゴを結構入れましたが、今回はダウンチューブに「RAIZIN」とヘッドに「R」だけ。適当なフォントをベースにバランスを整えてカッティングマシーンでマスキングテープを切り出して支給。塗り分けで仕上げてもらいました。太陽光でどのように見えるか楽しみ。

パッと目を引くものではなく、オーソドックスだけどちょっと違う雰囲気を目指していたのですが、割と良い着地ができたんじゃないかと思っています。パーツアセンブルもこれに合わせて一新したい所ですが、まずはウィークデーで組み上げてバランス見ながら検討しようと思います。そんなことより今シーズン初戦まで時間がないので乗り込まないとね。

塗装は埼玉県さいたま市岩槻区のアラカラーさん。今回も自動車メーカーはもちろんショーカーでも需要の高いアメリカPPG社のクオリティの高い塗料でバッチリ仕上げてもリアました。ご興味のある方はWeb Siteからお問い合わせください。

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