チームカーから見た2019年全日本選手権自転車ロードレースレポート

2019年07月01日 20:00

全ての始まりは、こんな他愛のないつぶやきからでした・・・



2019年の全日本選手権ロードレース会場は富士スピードウェイ。4年前に栃木で開催されたのが関東地方で初めての開催。そこからやっとまた観戦に行けそうな場所で行われる。そのワクワク感をちょっとしたジョークで表現したのですが、この直後にオランダにいる武井さんからメッセージが入ります。

TK(武井さん)
「っということでFSW走りませんか?」
「土曜日 ね」
「29日 土曜日 でございます」


「えっ!?走るってサポートカーの件ですか!?」
「もちろん応援に現地へ行く予定でしたよ」

TK
「じゃ やりましょう!」
「ライセンスだけ申請しておいて」
「すげーかっこよくね!?」


「カッコイイ!w」


始まりはいつも唐突です。面白いと思ったお誘いやチャンスには、常に尻軽に飛びつきたいをモットーとしていますが、流石に今回はちょっと尻込みしました。真冬の野辺山遠征真夏の館山へ不安なく行けるくらい信頼しているダッツン。しかし、どんなにメンテに気を使っても現代の車に比べたら当然故障するリスクは高い。失敗により自分が苦労することに臆することはないが、東京五輪出場がかかる全日本選手権に「面白そう」で安請け合いをして、大会に迷惑をかけてしまわないか・・・正直相当なプレッシャーでした。

何が不安かを武井さんと話し合い、バックアップ体制を提示してくれました。何よりも日本のロードレース界へ新しい風を入れたいと考えるTK氏の思いを聞き、もうこれは実現に向けてしっかりとメンテナンスをするしかないと腹を決めたのです。

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今回チームカーとして走らせた車を改めて紹介します。1966年式のダットサン・ブルーバード(411)。グレードは1300SSで上から2番目のスポーツグレードです。サファリラリーで日産が初めて優勝したモデルとなります。(のちに石原裕次郎主演で映画化されました)機関はほぼノーマルですが、点火システムのみアップデートされています。スポーツモデルはエンジンの戦闘力アップ、トランスミッションが3速から4速になり、前輪ディスクブレーキも装備されました。ボディデザインはピニンファリーナによるものですが、お尻下がりに見えるデザインが日本ではあまり受け入れられずに、この後期型(411)で変更が加えられています。
このブルーバードのデビューは1963年。東京五輪の前年となります。そのブルーバードが2020年の東京五輪前年に行われる全日本選手権を走るってのも凄い巡り合わせですよね。

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私は元自動車メカではありますが、このブルーバードは車検をはじめ大事なメンテについては信頼しているベテランメカニックにお願いしています。控えめに言ってもゴッドハンドと周りから尊敬される方で、我が家にあるクルマは全てその方が手を入れてくれています。3年前にキャブは同じ年代のフェアレディから部品を流用してセッティングをして、ローダウンしてあったサスペンションもノーマルに戻して初期化してあります。今回は私が各部のチェックと消耗品の交換を行いました。チームカーでの参加を決めてからそれ程時間はありませんでしたが、それなりに自信を持って当日を迎えることができました。逆に自信がないと走っちゃダメですよね。
ただ、天気だけはどうしようもなく雨のFSWのコースがどれくらい滑るのかが不安要素でした。雨対策は、ワイパーの水はけとデフロスターの効きも悪いので撥水、曇り止め剤をしっかり塗り込むくらい。とにかく最高の集中力で運転できるよう早めにベッドに入りました。

4時に起床して、道中は車を労わるように80km/h巡航で走らせます。途中GSに寄り空気圧を調整。チームより少し早く会場入りしました。その後すぐにチームがピット入り。挨拶を交わして準備に入ります。

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ピットではレースが始まる直前まで入念なチェックが行われていました

武井さんのリーダーシップとマネージメント、そして最後の最後までこだわり続けるメカニック作業、これに加えて普段のコーチまでやってるんだから、やっぱり凄いですね。それでいてあらゆる局面でストレスフルであろう場面もあるだろうけど、声を荒げることなんてチーム内では絶対にしない。「よし、じゃぁ、それ俺がやるよ」頼んで、不安そうなら自分が黙々と動く。そしてできる限り万全の体制で自信を持って選手を待つ感じ。自分が20数年前に関わっていた自動車レースのピット風景と比較しても、とてもプロフェッショナルな現場だと感じました。

