【観戦編】茨城シクロクロス 第1戦 城里町うぐいすの里ステージ

2017年09月27日 08:00

【参戦編】はコチラ

新しいシーズンのスタートは茨城から。シーズンの終わりも茨城でこのシリーズんが一番シーズン長い事になるんですね。今年から関東で開催されるシクロクロスが統一ポイント制を導入することとなるなど面白い試みがスタートしています。

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合計88段の階段

茨城CX城里町の会場としては3つ目となる新コースはフラットなグラスエリアを中心として88段の階段で駆け上がるエリアと標高差ビル9階分に相当する丘を駆け上がるエリアが連続します。簡単に言うと2つの山と平地部分で構成され、かなり高低差が激しい。しかも登りはほとんどが担ぎ上げってところがポイントですね。舗装路の高速区間もあり、かなり個性的なコースだと思います。

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選手を苦しめた冒険の丘

私の参加するC4やCM2/3などは2つ目の山部分がカットされるミドルコースとなりました(キッズは階段もカットされたショートコース)。試走でぐるっと走ってみた限り1周で15分かかり2周が限度。30分のレースタイムで出場選手のタイム差があるクラスではフルコースでの運営は難しいでしょうね。その措置については色々ご意見があると思いますが仕方がないと思います。

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そうなるとミドルコースで唯一のワクワクポイントはこのキャンバー区間だけ。朝のウチはかなりスリッピーで2回も落車しましたよ。何度も反復しましたが、自分が出走する頃には完全にドライとなり問題なくなりました。

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最終戦がまたこの会場で行われる予定なので、それまでに昇格すればフルコースで走れます。フルコースを走りたいかはまた別の話ですけどね(苦笑)

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観戦についてですが、冒険の丘ではC2ファーストラップ3位で上がってきたのにリマウントひと踏み目でディレイラー巻き込んでエンドを破壊する悲劇を目撃し、C4Bでは力はあるのにメカトラや骨折などで昇格できなかった仲間の優勝&昇格に立ち会えたりと、ドラマがたくさんありました。会場、コースはいろいろあるけど、結局面白くするのは選手自身なんですよね。

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城里町の方々がとても協力的で同じ町で個性的な3つのコースがあるなんて凄いですよね。人気のフードエリアや副賞の野菜詰め合わせなどローカル色があってとても癒されます。地域の皆様、スタッフの皆様、ありがとうございました。




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Japanese Odysseyトークショー

2017年09月11日 12:05

CROSS COFFEEにて開催されたジャパニーズオデッセイトークショーに参加してきました。

11 - Ryoji Nemoto
初日雨のなか東京をスタート。国道4号線で幾つかのグループに遭遇した

今年で3回目となるウルトラディスタンスライドイベントでフランス人の日本好きメッセンジャーが開催しています。その成り立ちから日本から情報へアクセスするのが難しかったのですが、3回目の今年ついに日本人の参戦となりました。このイベントをざっくりと言ってしまえば日本中にある9つの設定されたセグメントを通過して、最後は九州にゴールするもの。すべてのセグメントを走れば走行距離は3000キロを超える事となります。ルートは自由でどのセグメントを走るかも自由。すべてを制覇するもよし、気になるポイントで観光をしながらゴールをするもよし。

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今回トークショーでは、日本のブルベスペシャリストの落合氏とメッセンジャーにしてCXトップライダーだが長距離イベント初参加の根本氏の旅の行程を振り返りながら進められました。予定時間を超えるボリュームとなりましたが、ブルベ愛好家の方々からを中心に質問も飛び交いウルトラロングディスタンスイベントへの関心の高さが伺えました。

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このライドを支えた根本氏のバイクはVIVALOのディスクロード。製作者の末瀬氏からイベントに向けてどんなブラッシュアップを重ねてきたかなどのストーリーが明かされました。今回のライドによって得られた意見をフィードバックして更に熟成が進むと思われます。気になる方はVIVALOさんにお問い合わせを。

バイクと同様に重要なのはイクイプメントを収納するバッグ類。トレンドはキャリア等を使わないバイクパッキングで、その代表といえばAPIDURA。有効な使い方などを北澤氏からレクチャーがありました。ポイントは大型のサドルバッグが注目されるがフレームバッグなどと併用する事で真価を発揮するってことだそうです。

今回の会場となったクロスコーヒーの運営元であり、ジャパニースオデッセイのスポンサーでもあるチャンピオンシステムのアベキ氏からも後援をしたキッカケなどの話が聞けました。また参加者や一部関係者しか持っていないジャパニースオデッセイジャージの特別注文会などもありましたよ。

今回、トークショーには登壇していませんが、もうひとりの日本人参加者にして最年少であるヒロムくんやオフィシャルで素晴らしい写真を撮影していたシモジョー氏ともいろいろ話を交え、北澤氏曰く「日本でのウルトラなんちゃら(ロングディスタンス)の夜明け」を感じたイベントとなりました。

熱のこもったイベントとなりましたが、まだまだこのイベントを語り尽くすには足りないし、次はどうするか?などの展望についても聞いてみたい・・・そんなわけで近いうちにイベント告知をすると思いますので興味のある方はチェックしておいてください。

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與那嶺選手敢闘賞獲得!

