本当に選んでいる時が一番楽しいのか?

2015年07月17日 08:00

私のロードバイクは2006年式のSpecialized Tarmac Pro。ご存知スペシャライズド社のロードレース向けフレームです。グレード的にはトップがS-WORKSでその下、セカンドグレードなります。今ではS-WORKS以外はなかなかレースで観る機会はありませんが、当時はセカンドグレードのPROも結構走っていました。
06TarmacPro_Blu_l_20150708161456573.jpg
ターマックでありながら、今では同社のルーベに採用されているゼルツがフォーク、シートステー、シートピラーに付いていたり、エアロっぽいシートチューブはVengeの用であります。最近ロードバイクに乗るようになった方からは結構不思議な目で見られる事も多いんですよね。TREKのマドンが2016モデルでエアロとドマーネの振動吸収性のイイトコドリをしていますが、それの走り・・・ってのは言い過ぎですね。

購入前に、あるショップで店長の高級バイクに試乗させてもらいました。LOOKのモデル名はわかりませんが恐らくグレードの高いバイクだったと思います。ロードバイクには中学生の頃に乗った事もあったので自然に乗ることができました(Wレバーしかしらなかったので変速は出来ませんでしたが)。驚いたのが、その乾いた薄いパイプで構築されていると伝えるフレーム内の反響音。あぁ、カーボンってこんな感じなんだと感激しました。それまではキャノンデールのCAADやコルナゴ、ピナレロの入門用アルミカーボンバックで予算的に納得しようと思っていたのに、まずはフルカーボンに乗ってみたいと思うようになったのです。

Sakura Cycling 2014

最初の頃のエントリーで購入については書いていますが、乗ってみるとあの店長のLOOKで感じたカーボンフレームのような感触は残念ながら感じられませんでした。それは特別なカーボンフレームであった事を知ります。自分のターマックがただカーボンなだけのバイクだと残念に思っていました

でもここ最近、購入してからずいぶんと経ちましたが「俺のターマック、悪くないじゃん」って思えるようになりました。もちろんこれだけ歳月が経過してカーボンの技術も上がり世の中を見渡せば素晴らしいフレームはたくさんあるのはわかりますが、自分の用途の中で買い替えようと決断するには今のバイクが十分すぎるのです。それだったらトップグレードのコンポやホイールを、それだったらCXやMTBバイクを購入してフィールドの幅、楽しみの幅を広げた方がいいじゃんかってね。

IMG_7812

購入してから随分と経つって言いますが、こんなに定期的に自転車に乗るようになったのはここ1年くらい。フィッティングをしてもらってようやくポジションが決まったら「ターマックはこうやって答えてくれるんだ!」ってのがわかったんですよね。それがわかるまでは闇雲に他のフレームへ憧れがありましたけど、おいしい所を知ると買い替えて乗り味が合わなかったら困るなぁ・・・って不安も抱くようになりました。
six13team1srm.jpg
今でもTIMEへの憧れは強いし、サイクルモードでちょい乗りしたDE ROSA KING3PENNAROLA ACRUXの気持ち良さは印象に残っています。観戦していたレースで印象に残るCOLNAGO Extreme-CCannondale SIX13なんてのは乗っていた選手へのリスペクトと鮮烈な記憶から忘れられない自転車となり程度の良い中古があったら欲しいって思っていますが、優先順位は今の所随分と下がっていますね。独自規格を開発してどんどん進化して行く最新ロードバイクに興味はありますし、供給してくれるなら喜んで乗りますし、人が乗ってるのを見ると「いいなぁ」と素直に思いますけど、身銭を切って購入するのなるとまた別の話。

枯れてきた2006年式のターマックにムチを入れる。それは自動車やオートバイ趣味で憧れた新車からずっと乗り続けているオーナーさんへの憧れを体現している感じで酔っているところもあるんだろうな。あの人にはあの自転車。それがただの自転車ではなく相棒のようになるみたいなね。オーダーで作ったCXのようにはじまる自分の愛機的思い入れもありますが、このように時を経て切っても切れない存在になってくれる、そんな自転車との関係性もあるんですね。