やるって決めたことをシンプルにやる

言葉にするのは簡単だけど、それがなかなかできないんだよね。他から見たら変人だと思われている感があるけど、それはいわゆる日本的な「普通」と違うだけで、どっちがおかしいのか?って問われたら口ごもる人も多いのかもしれない。

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この日最初のレース(U23男子)の途中に與那嶺選手が会場入り。レースへの集中を邪魔しないように、距離を置いて接しようと思ったのですが・・・ファーストコンタクトは私が控え室で呑気にモダン焼きを食べているところでした。恵理さん開口一番「ソースのスメルがすごいw」あぁー、失敗したなぁw 

レースの結果は各メディアの情報を見てもらった方がいいでしょう。チームカー目線での大まかな流れは48PRODUCTブログに書いています。

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ライブ中継は武井さんのFBにログが残っていると思いますよ

レース中はダッツンのフロントガラスに取り付けたスマホでライブ中継をしていました。主催者が中継を配信していない事もあり多くの方が見てくれていたようです。序盤なんかは、あまり余裕がなかったし、與那嶺選手に横付けするシーンなど失敗もあり迷惑をかけてしまいましたが、無事にレースを終えることができました。この中継の録画を私自身はまだ見ていないのですが、ラジオツールの音、チーム間の無線、私たちの会話、ダッツンのエクゾーストノートなどもちゃんと記録されていて臨場感あったみたいですね。裏話みたいな事を書こうと思ったけど、全部筒抜けだったんですよね。

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Photo by Kei Tsuji

コースはヘビーウェットで終始雨が降っていました。2速と3速の間を行ったり来たりしながらトラクションを維持しつつ慎重にドライブ。序盤はチームカーやコミッセールカーの隊列に入り、行ったり来たりするオートバイ、ちぎれていく選手に気をつけながら走る感じ。周りはオートマ、4駆、太いタイヤでイージーに走っていると思いますが、こちらはそのペースに合わせるのも大変でした。早い段階で與那嶺選手が飛び出し、その後はコース幅も使えてそれなりのペースでスムースにフロウできたので助かりましたよ。

沿道からは大きな歓声があり、與那嶺選手の人気はもちろん、クラシックカーが走る姿を概ね好意的に受け入れられたことが伝わってきました。本場のレースでも特定のステージで最新のスポーツクーペが走りプロモーションをすることは一般的になりましたが、クラシックカーがナショナル選手権を、しかも最有力選手をサポートするなんて前代未聞でしょうね。私が言うのもなんですが、すごいシーンを目撃したと思いますよ。

與那嶺選手はゴール直前でスポークが飛ぶトラブルに見舞われましたが、機材交換などのサポートが必要なシーンが訪れる事もなく、盤石の体制で勝利を手にすることになります。圧巻の独走勝利により私もダッツンも4時間19分の任務から解放されました。

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そして開放感に浸る私にサプライズが。なんと表彰台で受け取ったチャンピオンジャージをプレゼントしてくれるなんて。恵理さん曰く「一緒に140キロ走ってくれたんだから当然ですよ」と。最近、涙もろくなっている私は・・・。

レースが終わり帰路へ。2時間半のドライブ。この日は合計10時間近く運転したことになりますね。與那嶺選手の勝利に貢献する1番の目標は達成。(いや、貢献って言うのもおこがましいですね。)結果的に1966年式の車もちゃんとメンテナンスをすればこんな風に走らせることができる事もアピールできました。ただ、そんな事より、私にとっては真剣勝負の現場にこれ以上なく近い場所で、それを見て感じることができたのがめちゃくちゃ貴重な体験で最高のギフトでした。心地良い疲労感に包まれ、それでも興奮しているのかあまりよく寝付けなかったな。なんか本当に凄い経験をさせてもらっちゃいました。チャンスをくれた武井さん、恵理さん、そしてTema ERIの皆さんありがとうございます。

