茨城シクロクロス 取手ラウンド MU17

2024年03月06日 14:25

松伏シクロクロスと野田シクロクロスに続いて今回も参加したのは甥っ子。せっかく導入したカーボンホイールとNEWタイヤをレースでちゃんと使うべく地震で参戦することを計画していましたが、甥っ子に託すことにしました。

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中学と高校の間となる無所属で浮いた期間。本気で陸上に取り組んでいる彼にとって順調にいけばシクロクロスに参加するチャンスはこれが最後かもしれません。それならできる限り良い準備をしてあげようとショップにオーバーホールに出したバイクを提供。ちょっと乗ってみてすぐに「乗りやすい」との事でレースで使うことにします。

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MU17のエントリーは4名。事前に選手を確認すると実績からして1、2位は確定。残された表彰台残り1枠を、松伏CXで最後にスプリントで負けた選手と争うことになります。レースはME4と時差なしの混走。誰が競争相手なのかゼッケンを確認するように指示。

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レースに関しては・・・直線は下ハンドルを握って姿勢を低くとにかく全力で。コーナーは慌てずに呼吸を整えろ。登り返しの難しい所は最初から降りて上を歩く。バリア超えに関しては以前教えた通りやればいい。シクロクロスの練習なんて皆無なので自転車を操るテクニックに関してはミスをなるべくしない方法で陸上で鍛えた有酸素能力に頼る作戦。

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スタート後のインフィールに入って丘に登ってからのカーブで前が詰まり落車。ライバルといきなり30秒以上の差がつくが、2周目に入る頃にはほぼ差がなくなっていた。バックストレートで相当な選手を抜いてきたようだ。その後はリアバルの選手とサイドバイサイドの争いが続く。

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最後の最後。シケインのリマウントで決定的な差を作って3位表彰台に滑り込んだ。ME4Bの中でも5位くらいのタイム。フィニッシュ後1勝1敗となったライバルと固い握手。どうやら彼もロードレーサーでシクロクロスは初挑戦。ペダルが入らない事で悩んでいたようだ。参戦人数が少ないMU17で最後まで競い合えるってのは嬉しいよね。

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そんな訳で私(と甥っ子)の2023-2024シーズンは終わりました。マスターズレースのカテゴリー問題が起きてから同レベルの相手と競い合うという一番大事な部分が失われてしまいシクロクロスへの熱が冷めてしまいました。いまさらME4に戻る気もおきなくてこのままフェードアウトするのか、それとも来シーズン戻ってくるのか。漠然と戻りたいと思っているんですけどね。




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【 Zwift 】モニター位置最適化

2022年03月02日 12:00

コロナ禍をキッカケに屋外サイクリングの頻度は極端に減り、Zwiftを再契約しローラーでのトレーニングをする事が増えた。屋外サイクリングに引け目を感じるわけでもないのだが、現在の生活環境の中で自転車に乗ることを習慣化するのにローラーはとても都合が良い。今はサイクリング(観光)とかグルメとかより、健康とシクロクロスのために短時間で集中して乗りたい気分。
ガレージに置いてあったローラーをテレワークを行うデスクの隣に持ってきて思い立ったらすぐに乗れる環境。今まであった通勤時間をローラーに充てる事で習慣化に成功した。

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乗っても1時間くらいなので問題はなかったが、イベント(Rapha RISING)がキッカケで初めて2時間のローラーをやってみたら、翌日寝違えたような首の痛みが・・・その原因はズバリ!モニターの位置。左下をみながら長時間自転車を漕いでいた弊害です。
振り返ってみるとシクロクロスレースで辛くなってくると、つい下を見て走る癖も酷くなり、そのせいで落車をしてチャンスを逃したこともありました。

そこで左に置いてある棚からL型にカウンターを伸ばそうと思ったのですが、友人に良い商品を教えてもらって購入しました。





ポチって翌日に到着。さっそく取り付けます。

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センターを合わせるまでには至りませんが、ちゃんと正面にセッティングできました。(棚の手前側にクランプすればセンターが合いますが、テコの原理的に推奨しない取り付け方向)首の痛みの原因解消と正面を見据えて走れるようになるでしょう。

