ROTOR 3D30 CX1 CRANKS 5

2017年01月05日 21:00

前回インストールの記事の続きです。ROTOR 3D30 CX1クランクには実質純正チェーンリングしか使えません。その理由は、チェーンリングを固定するフィキシングボルトが、世の中にあまり流通していないサイズのために厚みのあるウルフトゥースなどの部品を使えないためです。代理店のサイトにも「ROTOR Q-CX1チェーンリングとの組み合わせを前提に設計されています。」としっかり記されています。何故かは書いてないんですけどね。

ネジ山があまりかからなくて不安に感じつつ、レースフェイスとウルフトゥースのチェーンリングを使っていましたが、サックシーズン後半にネジを舐めてしまいました。その後、紆余曲折あって純正楕円チェーンリング(QCX1 38T)を購入して取り付けました。

ローター ナローワイド

楕円チェーンリング(Q-RINGS)にはお使いのバイクのポジションに合わせて仮想ギヤが最大歯数になる位置を可変させることができるOPTIMUM CHAINRING POSITION(OCP)が搭載されています。1〜5段階で調整が可能ですが、まずはミドルの3でスタートしてロードの場合500キロほど走ってからセッティングを考えるように指示されています。この500キロは、最初は違和感を覚えるだろうけど、それは使う筋肉が変わるから。そこを一度乗り越えてから判断してねってことです。メーカーの指示に従いミドル「3」にセットしました。

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Photo by Zero

スターライト幕張CX、野辺山CX、湘南中井CXと3レースで使用。その後、年末のロードワークで乗った際、決定的に何か歯車が合っていない(比喩的な意味でね)感じがありました。それは太ももの後ろではなく、前ばかり疲労する感じ。サドルの位置をちょっと調整しようかと思っていたのですが、もしかしたらROTOR Q-RINGSのOCP設定の問題かな?

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ダイアテックWEB SITE ROTOR WHY Q-RINGSより

ミドルではクランク位置が4時のあたりで最大歯数になるように設定されています。標準的なロードポジションならここからスタートなのですが、TT(タイムトライアルバイク)のポジションであれば「4」か「5」でスタートすると説明書に書いてありました。より前乗りで前傾が深いTTでは最適な最大歯数位置が4時から5時方向に移動するそうです。



私のCXバイクはTTほどではありませんが、ロードよりも前乗りのポジションです。それなら「4」くらいではじめてもいいんじゃないかと思ったんですよね。500キロも走っていませんが、そもそもデフォルトが間違っていたんじゃないかと思いました。

「4」の状態で2017走り初めの記事で書きましたが違和感がない。真円のリングに比べてどうかはわかりませんが、少なくともQ-RINGSを「3」で使っていたときに比べたら自然に体重をペダルに載せられるように戻りました。

いきなりCXレースで使っちゃダメ
とりあえずここで得た知見はこれ。新しい機材の中でも自転車運動において最も重要なクランク回転運動の根本を変えてしまう部品をいきなり実戦投入はダメですよね・・・当たり前ですけど。CXレースではコース状況によってポジションをどんどん変更するし、短時間高強度の運動になるので客観的視点での判断が難しくなります。楕円のせいで疲労しているのか、それともレースの状況がそうしているのかがわからない。今回、じっくりとロードワークをしたことにより気がつくことができました。

最終判断はまだ出せませんが、やっと楕円(Q-RINGS)と向き合えるような気がします。位置が合わない場合にあれだけネガがあるなら逆にポジティブ方向に振れたときは効果を出してくれたらいいな・・・と。これってパイオニアのペダリングモニターがあればちゃんと数値で確認できるんでしょうね。

Q-RINGSは、ビンディングペダルやサスペンションフォークなどと同様の自転車の革命と呼んでも過言ではない製品なのです。とWeb Siteには書いてあります。その恩恵に与れるのか?シーズン後半戦を楽しみたいと思います。



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Qファクターの適正値って?