ラストラップ。助手席から沿道に向けて武井さんは「東京で会いましょう!」と声援に応えました。リオ五輪で日本人最高位を掴み、それからも本場のロードシーンで戦い続けてきた與那嶺選手が無事に東京五輪を迎えて力を発揮してくれる事を心から願っています。



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2019/06のSURLY PACER

2019年06月04日 08:00

仮組みして、ちょこっと乗ってみて、ワイヤー類など調整、いくつか注文してあった部品を組んで完成です。仮組みから変更があったのは、サドルとシートポストにホイール。バーテープを巻いた感じかな。

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サーリー・ペーサー(46サイズ)ディスコトマト

サドルは一度は使ってみたいと思っていたブルックスのレザーサドル。BROOKS SWIFT CHROME。シートポストはトムソンを考えていましたが、サイズ的にポストがフレームからあまり出ないことを考慮してNITTO S65にしました。トムソンはポスト自体にロゴの印刷があるので、それが半分隠れたりするのはカッコ悪い(悲しい)ので。

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この自転車で一番のお気に入りポイント。ナローなスチールパイプの雰囲気に合わせたハンドル周り。1本締めクロモリのステムにコラムスペーサー、STDサイズのハンドルまで日東製です。アメリカンフレームだからアメリカンパーツって気持ちもありましたが、削り出しのゴツいステムは違うかな?って思った瞬間に迷いはありませんでした。ココまでやったらシートポスト日東でいいでしょ。

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そうは言ってもヘッドセットはクリスキング。BBは流用なのでシマノですけどね。それ以外にも、ボトルケージはキングケージ、シートポストクランプはdkg Mountain Clampとアメリカンパーツもちりばめて。

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クロームが美しいtradizioneのハブにハードアルマイト加工されたMAVIC OPEN PRO手組みホイール。スキンサイドのしなやかで太めなタイヤを履かせたいところですが、まずは手持ちのMAXXISデトネイター。この状態で早速江戸川のグラベルを走ってきました。

詳細仕様
フレーム:SURLY PACER 46
フロントフォーク:SURLY クロモリベンドフォーク
左右デュアルコントロールレバー:SHIMANO ST-4700
フロントディレイラー:SHIMANO FD-4700-B
リアディレイラー:SHIMANO RD-4700-GS
カセットスプロケット:SHIMANO CS-6700 12-30T
クランク:SHIMANO FC-6650SL 165mm
チェーンリング:SHIMANO 50-34T
ブレーキ:SHIMANO BR-R650
カートリッジBB:SM-BBR60 BSA
ヘッドセット:CHRIS KING
ハンドルバー:FAIRWEATHER all road bar (silver) 420mm
バーテープ:
ステム:NITTO UI-31 90mm
サドル: BROOKS SWIFT CHROME
シートピラー:NITTO S65 250mm
ペダル:SHIMANO PD-M540
ホイール:tradizione HUB + MAVIC OPEN PRO CD
タイヤ:MAXXIS DETONATOR 32c

ホイール&タイヤに関しては軽いロードタイヤセットも準備しています。これで一度山へ走りに行こうと思います。

恒例の軽量は部品単位はもちろん、組み上がってもしていません。もてばズッシリくるのでそれなりの重さなのは間違いありません。たイヤのせいもあり乗っても重印象は否めませんが、それと引き換えに気軽にどこでも走れる性能を手に入れました。

乗って楽しめれば最高だし、その予感はありますが、それ以前にどんな部品を組もうか?などと考えるのがめちゃくちゃ楽しかったです。もうそれだけでも十分楽しめたのかもな。



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ペットトレーラー

2019年05月09日 20:00

GW中の話。モールのハンバーガーショップで食事をしたついでにペット及び関連グッズを販売するエリアに立ち寄る。そこでふと気になったのが犬用のカート。

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私の認識では、小型犬などあまり散歩で歩かない犬用にカートがあるってイメージ。あとは老犬のため。(秋田犬の介護の時に散歩で歩けなくなって、30キロ弱ある愛犬を抱えて帰ってきたときは腕ちぎれるかと思ったもんな)近くにいた販売員さんに話を聞くと、もちろんそれも間違いではないそう。また人混みで連れまわす際にもリード引くより安心だし、カフェでちょっとお茶するにもペットが安心して待っていられるメリットも。