2017年08月31日 19:00

ビッグニュース!
今季からFDJ-Nouvelle Aquitaine-Futuroscopeで世界挑戦を続けている與那嶺選手がオランダで開催中のワールドツアーレース「Boels Ladies Tour」第2ステージで、単独逃げを成功させ、途中で追いついてきた2名を振り切り更に逃げ続け惜しくもラスト2Kmで集団に吸収されましたが、見事敢闘賞を獲得しポディウムに乗りました!



Eri Yonamine Official Web Site「#Boels Ladies Tour / Stage2 “敢闘賞”」
Cyclist!「強風の中100km以上を逃げ続け與那嶺恵理がワールドツアー初表彰台 女子オランダツアーで敢闘賞」
バイシクルクラブ「UCI女子ワールドツアーで與那嶺が快挙!Boels Rental Ladies Tour第2ステージで敢闘賞を獲得!」









やっぱりナショナルチャンピオンジャージが世界の舞台で躍動するシーンは最高にカッコイイですね。現在オランダを拠点にレースを転戦している與那嶺選手。5、6ステージは近所の練習場所を通過するコースのようで地の利を活かせるか!?

プロトンの中に入り、相手にもチームにも認められ、居場所を作って、調子が良かろうが悪かろうが求められた仕事を淡々とこなす。こんな準備をしてきたからこそ掴んだチャンス。レポートを読んでいてこみ上げてくるものがありました。シーズン終盤、世界戦へ向けて調子が上がっているのが頼もしいですね。本当、楽しみです。

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サトウトシキ氏 Rapha Travel トークイベント

2017年08月26日 08:00

Raphaで行われたサトウトシキさん(a.k.a 巨匠)のトークイベントへ参加してきました。

rapha トークイベント

Raphaが年末に開催しているFestive500にてベストフィルム賞を受賞し(※)、その賞として贈られたラファトラベルランドネアルプスへ参加。その体験を撮影した写真とともに披露してくれました。

※ ブログ記事の追記にベストフィルム賞を受賞したRiverを埋め込みました

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Photo by Toshiki Sato

コースはLe Tour de Franceファンなら聞いたことのある峠を6日間かけて走るもの。数字を見ると「走行距離と獲得標高のバランスがおかしいじゃないか?」ってくらいクライム、クライム、クライムってイメージ。かなり過酷なものだと思いますが、グレード的には星3つ(5つが最高難度)だそうです。

しかしサポート体制がとにかく充実していて走ることに集中できる事もありなんとななったと。まずイベントは現地集合、現地解散だが、空港までRaphaが迎えに来てくれる。ハードケースの中に入れてきたバイクは専属のメカニシャンが組み立てて、あとは走るだけの状態にしてくれるそう。もちろん日々ライド後もプロツアーと同じように洗車からはじまり、各部のチェック、空気圧まで管理してくれるから心配なし。

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Photo by Toshiki Sato

ライドから帰るとマッサージもしてもらえるし、洗濯もしてくれる。ホテルはだいたいが5つ星でフレンチのフルコース。ライド中もドリンク、補給食、その他使うもの(ジレやジャケット、カメラの予備電池)などを帯同する2台のBMWで運んでくれる。キツい時があればその車に乗る事もできると。バイクはマイバイクではなく、現地でレンタルも可能・・・夢のようですね。

面白かったのがクライムは楽しむけど、ダウンヒルはサポートカーに乗るって人がいること。「なんてもったいない!」って思っちゃいますが、日本の峠と違ってとにかくスピードが出るまっすぐな道、ガードレールのない場所も多く、Le Tour de France前なので不意に工事をしている(日本のようにガードマンを配置してかなり手前から三角コーンで知らせるみたい状況ではない)などリスクも多いからとのこと。

あと、バリバリのサイクリストが山岳アタック、トレーニングしているだけではなく、有名な山の麓にはレンタルサイクルがあって、フラペで楽しみながら登っていたりと観光として成立、認知されているそうで、この話はヨーロッパの歴史の深さを感じさせるものでした。道路脇には頂上まで何キロあって斜度がどれくらいあるかの表示もあり、クルマのドライバーも慣れているので大きくよけて走ってくれるなどなど・・・サイクリストフレンドリーであることがわかります。