2014 RAIZIN CX
思い入れをたっぷり注ぎ込んでビスポークしたライジン製シクロクロス

ショップに繁茂に出入りするようになり、最初の1台を探しに来たお客さんと話す事も増えました。輪工房さんがその時におっしゃっていましたが「よく選んでいる時が一番楽しいって聞きますけど、乗りはじめたらもっと楽しいんですよ!」って。そうなんですよね、最初に選ぶバイクはどんなのが適当かって話がいろいろありますが、まずは予算内で購入できる自転車を買って走り出せばいい。走り出さないとはじまりません。サイクリングで得られる感動は自転車のグレードにはあまり関係ありませんから。その感動を重ねて行く事でその最初の1台は自分だけの大事な自転車になるはずです。そう、プライスレスってやつですね。

まぁ、これだけいろいろな部品のインプレっぽい記事をアップしているブログ主だと説得力はありませんかね(苦笑)モノへのコダワリも楽しいし否定はしません。トップグレードパーツの剛性感や節度感などは単純に操作していて気持がいいですからね。それはまた別の話。どっちも楽しめるのが自転車の魅力って事で。

さぁ、走り出しましょう



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続・身長165cm以下の自転車選び

2015年03月04日 08:00

今までも「スモールサイズのジオメトリ」や「日本人の体型を考えた自転車フレーム」で私のように体格に劣るサイクリストがどのように自転車を選んだらいいのかを考えて来ました。

身長が低いなら650c(小さなタイヤ)の自転車にすればいいって意見もあります。700cに無理矢理小さいフレームを設計するとジオメトリー的に無理が出て来るのは仕方がないと言われますが、だからと言って650cタイヤやホイールだとパーツ選択の可能性がグンと小さくなる。機材スポーツとしてその楽しみを奪われるのは辛い人も多いでしょ。やっぱりできるなら700cのホイールを前提としたフレームにしたいところ。それってそんなに無理な事なのか?とりあえず私のバイクを見て下さい。

162cm()
私の身長は161.5cm(公称162cm・・・w)。股下は厚めの本を股にはさんで計測した所74cmくらい。リーチとかはよくわかっていませんが手はそんなに長くないと思います。体は柔らかいと思った事はありませんが、自転車に乗る上での前屈はそれなりに出来ていて、体幹も立ってエクササイズローラーを出来るくらいにあります。ですから低いポジションも大丈夫。

2014 RAIZIN CX


昨年オーダーで作ったライジン製シクロクロスバイク。ホリゾンタルにコダワリがなかったので弱スローピングとしてあります。現在はサドルは前乗りになりちょっと上がっています。ステムは現在は80mm。20mmは最低でも伸ばして下げ気味にセッティングをしたいところ。クランク長さは160mmです。

三連勝 SR-LITAGE


ホリゾンタルだって望めば無理ではありません。スタンドで後ろ上がりになっていますがコイツはホリゾンタルです。トップチューブ長は515mmくらいかな。普段乗りなのでポジションを詰めていませんが、本気で乗るならステムだってもっと下げて伸ばすだろうし、ビンディングペダルにすればシートポストも伸ばすでしょう。

見た目はやはりもう少し大きなサイズのバイクに比べるとカッコ悪いのは否定しません。カタログを見て選んで自分のサイズを見るとガッカリ・・・って事は当たり前。ホリゾンタルがカッコイイカーボンフレームはそれが顕著でBMCなんか特に。小さいフレームに大口径パイプはやっぱり窮屈に見えますしね。

2006 Specialized Tarmac PRO
sptmprodeeps.jpg

メインバイクであるターマックはXSサイズ。身長169cmのベッティーニもこのサイズに乗っていたと思います。日本人は手足が短いけど胴は長いのでトップチューブの長さは吸収できる事もあるようですね。クランク長は165mmで調整しています。クランクを短くすればサドルは上がるのでシートポストは伸ばせます。もちろんシートポストの為に短くしている訳ではありませんが。ステムは100mmですが110mmに交換しようと思っています。