小型犬ならそうね・・・って感じで納得。でも大型犬用ってそんなに必要かな?って思ったが大型犬なりに必要な事情があると。それが災害時の話。現在大型犬は体育館などの避難所に入れてもらうことができずに、別の場所で過ごすことになるとか。その際に安心できるシェルターとして普段からカートを使っておくといいと。

これは素晴らしいセールストークだと納得。確かに老犬介護でいつか必要になるなら、もしもの災害時に安心なら予め購入してそれ以外のご利益を享受した方がお得な感じがする。例えば・・・



自転車トレーラーを兼ねるタイプなら歩いていくには距離のある公園へ遊びに行くのも楽々だ。今は2階のリビングからクレートを駐車場まで持っていき、クルマに載せて移動している。それよりもずっと素敵じゃないか。自転車運動と犬との触れ合い・・・このテーマを完全に両立できる。

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前から気にはなっていたけど、購入するハードルがグンっと下がった気がするよ(笑)

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アメリカ生まれのBurley(バーレー)と日本生まれのAIRBUGGY(エアバギー)。荷物運び用自転車トレーラーからスタートしたバーレーとベビーカーからスタートしたエアバギー。その出自から似たような製品でも特色がある。わかりやすいのは・・・

【バーレー テイルワゴン】
自転車牽引装置が標準でカートとして使うには前輪を追加購入する必要がある。

【エアバギー ネストバイク】
バイクって名前が付いているが、基本はペット用手押しカートとして前輪が標準装備。自転車牽引装置は別売り。

サイドから見たルーフのスラント形状や大きさからもどっちを優先してデザインされているかは一目瞭然。バーレーは自転車で牽引した際にトレーラー側が左にオフセットする設計になっているところなど、自転車で引くことの根本的な理解、安全への思想がある感じがします。

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ただ犬の居住性はエアバギーのネストバイクの方が優れている感じがします。ウチのフラットコーテッドレトリーバーが大人になった時にテイルワゴンに乗れるのか・・・説明文にはゴールデンレトリーバーにピッタリと書いてあるけど小さそうに見えるんだよな。バリケンで言うとMLサイズに近いかな

バリケンML:W57×D81×H61
テイルワゴン:W48×D82.5×H58
ネストバイク:W55×D81×H61

数字にするとそれほど変わらない気がするけど、トップがスラント形状のテイルワゴンは不利。大型犬を載せるにはガバっと前方を開いて顔を出して載せる方法がデフォ。よって避難所としての機能は厳しい。そもそもフラットコーテッドレトリーバーの成犬はバリケンで言うとXL推奨なのでそもそもどれでも無理っぽいけど。

タンデム自転車 khs
これで引っ張りたいのだよ。埼玉県はまだタンデム解禁されてないけど。

バーレーはバイクロアとかにもブース出している。今度機会があれば犬を連れて試乗させてもらいたいな。タンデムバイクでテイルワゴンを引っ張ってサイクリングなんて出来過ぎでしょ。

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海へはクルマで行ったよ

参考:PRODUCT REVIEW: BURLEY TAIL WAGON




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第6回 手賀沼デュアスロン2019

2019年03月04日 20:00

2年くらい前に存在を知った手賀沼デュアスロン。いつか出てみたいとボンヤリと思っていましたが、今年エントリーに成功して参加することとなりました。エントリーした時はラン〜バイク〜ランの練習を1度くらいはやっておこうと思ったのですが、CXの練習もままならず、いつのまにか練習するタイミングを逸していまして(苦笑)はい、ブッツケ本番です。
それでも、ランは週に3回くらいは5キロ走っていますし(かなりゆっくりですが)、バイクに関してはCXには乗っているので完走は問題なし。よく聞く2回目のランがキツイと聞くので、急ブレーキすることなくイーブンで完走できるようにマネージメントしよう・・・それだけ考えて当日を迎えました。

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この後、バイクの向きが逆だよと教えてもらう

現地では受付前にまずバイクをバイクラックへセットします。トランジットの動画を見ているとペダルに予めシューズを固定しておき、走りながら履くのがタイム短縮のコツだと知りますが、トライアスロン用のシューズでもないし、そこまでやってタイムを削る身分でもないので、落ち着いてココで準備をする作戦。