それでいてLe Tour de France前のトレーニングで走るTEAM SKY(フルーム含む!)とすれ違うってのも凄いことですよね。

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ツアー終了後にLanterne Rouge賞として称えられる。Le Tour de Franceでのこの賞の意味とはちょっと違う事はお伝えしておきます

話を聞きながら「言葉の壁」のことをずっと考えていたのですが、やはり英語がある程度理解できないとお互いのライドストーリーを共有できないので寂しいものになるだろうと。それでも準備とコミュニケーションをとる前向きな意志があれば乗り越えられるのかな。

これだけ素晴らしいツアーですから、かなりのツアー料金なんだろうと思っていましたが、自分の想像よりリーズナブル・・・日本でのツアーもあるので興味のある方はRapha Travelのページでご確認ください。

Raphaのサイトでもインタビュー記事が掲載されています。ツアーで撮影した写真をまとめたフィルムもあるのでそちらを是非ご覧ください。最後にこのような見聞を広める機会を作ってくれたRaphaと素晴らしい写真と面白いトークを聞かせてくれた巨匠に感謝します。

Toshiki Sato Flickr! Rapha Randonnée Alps 2017

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日本で最も格式の高いレース 

2017年07月03日 14:41

日本で記載されるサイクルロードレースで一番見ごたえのあるレースって何でしょう?

プロツアーチームがやってくる JAPAN CUP ?
日本最大規模のステージレース Tour of Japan ?
ツールで活躍した選手が来日する Le Tour de France Saitama Critérium ?

いろいろ個人的な思い入れがあるかもしれませんが、私は全日本自転車競技選手権大会だと思います。参加する選手が本気で狙ってくる割合の高さ、純度で他のレースとは一線を画します。勝てば1年間ナショナルチャンピオンジャージを着ることが許され、その後もジャージに元ナショナルチャンピオンであることを誇るグラフィックを入れることが許されます。海外のレースに行けば、最前列からスタートすることが許される事も多く、観客からの注目も高い。移籍の際にも大きなアドバンテージになります。そんな日本で一番面白いレースが今年は青森県階上町で開催されました。

2008 JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE

家庭の事情もあって観戦には行けませんでしたが、SNSを通じて現地の情報をキャッチしてリアルタイムで勝負の行方を追うことができました。(男子ロードはJ SPORTSオンデマンドのネット中継があったのですが、女子やU23などは残念ながら中継はなし)

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そんな格式の高いレースですが、なかなか開催場所の確保に苦労している様子。長い歴史の中で関東で開催したのが一昨年の那須が初!昨年は関東ではありますが大島ですからね・・・リオオリンピックの出場権の掛かった大注目のレースが離島ですよ。そして今年は青森。栗村さんも那須の大会後にこんな事を言ってます(以下引用)

自虐的な表現となってしまいますが “自転車界があまりにも遅れている” からこそ、栃木県が進んでいるように映ってしまうという “逆説的現象” が起こっているようにも感じます。

ちなみに、トライアスロンの全日本選手権は毎年 “東京・お台場” で開催されています。

自転車ロードレースはコース設定の関係上ある程度郊外でレースを開催する必要はあると思いますが、それでも “観客を集める” という要素が完全に抜け落ちた形で会場を選定しているレースは決して少なくありません。


2017年の青森県橋上町のコースは実力差がしっかりと反映される素晴らしいコースだったと聞いています。繰り広げられたレースも手を汗握る素晴らしいものだったと少ない情報ながら伝わってきました。地域の方々の協力も素晴らしかったことでしょう。

でも、そんな素晴らしいレースが開催されたにもかかわらず一般的な注目は集めていません。自転車ブームと言われ続けて何年経ったんだろう。ずっとこんな感じで全日本選手権を運営するんですかね?価値を上げる努力って必要じゃないのかな。地理的に客を集めるのが難しいならネット中継でもすればいいのに。客が集まること自体を拒んでいるのかとしか思えません。

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レースだけが自転車の楽しみ方ではありませんが、スポーツサイクルとは切っても切れない最前線の現場でしょ。ここの価値を上げていくことが裾野の広がりになるわけですから。2020年オリンピックのコースについても心配していた通りになりそうな気配。バスケットボールなどと同じように一度壊さないと無理なんだろうと諦めていますけどね。

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優勝した與那嶺選手の独走、畑中選手の勇気あるアタックはもちろん、参加した多くの選手のドラマをもっと伝えることができたらそれはそれは魅力的なスポーツだと気がついてもらえるポテンシャルはあるのにな。

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