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理想的なローラー環境になってきました。あとはローラー本体をそろそろ・・・




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野辺山のシケイン(バリア)越え

2021年11月18日 18:00

Rapha Super Cross NOBEYAMAは会場レイアウト的にバリア越えのところにギャラリーがたくさん。写真もたくさん撮影していただいたのでレースレポートと別枠で紹介します。

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キャノンデールのコーステープとキャノンデールのバイク!グッジョブ小山さん

前日のバイクロアで右足の捻挫をしてしまったのでバイクを降りる場面はかなり警戒していたので、いつもより速度を落としてクリアするようにしていました。基本動作は変わらないのですが、足首に負荷を与えないように慎重に通過していた感じですね。それだからこそ通過するラインや越えた後の事はしっかり決めて挑んだつもりです。

バリア越えはまず大きく分ければ乗車のまま超えるバニーホップと一度バイクから降りランで超えるパターンがあります。多くの選手が後者になると思いますが、その中でもそれぞれ作法があることでしょう。まずはアプローチについてです。いきなり以前の写真で恐縮ですが、下記の写真の状態でバリア手前まで安定してたどり着けるようにしています。

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Photo by ネコ先生

私は右脚を左脚の前に出して待機する方が次のアクションに繋げやすいのでそうしています。右手はトップチューブに添えてすぐに引き上げられるように準備。バリア手前で左ペダルも外し、右・左の順番で「タタン!」と2歩でジャンプするようにしています。

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Photo by 妻

バイクは持ち上げるのではなく横にやや振り回すイメージで。背が低いので40cmのバリアはかなり辛い事情もあり、上に引き上げる感じだと大変なんですよね。今回はバリアの間隔が短かったので2つ目のバリアを越えるまでバイクは持ち上げたままでしたが、間隔が広い場合はバイクを途中で一度降ろしてリズムを作っています。

クランクの位置を見て欲しいのですが、この降り方をすると右クランクが3時の位置付近にくるのでリマウントした時にペダルキャッチも漕ぎ出すにも最適です。

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Photo by Kasutaka Inoue

バリアへの侵入には明確なイメージとルーティンがあるのですが、乗車については何歩で乗っているのか意識できてませんが、左足で踏み切って、右で着地、左足を軸にが最短のリマウウントですね。コースによってはもう2歩増やして勢いつけても悪くないのかな。

次は野辺山のバリアセクションで考えたラインと通過後の処理について。今回全ての周回でバリアの右側のラインを選びました。最終周回は右に寄りすぎてバイクを杭に当てちゃったけど(笑)

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Photo by Sei Ruote è Fotografie

右側でバリアを越えたら、すぐにリマウント。越えてすぐのヘアピンは降り基調なのでペダルキャッチまでの速度低下が抑えられる。内側をバイク抱えたままクルッと回るのはその瞬間は早いのですが、漕ぎ出しが遅れるし体力も消耗するんじゃないかな。

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Photo by Kei Tsuji

ヘアピンを曲がっている間に落ち着いてペダルキャッチ。立ち上がりですぐにペダルを踏んで行けるので内側を回っている選手を簡単に置いていけました。最初に書いた通り足の捻挫がありバリア越えは不安要素でしたが、マネージメントで強みにできた気がします。

上位カテゴリーみたいに稲妻のようなスピードでバリア越えができるわけではないのですが、それでも脚力が劣っている分、このようなポイントで他の選手と勝負ができるようになる。これこそシクロクロスの醍醐味じゃないかと思っています。これ書いてたら気がついたけど、やることまだあるな。




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アカデミー2021からの卒業

2021年10月27日 12:00

4週間のFTPブースターを倍くらいの期間かけてなんとか終了。その効果は置いといて(苦笑)、ローラーに乗る習慣が身についてきたって意味で大きいチャレンジでした。仕事を始める前に自転車通勤をするイメージで1時間程度乗るのは一番無理なく続けられることがわかります。

Zwift ACADEMY ROAD 2021
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終了まで期日が迫っていたZwiftアカデミーにチャレンジ。ワークアウトメニューについては好きなタイミングで行えるのですが、それ以外のグループライド4つはイベント時間に合わせて走らないといけないので少々厄介です。今までイベントに合わせて乗るなんてことをしていなかったので仕組みがよくわかってなかったのですが、アカデミー挑戦を通じてやっと理解できました。