受付でゼッケンやチップなどをもらいます。ゼッケンが1枚しかないのに「ランでは前、バイクでは後ろに」と注意書きが・・・安全ピンでウェアに固定するのかと思ってイいたのですが、ベルトにゼッケンを固定してくるっと回す方式なんですね。かなり知恵熱ができました。

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Photo by ゴンチチ

開会式、みんなでラジオ体操などをやって、いよいよスタートの時を待ちます。この日は午後から雨予報だったので、なんとか雨が降る前にゴールできるだろうと雨の準備はしていませんでした。ウェアも薄手のCXスーツで走る予定。ただ気温が全く上がる気配がないのでウインドジャケットを着たまま走り、最後のラン前に脱ごうと決めます。

スタート
スタートの整列は特に決まりがないみたい。最初のランはみんな飛ばすだろうから、後ろからじっくり行くことに決めます。何かと競っている訳でもないしね。ランは1キロを5分30秒平均でまとめられたらいいかな?

第1ラン 5km
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予想通りスタートから周りが早い。往路は向かい風なのでなるべく集団で走った方が楽なのですが、途中で千切られます。それでも慌てず自分のペースで。4分台では続かないからね。
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突っ込んでしまったが修正して5分前半にまとめた。時計を見ながら調整してうまくいったかな。

トランジット1回目

最初のトランジット。ランシューの靴紐を解くこととかを考えてランの途中でグローブを外すまではよかったかな。でもその後がダメ。バイクの位置はちゃんと確認していたし、自分のバイクの場所へ行ったのですが、それでも自分のバイクが見つけられずに少しウロウロ。バイクラックに頭をぶつけるとかドタバタしたり、グローブをつけるタイミングを迷ったり・・・これはルーティーンを決めておく必要がありますね。

バイク40km
往路が追い風で復路は向かい風。ランに繋げる最後の復路は足を温存したいなぁとボンヤリと考えてスタート。ランは時計で計測していたのでこちらを一時停止して、バイクはサイコンでロギング。往復の数を間違わないようにラップでの記録も忘れずに。
追い風区間を順調に飛ばしてメーター読み32〜35km/hくらいで巡航。FTPが元気の良い時で180wしかありませんが、現在はもっと落ちているだろうと認識。150wくらいを維持できれば御の字の計算。

しかし走り出して早々に雨が!!!

向かい風と大粒の雨、そして上がらない気温(2.3度 ガーミン調べ)。ウインドジャケットを着ていなかったら低体温症に見舞われる危険を感じる状況。実際にコース脇に自転車を止めている人もいたし、折り返し地点でリタイアする人も多かったようです。とにかく復路がキツく心が折れそうでした。DHバーやディープホイール、TTバイクが羨ましくて羨ましくて(苦笑)下ハンを握って前乗りで体重を載せるイメージでペダリングしていますが、ウインドジャケットの腕の部分が風でバタバタとしていて、ここで何ワット損しているんだろうと考えたりね。

あと、片道5キロを4往復で40キロだと思い走っていたのですが、メーターを見たら距離が足りない・・・。あ、4キロの5周かと気が付いたのは、私と同じように勘違いしてトランジットへ向かおうとしている人を見た時でした。これは精神的に辛かった。

途中、ちょっとした橋の登りでダンシングすると足が痙攣を起こします。そこを刺激しないようにペースを維持することに集中・・・しようと思いますが、手と足先が悴むし、早く濡れていないランシューを履きたいとか考えてました。

【距離】39.49 km 【タイム】1:26:11【平均パワー】 155 W 【平均速度】27.5 kph

トランジット2回目
なんとかトランジットへたどり着き靴を履き替えようとしますが、手が悴んで動かない。立ったまま靴を脱いだ瞬間にふくらはぎが攣り尻餅。座ったままヘルメットを脱ぎ、シューズを履き替え、濡れたグローブをもう一度するか迷いすのまま置いて走り出します。
あとで聞きましたが、他の参加者もスタッフにヘルメットやシューズを脱ぐのを手伝ってもらったみたいですね。

第2ラン 5km
前腿が攣りそうな気配ビンビンなのでうまい走り方を模索。筋力には負荷を掛けられないので、細かなピッチで心肺に負担を掛けて走ることにします。走っている人をパスしながらなんとか5分台半ばでペースを維持。折り返してからもう少しピッチを上げて最後上げて終わろうと決意。