2014年11月29日 10:00

シクロクロスバイクに乗り始めてからロードバイクにはほとんど乗っていませんでした。3本ローラーをやるときもシクロクロスで乗っていましたが、カンチブレーキをリリースしてローラータイヤの交換するのが面倒で久々にロード(2006 Specialized Tarmac Pro)に乗ってみたんですよ。

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それが違和感ハンパなくて・・・その違和感の理由はQファクターの違いにあります。Qファクターって何?って方もいると思いますが詳しくはググって下さい。簡単に言うと写真のとこの幅です。これはターマックの写真ですが、シマノホローテック2で147.5mmくらいになるそうです。

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実際に感じる幅はそれにプラスしてクリートの位置やペダルのシャフト長などで更に広げたり狭くしたり調整ができます。

このQファクターってどうやってきまっているのでしょうか?ちなみに競輪で使うピストバイクはメチャクチャ狭く作ってあるそうです。(135mm前後)それができるのはシングルギアだから。狭い方が回転を上げるのは楽だそうで極力狭く作ってるとか。それならロードだってチェーンラインが許す限り狭くした方がいいんじゃないか?って話になりますよね。しかし、クランク長を長く設定しようとするとフレームのチェーンステーに干渉するかもしれない。リングギアが大きくなると同じくチェーンステーに干渉する可能性が出てくる。そこがダメならペダルのシャフトを短くしようとすればシューズの大きい人はクランクとシューズが干渉してしまうかもしれない・・・

それならクランクの設定長さ、コンパクトギアしか使えないなどの制限を設けてもっと短いQファクターのクランク作ろうよって出来たのがディズナのラ・クランクです。(合ってるかな?)詳しくはメーカーサイトへ

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上の写真はRAIZIN CYCLOCROSSですがこれにはラ・クランクがインストールしてあります。このクランクはQファクター143.8mmを実現しました。更に、付属のスペーサーを挿入しない場合には、139.8mmまで狭くすることができます。極端にして試して試したかったので私はスペーサーを抜いています。更にクリート位置もなるべくQファクターが狭く感じられるように靴の外側に取付けました。

この約10mmのQファクターの差。これがシクロクロスだけ乗っている時(狭くしたときは)気が付かなかったのですが、久し振りに広いロードに乗った時には違和感があったんですね。狭くしても何もわからないなと鈍感な自分に少々嫌気が差していたのですが、もしかしたらそれは歩きに近い自然な動きだから気が付かなかったのかもしれませんね。ロードに乗ると歩道の縁石を跨ぐようにして歩いているような変な感覚があります。

あぁ、Qファクターの狭いラ・クランクって最高だな!・・・って絶賛できれば簡単なのですが、この広いQファクターが本当に悪なのかと問われたらまだ即答は出来ません。トルクがかかるような時は広い方が安定する可能性はないのか?例えば50m走のスタートは両足の幅はちょっと広めの方が力強くダッシュできないのか?ダンシングでは?とかね。今の感覚的には長い時間キレイに脚を回すロードの方を狭くして、短い時間で高出力を要求するシクロクロスの方を広くするセッティングを試したい気もします。

骨盤が狭く身長が低い(足が短い)私の場合は狭い方が自然な気がします。狭いと言っても製品比較として狭いだけで身長も手足も長いカンチェラーラにとってのQファクター148mmが、私にとって138mmなんじゃないかと。

そう言えばバイクフィッティングをした時に膝が真っ直ぐ下りているか確認してカントのついてるスペーサーいれたりして補正しますよね。それがいらなくなったりするのかな?

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答えはまだ出ていませんが、幅をあれこれ選択できる部品を試すのは非常の意義があります。大量に製造する工業製品であるなら規格はできるだけ統一していくべきですが、それと同時にスポーツの道具ですからね。ユーザー(選手)にとっては体にフィットさせる事を優先したい。そこに答える製品を日本メーカーとして企画する東京サンエスにはリスペクトしかありません。ただし、体が小さいからイコール狭い方がいいなんて思考停止は禁物ですけどね。

追伸
Qファクターの差は気になったけど、クランク長については何も感じないんだよな・・・ロードは165mmでシクロクロスは160mmにしてありますけど。



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