カーボンフレームならだいたいメーカーの最小サイズを見て検討をはじめます。ジオメトリーによる操作性の違いだとか数字を見ればそれなりに想像できて、メーカーによっては本気で小さいサイズを作っていないのではないか?なんて言われるブランドもあるようです。私にはそこまでわからないのですがヘッドチューブの長さは気になるかな。

それなりに身長があると、例えばMとSで迷ったらSにしてステムなどで調整する方法があります。僕らは有無を言わさずにワンサイズしか選べない事が多いので最低でも調整ができないヘッドチューブ長、スタンドオーバーハイトは確認しておいた方がいいのかな。最近のヘッドが長いフレームだとハンドルが下げられなくて困る事が出て来るそうです。

そんな訳でフレーム選びに苦労しているかと言われると、それは確かにそうなんですが選べない訳ではありません。もちろんどのフレームでも乗れる訳ではありませんけど。性能が同じならなるべく薄いサドルにしてシートポストを伸ばして見た目を向上させるとか、ルックス向上にはテクニックが必要ですけどね。

最初の自転車選びではやっぱりプロの意見を聞いた方が良いですね。それも自分の身長などの体格だけではなく柔軟性などを加味してもらい、将来的にどれくらいのポジションで走れるようになるかを考えて選ぶ・・・BG-Fit Retul 3Dモーションキャプチャーシステムでちょっとライトな自転車選びのアドバイスをするメニューもあるようですからそれを利用するのも手ですよ。

159cm
サミュエル・ドゥムラン
Samuel Dumoulin Team Oldenhornより

今年もさい先よくレースで勝利を勝ち取ったサミュエル・ドゥムランは身長159cmです。その他にもプロツアー選手には身長が低い選手はたくさんいます。

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墨田区の自転車屋さん「マティーノ」より

これはメリダの登れるエアロロードバイク「リアクト」。小さいサイズのそれもほぼホリゾンタルに近いカーボンフレームだってこんなカッコイイのも出て来ています。これじゃない感を払拭していると言っていいでしょう。このようにフレームや新しい自転車の写真を載せるときはサイズがわかると助かります。カタログにはもっと大きなサイズしか出ていませんからね。店長の身長が低い所は私達にとって非常に参考になります。ブログ主もかな?(笑)

そんな訳で・・・俺たちにも700cを選ぶ権利がある!と宣言します。



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日本人の体型を考えた自転車フレーム

2014年05月23日 08:00

前回の記事でもスモールサイズのジオメトリについて書きましたが、低身長(165cm以下)の自転車乗りにとっては永遠のテーマ。ケルビム今野さんのトークショーでもおっしゃっていたように

サッカースパイクでマラソン大会に出る人はいないだろうし、ブカブカのシューズでスポーツをする人もいないと思うが、自転車ではそのような事がよくあるんです。


乙女化(リアカセット30T)についてもそうですが「そんな自転車に頼る前に体を合わせろよ!とか鍛えるよ!」って思う方もいるでしょう。実際にプロ選手なんかは自分で自転車を選べないし、昔みたいに体格に合わせてフレームを作るなんて稀なので合わせてしまうなんて話も聞きます。ちょうどサイクルスポーツのサイトに西薗 良太さんのインタビューがでています が・・・

体がどんどん安定してくると、1mmくらいの変化はそこそこ大丈夫になってきます。
プロの時って、5台とかバイクを渡されるんです。そのすべてを完璧に同じポジションにできない。特にサドルは自由度が高い。角度の影響とかもあるので、でも人間の体は、キャパシティーが広いのでそれに対応できてしまう。逆に選手にはそのキャパシティーの大きさが必要だと思います。海外の選手はそれくらいの誤差は平気で走っていますね。


ね?プロって1mmに繊細で・・・って聞いてきましたが実際の現場では渡された物で結果を出すしかないんですよね。しかし私達は自分でお金を払う変わりに好きなモノを選べるんです。そこにこだわる事も機材スポーツの楽しみですから。