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最後に2.5km!さぁ、こっから上げようと思ったら右の靴紐が解けるアクシデント。せっかくペースを上げようと思った矢先なのでかなり悩みました。紐を結ばないと危ないし、少し息を整えられるし・・・と思いましたが、止まってしまったらペース維持ができなくなる気がしてそのまま走りきりましたよ。

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思ったよりランは頑張れた気がします。最後は最高心拍数が190bpmまで上がっていてシクロクロスでも最近入っていない領域に。リザルトなど出ていたようですが、とにかく走ってる間はゴールしたらすぐに車に戻って着替えよう・・・これしか考えていませんでした。受付でもらったチケットでおにぎりと豚汁を受け取り、すぐに車へ。

公式リザルトは不明であとから見られるのかもわかりませんが、手元の計測ではトランジットのロスタイムも加えて2時間15分弱ですかね。過去のブログレポートなどを見ていると2時間切りを目標って人が多かったようですが、遠いなぁ・・・悪天候で条件は最悪でしたが、それを差し引いても今のままでは未知の領域だと理解しました。借り物競走して機材ドーピングすればちょっとは見栄えの良い数字になるかもしれませんが、まだそんな段階でもないかな。

いつかトライアスロンへ挑戦したいと思っているので、とても良い経験になりました。誘ってくれた重田さん、応援してくれた皆さん、同伴してくれた嫁さん。皆さんありがとうございました。

プロファイルデザイン SONIC ERGO 80a ソニック エルゴ エアロ アタッチメント DHバー エアロバー トライアスロン ハンドル
by カエレバ





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茨城シクロクロス 第4戦 土浦ステージ

2019年02月25日 12:23

城里町ふれあいの里から随分とレースの間隔が開いてしまいました。実際はその間に前橋、湘南とスケジュールを組んでいたのですが、とてもレースで競いあうようなテンションにならずにDNSでした。コンディションの低下は受け入れてそれを楽しめばいいのですが、気持ちの部分はなかなか難しい。そう実感するCXシーズン後半となっています。

会場まで
4時起床。自宅で暖かいインスタントスープパスタとバナナを食べてから4時半に出発。いつもは運転しながらコンビニご飯をいただくのですが、食べすぎてしまう気がしてちょっと変えてみました。朝一番のレースだしこれがいいかもな。一般道で6時に到着。予約していた会場内駐車場にクルマを停める。入口で脱輪していたセレナ大丈夫だったのかな?

コースチェック
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前日にスドーマンコースチェック動画を確認。昨年と基本的に変わりはないが、バリアの位置が変更になったのと、砂利が浮いているエリアでの細かいコーナーがなくなっていた。土手キャンバーのアプローチが難しそうだったので試走前に歩きでコースチェックをした。
名物の小山は朝一は向かって左のラインしか降りるラインがなかった。かなりの高さから急坂を降りるラインでリムブレーキには難しく試走でオーバーランを何度かしてしまったが、最終的にはクリアできるようになる。結局は向かって右の低い安全なラインも走れるようになり2つのラインを状況によって使いこなせるようになった。

作戦と目標
復帰戦の城里町ふれあいの里よりコンディションは上がっていると思うが、高負荷には耐えられないのでスタートで上げすぎないように注意して、イーブンペースで走れるようにする。土手の上は重いギアで一気に加速から維持。ここでがんばらなきゃどこでがんばる?ってイメージ。キャンバーは丁寧に。小山周辺のエリアは細かいテクニックの積み重ねで心拍を休めつつ他者と差をつけられるように無駄を削る。
体力をマネージメントで補って表彰台が目標。今季自分的最終戦を良いイメージで終えたい。

バイク
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試走時は凍っていたが、陽が上がって完全にドライになった事もあり、転がりを重視してタイヤは前後チャレンジ・シケイン(WO)。空気圧はFが2.0でRが2.2で入ったが土手直線で跳ねてしまいトラクション上手く掛けられないので適当に抜いた。キャンバーの粘りを考えるとFMBスラローム(TU)の選択も考えられたが、キャンバーではそんなに差がつかないと思い転がりをとった。
車載カメラを自宅で充電したまま忘れてしまいテンションが下がる・・・ダサいカメラマウントは外した。