最初のベースラインライドと最後のフィニッシュライドを比べることでこのワークアウトの効果を測ります。てっきりそのグループライド全体の比較かと思いきや、そのコース内に設定された3つのセグメントでの比較でした。ベースラインライドを走っている時点では勘違いしていたので、効果測定に関しては意味のないものになってしまたのが悔やまれます。一応全部向上していましたよ。

Step By Step
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アカデミーを終えて初めてアンロックしたヘルメット、ソックス、ジャージを身につけてZwiftライドは続いています。次にチャレンジしたのはWorkout of the Weekに選ばれていたStep By Step。短いインターバルでオレンジ強度を求められるメニューはシクロクロス的でいいのかもしれませんね。

なんとなく選んだワークアウトに挑戦するより、今回のアカデミーみたいなイベントに乗っかった方がモチベーションが続きそう。CXレースのスケジュールと相談しながら続けようと思います。




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はじめてのヒルクライムをアテンド

2020年09月01日 17:00

スポーツサイクリングへの一歩を踏み出した友人ふたりを連れて良い景色を見に行きました。良い景色にはいろいろありますが、サイクリストにとって高いところから下界を見下ろすのは特別な感動がありますよね。そこへたどり着くまでの道のりが困難だけに。日本国内で自転車旅をするのに山超えは避けて通れない道。速くなくてもいいけど、確実にクリアできるようになりたい。それを避けるとサイクリングルートはとても狭くなりますからね。向かったのは筑波山。キノコ山のグライダー離陸ポイントからの絶景を見せてあげたい。最初の峠が辛そうであればプランBへ変更。筑波女体山つつじヶ丘までがんばり、ソフトクリームを食べて折り返すルート。

ひとりはスペシャのアルミグラベルバイク、ひとりはSURLYの重い重いスチールグラベルバイク。それならと私もとカーボンバイクではなくSURLYのPACERを選びました。

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いきなり不動峠を登るわけですが、吐くことを意識した呼吸、ヒルクライムのポジション、ケイデンスをあげすぎて酸欠にならないように注意しながら登頂。ふたりとも1度は足を付いて休みましたが上々の滑り出し。表筑波スカイラインに入ってから過呼吸気味でちょっと辛そうだったので休みを入れつつ、意思を確認するとキノコ山まで行くと目の奥の光は消えていない。

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Photo by 輪工房

スカイラインでは輪工房のボスやクオーレ3人組と会ったりして、自分自身ひさしぶりに来たのにHOME感があって嬉しかったな。

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しかしふたりともよくがんばった。目的地になんとか到達。予定ではこのまま進み風力発電のところまで行ってフルーツラインで帰ってきて十三塚の劇坂を歩いて登るところまで考えていましたが、崩落していて通行止めらしく、そのまま引き返しりんりん道路でデポ地へ。45キロで1,000mアップとはじめてのヒルクライム体験にしてはまずまずだったんじゃないかな。

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コロナ禍ですっかりインドアが板についてしまいましたが・・・

早起きして車に自転車積み込んで
山でハァハァして
木漏れ日がとても心地良くて
暑いなぁと思ってたけど下山するともっと暑くて
湧き水をかぶるとスッキリして
キンキンにクーラー効いた車でアイスコーヒーがめちゃくちゃ美味くて
帰宅したら汗で湿ったジャージをとりあえず洗濯機に放り込んで
シャワーを浴びて
冷えたスイカを食べて
犬と少し昼寝して
夕方散歩へ行く

本当にありふれた夏のサイクリングの風景。それこそが最高の日である事を思い出させてくれたのは、新たなる一歩を踏み出した偉大なる2人。はじめての山に悪戦苦闘して、それでも頂上まで辿り着き小さな達成感に浸る。どう頑張ったってもう初心者には戻れないけど、少し擬似体験できたようで楽しかったな。偉そうに書いてるけど私も体力だけは初心者に戻っていますけど。

次は揚げ餅食べにグリーンラインかな。




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