このLEVELはそんな身長の低いライダーに向けて作ったロードバイク。やっぱりオーダーしかないのかな・・・と思っていました。

しかし、日本のブランドはちゃんと考えていますね。スモールライダーの為のパーツをたくさんリリースしいている東京サンエスが企画・開発をして東洋フレームが生産を行なうテスタッチ。認識はしていましたが、今までどんなブランドなのかは全くわかっていませんでした。

testachmcm.jpg

中でもマイクロコズム(MCM)が目を引きました。

自動車やモーターバイクと同じように自転車も中央重心(ミッドシップ)化や低重心化することで、より快適でしかも持続的な高速走行が可能です。重心を少し 後ろに引く後ろ乗りは、意図的にそのようなポジションを取るための走行方法で、これによって人体の後ろ側の持久力のある筋肉を積極的に使用でき、持続力は 乏しいながら状況の急変になどに対応する瞬発力のある前側の筋肉の温存が可能となります。しかし、フレームの設計が一般的な場合後ろ乗りは重心だけが後ろ になり過ぎ高速走行時の安定性を欠きます。特に小柄な日本人のフレームサイズではなおさら中央重心が不可能と言われてきました。 マイクロコズム(MCM)デザインによるフレームは、フレームの設計自体を見直し、最適なミッドシップ&低重心を可能にします。
このMCMデザインによるフレームポジションで乗り馴れた頃には、あなたのパフォーマンスが以前より確実に向上していることに驚かれることでしょう。


更に他のところにフレームサイズによってはつま先が前輪に触れる恐れがありますと書いてありました。実際に走っていてつま先が当たるほどハンドルは切らないし、低速のUターンの時はペダル位置きにするだけでいいんですよ。JISのフラットペダル自転車の基準に合わせてスポーツサイクルの基準も一応合わせ理想のジオメトリーを実現できないなんてナンセンス。ちゃんと乗り手が理解していればいいんです。
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シクロクロスフレームで定評のある東洋フレーム製作を担当している訳だし小さいサイズのシクロクロス(マスプロ)ならこの「テスタッチ・シクロスピード」一択なんじゃないでしょうか。

東京サンエスさんのカタログには、ワンバイエスからも2014年夏には新しいシクロフレームが発売されるようです。
japanesefit801.jpg
Japanese Fit 801って名前なんですかね・・・試作品みたいな名前にグラフィックだな・・・。詳細はまだわかりませんが、先に発表されているロードの値段を考えると東洋フレーム製ではないのかな?"ファンライダーの気持も汲み取る"って所にシリアスレーサーじゃないよって主張が見えますね。でもジオメトリーは信頼できそうだし、ディスク・Di2対応のようだし楽しみですね。

うーん、悩ましいなぁー。



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自転車をはじめるのにどれくらいお金がかかるか2014

2014年02月02日 08:00

自転車をはじめたいんだけどさぁ・・・

こんな相談を頂く事がよくあります。その人の好奇心に触れるだけでこちらもワクワクできるので、それは私にとって楽しい時間なのですが、予算がやっぱり厳しい場合が多い。やっぱり自転車に10万とかって難しいもんなんですかね?どんな風に自転車と付き合うかでまるで話は違ってきますが、例えば以下の場合で考えてみます。

1.週末にサイクリングロードを使って100キロくらいをスポーツとして楽しみたい
2.ロングライドイベントやヒルクライムイベントにも興味がある


こんなイメージの方って一番多いんじゃないですかね?まぁ、私もこんな感じなのですが。そこで、この条件でコレからはじめるにはどれくらいの機材で、どれくらいの予算が必要か考えてみましょう。

自転車本体
まずは自転車がなければはじまりません。最初はクロモリの、できればオーダーフレームで組む事を薦めるのですが、やっぱりカーボンに乗ってみたいって必ず言われます。その気持はよくわかりますよ。私も第二期自転車生活をはじめるときはそうでしたから。そこはその意見を尊重してカーボン自転車で探してみましょう。安く済ませるのなら、メーカーのカーボンフレーム完成車を選ぶ事になりますね。