CM2/3
ランキング順で3番目に招集され最前列スタート。(CM2は30秒前にスタート)第1コーナーは左に少し曲がってから右にまがる複合コーナー。

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Photo by Takashi Saito

左右を見てペダルを合わせて5番手くらいで最初のコーナーを抜けるイメージ。力は抜けていて良い感じで左コーナーに入ろうと思ったが、右から来た選手に寄せられ逃げ場もなく「あぁー」っと思いながら私の前輪が後輪で弾かれて落車・・・転倒し目前までひろさとさんの前輪が迫ってくる大迫力!

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Photo by Takashi Saito

「あ、ひろさとさんのオンボードカメラにおいしい映像も残ったな」なんて考えながらとりあえず起き上がってリスタート。 写真でもしっかり残ってました。左のブレーキブラケットがかなり内側に曲がっていたがちょっと押したくらいでは修正できなかったのでそのまま走り出す。

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Photo by 薄井さん

5番手くらいで入る予定が30番手くらいまで落としてしまった。少し頭が痛い感覚もありDNFでいいかな・・・と考えていたが薄井さんをはじめ、至る所で声を掛けてもらえるので降りるタイミングを探しながら淡々と周回を重ねた。

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左のブレーキブラケットの曲がりに注目 Photo by Takashi Saito

先頭はあんなに離れているのか・・・と絶望したけど、とりあえず目の前の選手を一人一人パスすることだけ考える。止めようか迷いながらね。ブラケットは曲がったけど変速もブレーキも問題ないし、怪我も大した事なさそうだし止める理由はないんだけど。

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Photo by Takashi Saito

直線で抜き去るテンションはないけど、テクニカルゾーンで前をパスする楽しさはあったりして。ギャラリーが多い小山は2つのラインを練習してたこともあって、状況によってチョイスしながらパッシングできたのは楽しかったな。薄井さんの「ナイスライン」って掛け声が聞こえてニヤニヤしてました。ここ下のライン(向かって右のライン)しか走れなかったら前走者の後についてゆっくり行くとか、降りないとダメな状況になりますが、上のライン(向かって左のライン)で一気に何人も抜けたので美味しかったです。

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Photo by 薄井さん

恐らく5周目でひろさとさんに追いついたんだけど、もう気持ちが残ってないので付いていくことができず・・・バリアでもミスがあってこの周はバタバタ。しかし長いレースだな・・・と思いつつ6周目はしっかり走ってゴール。

リザルト:11位/36人出走 30%
Lap1 06:41.4
Lap2 05:58.5
Lap3 06:07.6
Lap4 06:08.9
Lap5 06:24.3
Lap6 06:10.6
合計タイム 37:31.3 (+2:02)

Good!
・試走で何通りかトライしたラインを戦略的に使えた

Bad
・落車
・目標達成できず

心拍的に全く追い込むことができず、淡々とラップを刻んだ事により、レース後若干咳が出たが喘息発作には至らず。薬を変えた事によりコントロールができたのであれば嬉しいが、きっと追い込めていないからであろう。その分冷静でもあったのでテクニカルゾーンはスムーズに走れたんじゃないかと思う。少ない収穫を挙げるとすればこれか。

問題は落車。スタートで上げすぎるとタレるからと抑えめで入ったが、いつも通り踏んでいれば単独で抜けだせたはず。最初の複合コーナーがそこまで危険だと認識してなかったのが問題だ。これもまたブランクからそこまで神経が行き届いていなかったからであろう。このまま終わるのも残念だが、この調子でいくつかのレースに参加しても危ないだけな気がするのでこの思いを残してシーズンを終えようと思う。



ひろさとさんのオンボード動画を見返してもあの場面ではあの流れになるのは予想できるはずだよな・・・自分も左に寄せているしね。スタートを抑えめで入りたいなんて思わない耐性を身につけておかないとダメだし、どこが危ないかを把握しておくのも大事。

レース中の頭痛は気のせいではなく終えてもやはり体調が優れないので午前中のレースだけ観戦して家路へ。応援を頂いたので返せなくてすいません。シーズン総括はまた今度。



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