MERIDA SCULTURA CF 901 ¥167,900(Tax5%)
meridalow.jpg
メリダバイシクルより

例えばカーボンフレームの2大メーカーのひとつメリダで見てみましょう。ランプレメリダチームも使っているSCULTURAって名前のロードバイクシリーズで一番安いモデルはアルミフレームなので除外。その上のCF 901をチョイスします。
続いてコンポーネントに注目します。安いモデルはシマノ製のコンポでTIAGRA(ティアグラ)が付いています。最近のモデルチェンジでティアグラもリア9速から10速化したので価格重視であればOKでしょう。

ちなみにシマノのロードコンポーネントのヒエラルキーは上から・・・
デュラエース 11速
アルテグラ 11速
105 10速
ティアグラ 10速


ちょっと前までは105が最低ラインと言われておりました。それはシマノのトップグレードのデュラエースと互換性があったからなのです。105をベースに使っておいて、乗りながら一部分だけアルテグラやデュラエースにアップグレードする楽しみがあったんですよね。今はアルテグラとデュラエースが11速で105はまだ10速・・・それならティアグラでもいいのかもしれません。

どちらの完成車もティアグラだった場合は、クランクやブレーキのグレードを比べましょう。最低限シフトに関連するF・Rディレイラーとシフターだけティアグラでブレーキやクランクなどは低価格の社外品を使っている場合が多いのです。私の買ったターマックもそうでした。結局、クランクはアルテグラ、ブレーキは105に交換しています。フロントのクランク(スプロケット)がシマノになるとフロントの変速が段違いに良くなるし、ブレーキも長いくだりなんかで特に違いを感じる部分で安全性にも直結するので注目して下さい。

更にこのメリダSCULTURA CF 901を見てみるとサイズ50で完成車重量で8.9kg(ペダルなし)です。ちなみに私のターマックはもうひとつサイズが小さくて8.2kgです。私の方はメーターやボトルケージ、ペダルも付いている状態ですが、このメリダのフレームもサドルやハンドル、ホイール等を順当にアップグレードしていくとターマックより軽くなってしまうと思います。私のターマックはフレームのみで22万(2006年の定価)だったと思いますけどね。時の流れは残酷です。ターマックを例に出しているのは理由があって、Specializedのカーボンバイクはメリダで作っているからです。

結論:低価格カーボンフレーム+シマノ・ティアグラでOK

追加パーツ
自転車をスポーツとして楽しむのに必要な最低限の追加パーツを選んでみましょう。

1.ペダル とクリート
SHIMANO SPD-SLペダル PD-R550


ペダルは基本的に付いていないので追加で購入します。慣れるまでフラットペダルって話も聞きますが、普通の運動神経があれば、ちょっと練習すれば誰でも使えます。長距離乗るのであれば必須だと思ってがんばりましょう。妻も初心者ですがSPDペダルを使っています
どこにでも手に入る事を考えてシマノを選びました。SPD-SLシリーズの入門用でクリート(シューズ裏に付ける部品)はトップグレードのデュラエースと同じです。このシマノクリートにしておくと、一番シェアが多いので仲間の自転車に試し乗りする時に役立します。私のようにもう型遅れになったTIMEだとそれができません(苦笑)


ペダルに黄色のクリートが付属しているので追加で購入する必要はありませんが、シマノでは3種類のクリートを出していて、これを交換する事によりペダルの可動域を調整することができます。

2.ボトルケージとボトル


長距離乗ろうと思ったら給水は本当に大事。どこにでも自動販売機やコンビニがあると思ったら大間違いですし、喉が渇いたと感じる前にチビチビ定期的に給水するのが原則です。これはホントに好みで選んでもいいのですが、ミノウラのこの何の変哲もないボトルケージはジュラルミン製で非常に軽量でそれでいて安いのでオススメです。ボトルは自転車のデザインに合わせてご自由に。保冷タイプや蓋付きなんかもあります。私はキャメルバックのポディウムチリジャケットを使っています。

3.携帯工具とバッグ

【即納】トピーク ミニモーフ

【即納】トピーク ミニモーフ
価格:3,192円(税込、送料別)



人里離れた場所へ走りいくのであれば携帯工具も必要。スキルがなくて使いこなせなくても誰かが助けてくれるかもしれません。まずは最もポピュラーなトラブルであるパンクに備えましょう。
サドルバッグには携帯ツール(この商品にはセットで付いています)と予備のタイヤチューブを入れておきます。空気入れに関してはCO2ボンベや私も使っているairboneミニポンプならサドルバッグに入りますが、使いやすさを重視でボトルケージ取付け部分にマウントできるアタッチメントが付属したミニモーフにしました。フロアポンプのように使いやすいです。
私はサドルバッグではなくてボトル型の工具入れを使っていますが、ダブルボトルが必要になる夏場はサドルバッグに戻す事になるでしょう。

4.ライト


明るいときしか走らないって方もライトは準備しましょう。もし帰りが薄暗くなってしまった時に無灯火で走る事はできません。レザインのライトは前後ともに同じ最低限シンプルなデザインでスッキリ決まります。

5.サイクルコンピューター

必須ではありませんが、サイクルコンピューターがあると便利。速度と距離がわかる最低限のものでも目安になりますが、お薦めはケイデンス(ペダルの回転数)と心拍数が表示できるタイプがいいでしょう。自分の体をモニタリングできるので長距離走る場合に、どのくらいの心拍数であればどれくらい走る事ができる・・・など重要な情報が得られます。
ただし、スマートホンのアプリでも同じような事ができるのでそちらを使っても構いません。
私もサイクルコンピューターとスマートホンの2台体制でしたが、GARMIN EDGE810Jを導入しました。

6.空気入れ

ロードバイクのタイヤは空気圧の管理が非常に大事なのでゲージ付きの空気入れを準備しましょう。家にママチャリ用の空気入れがあって仏式バルブのアタッチメントが付いていればタイヤ空気圧計だけ購入するのもありです。

7.ヘルメット

ヘルメットはかぶらなくても違反ではありませんが、今や必須と言ってもいいでしょう。車道をそれなりの速度で長い時間走るわけで何が起きるかわかりません。サイクリングロードのちょっとした段差で転倒する場合もあります(体験談)。転ばぬ先の杖ですよ。
ヘルメットの種類はいろいろありますが、高くなると軽くなると考えてもらっていいでしょう。それと注意しなければならないのが、レース系のイベントに出る場合、ヘルメットに財)日本自転車競技連盟(以下JCF)公認証紙(ステッカー)が貼ってないとダメです。レース以外のイベントでもヘルメット着用義務があります。

8.シューズ

ビンディングペダルのクリートを取付ける事ができるシューズです。サイズがピッタリ合う物を購入しましょう。カジュアルシューズではなく、スポーツ用の道具で自転車に力を伝える重要な部分なのでショップのアドバイスを聞いてサイズをしっかり選びましょうね。

9.サイクルパンツ

パッド付きのサイクルパンツです。下着を付けないで直接履く事もあり最初は恥ずかしいらしいですが、硬いサドルの上で長い時間過ごすのですから我慢しましょう(笑)特に初心者の場合フォームも定まらず、サドルもフィットしていない場合があり、ペダルとハンドルに力が分散せずにお尻に必要以上に力がかかる事が予想されます。慣れるとジーンズでもそれなりの距離を乗れちゃいますけどね。

ざっとこんな所でしょうか。ここまでを全部足すと・・・

¥213,379-

恐らく自転車本体は2割引くらいはいけると思うので、そうすると20万以内に入ってきますね。サイクルコンピューターも距離と速度だけにすれば1万円は安くなります。

他にも目を守るアイウェア(JINSやzoffでも買える)、グローブ(転んだ時に手を守る)、サイクルウェア・ジャージ(前から風を受けて背中で発散する、バックポケットがある、自転車のフォームに合わせて背中側が長い)なんかが取り急ぎあったら便利なものですね。家に置いておく時に必要なスタンドなんかもいるかな。この辺を全部合わせて1.5万円で揃えられます。



そう考えると20万くらいが目安になってくると考えてもらっていいんじゃないかな。私がはじめた頃は30万くらいを予算として考えれば・・・って時代だったのでそれよりも随分と安くカーボンバイクで自転車がはじめられるようになった訳です。ここに挙げた製品はどれも実績のある有名ブランド。無理に安くした訳ではありません。

結論:20万円準備すればカーボンロードバイクライフがスタートできます!

良かったら参考にして下さい。

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その自転車どこで作ってるの?

2012年06月15日 19:27

ライトサイクルさんのblogにDE ROSAの工場訪問の模様が掲載されています。更に写真も多くアップロードされていますね。

正直、驚きました。何でかって?思ったより自社工場で作ってるんだなってね。

カーボンフレームのほとんどが台湾や中国で作っているのは公然の秘密。有名で歴史のあるあのブランドだってみんなそう。フレームに貼ってある「MADE IN ITALIA」なんて塗装と最終組立はイタリアでしましたよってなくらいなもんです。これは、自転車だけじゃなくって時計だってそう。高級時計に「MADE IN SWISS」って書いてあっても全部をスイスでやってる訳じゃない。魚だってどこの港で水揚されたかで決まるでしょ?国産牛だって・・・もういいですね(笑)

どこで作ったか?を決めるのは国によっていろいろルールがあるみたいですが、その製品のコストの○○%以上を行った場所であったり、最終出荷場所だったりいろいろ。自転車の場合は、人件費の高い所でハンドメイドの手の込んだ塗装をすればその国の生産になる訳ですから・・・もう分りますよね?

誇らしげに「HANDMADE IN U.S.A」って書いてあったあのブランドもアルミフレームからカーボンにシフトして来た頃から生産もアジアにシフトしてきて、大きなグループの一員になった時点でほとんどがアジア生産になった事でしょう。



私の乗るSpecializedで言えば最初のMTBは日本のARAYAに注文していたってのは有名な話ですよね。今は台湾のメリダ製です。メリダってブリジストンが株式を持っていたと思いますが、今はどうなんでしょうか?ミヤタも絡んで来ているようで複雑です。
TREKだって全部がアメリカじゃないですよ。OCLVは軍事転用される恐れがあるカーボン技術だから国内生産って読んだ事ありますけどね。少なくともそれ以外はアジアです。

アメリカ製に拘るならチタンやクロモリのバイクをハンドメイドで作ってくれる所はいくつか思い当たります。日本のフレーム工房と似たようなイメージでしょうか。



イタリアのブランドで言えばコルナゴとジャイアントの関係は強いですね。コルナゴの株式をジャイアンとが保有しています。2007年のツールだったと思うのですが、当時コルナゴがバイクを供給していたラボバンクのTTバイクのチェーンステーには「Designed by GIANT」と書いてあった驚いた記憶があります。Designとは設計の意味であって、生産だけじゃなく、設計も丸投げかよ・・・ってね。今ではラボバンクはGIANTの自転車に乗っていますけど。

もちろん、そのメーカーの自転車のすべてを外注に出している訳ではなくて、コルナゴで言えばモノコックは外注でチューブとチューブをラグで繋ぐフレームはイタリアで生産していたようです。選手に合わせてフレームを作らなければいけませんし、モノコックと違って部品があれば接着工法は難しい設備がいらないからできるんでしょうね。

時代と逆行するようにスイスの新興フレームメーカーBMCはとんでもない工場を作りました。BMCのWebSiteに動画や写真が出ているので興味がある方は見て下さい。こんなことやって元とれるのか心配になっちゃいますよ。



フランスのTIMEも、まぁ、ここはカーボンフレームのトップランナーだったTVTの流れの会社ですし、主流の型にペタペタとカーボンのシートを貼付けるプリプレグで作ってないので自社でやってます。これも、どっかで動画を見ました。そんな会社もあるんです。





DE ROSAについては2年前くらいに発売した低価格カーボンモノコックフレームがあからさまにOEM品だったので、もう作ってないんだろうな・・・って思っていたのですが、いい意味で裏切ってくれました。少なくともスチールフレームやチタンフレームの一部やチューブをラグで接合するフレームについては作ってるモデルもあるんですね。

どちらがいいかは一概には言えません。良い所も悪い所もあるでしょう。でも、それをちゃんとメーカーや代理店は真摯に説明して、消費者それを理解して購入するような健全さは必要だと思います。

※ YouTubeにアップされている動画のリンクを追加しました(6/17)

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